2015年07月24日

意固地


「メンタリスト」からのセリフです。

1.意固地になっている

場面は覚えていないのですが、「意固地になっている」という字幕。英語のセリフは

You're just being contrary.

「反対の」「矛盾した」を表すcontrary「へそ曲がりの」「片意地な」という意味があるんですね。
英英辞典で確認してみると

perversely inclined to disagree or to do the opposite of what is expected or desired
(周囲が期待しているもの、願っているものに同意を示さなかったり、逆のことをやったりする強い傾向)

いわゆる「あまのじゃく」っていうやつですね。

2.又貸し

住む家を二つ持っていた被害者に関して、一つは又貸ししていたのだろうか?という話。「又貸し」はこんなふうに表現していました。

Renting it for somebody else

「又貸し」という日本語に比べると、長い!

ちなみに和英を引くと、

underlease/ sublease

という語句が載っていました。でも、会話では、このドラマのセリフのような言い方するほうが多いのかも。

ばっちもんがらさんの最近のブログでも、「替え玉受験」がtake an exam for othersだったか、こんなような表現をしていたニュースがあったと、書いてらっしゃいました。

自分の言葉で説明してみたら、意外とそれが自然な言い方だったりすることありそうですね。

3.お先に

ずっと前ですが、ブログにも書いたセリフ「お先に」

場面は大人の英会話クラスが終わって、みんなで予約していたレストランに行くところ。私はCDプレーヤーを片付けたり、その他やることがあったので、生徒さんに先にレストランに行っていてくださいと言いました。それで、皆さん、それではお先に行かせていただきますと挨拶。そのとき「お先に」って英語でどう言うんですか?との質問が出ました。

See you later.

くらいしか出てこなかったのですが、「メンタリスト」で似たような場面で、「先に(オフィスに)帰っているよ」を

I'm gonna head off.

と表していました。もっとも、生徒さんが一番ニュアンスに含みたかった「お言葉に甘えて」「申し訳ないですが」といった感じはいずれにせよ、表現しきれていないですけどね。


posted by Monterey at 14:16| Comment(6) | 英語学習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月16日

アナと雪の女王より


教材として使っている「アナと雪の女王」

そこで出てきた表現で印象的だったものを二つほど抜き出しました。

1.in fact

アナの旅の友、クリストフのセリフ。アナのせいで、とばっちりを受けたクリストフは

I don't want to help her anymore. In fact this whole thing has ruined me for helping anyone ever again.


ここで出てくるruinfor以下の関係がthank you forforとは違うなあと思いました。

thank you for〜は〜してくれてありがとう、つまり、for以下が感謝の理由になっているのに対し・・・

ruin forのほうは、ruinした理由ではなく、ruinした結果が述べられている。

辞書の項目で言うと、「〜の方へ」というかんじかなあ。


have respect for one's teachers
(師に尊敬の念をいだく)
あるいは
I left for Tokyo.
(東京に向けて出発した)
と同じカテゴリかなあ。

「この一連の事件が僕を崩壊させ、二度とだれも助けたくないという方向に持っていった」というのが直訳かな。自分ではこんな文作れないなあ。

さて、このin fact
「事実」とか「実際」と訳すよりも「それどころか」と訳す方がしっくりくるなと思って、辞書を見てみました。

ジーニアス英和の3番目の意味に「[通例否定文の後で前言を強調して]それどころではなく
(さらに)、はっきり言えば、さらに言えば」

例文としては

I did't like him much--in fact I hated him.
(私は彼があまり好きではなかった。それどころかむしろ憎んでさえいた)

穏やかではない例文ですが・・・

2.潔癖症

姉がいつも手袋をはめているのは潔癖症だからだと思っていた。という件り。英語は

I just thought maybe she has a thing about dirt.

have a thing
は、よく耳にするなあ、一度ブログで書いているような気も・・・と思い、検索してみたのですが、見つかりませんでした。

辞書を確認すると

1....が大好きである。
have a thing for movie stars

2....を毛嫌いする

と、両極端な意味で使われるんですね。それにしても、「潔癖症」とhave a thing about dirt 両者にずいぶん、開きがあるけど、似たようなことを言い表していますね。面白い。





posted by Monterey at 18:28| Comment(4) | 英語学習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月04日

徒然に


最近のレッスンから、学んだこと。

1.お願いします
レッスンの参考にしているNHKの「英会話タイムトライアル」

今月号に、空港からタクシーに乗るという設定がありました。

このコンドミニアムに行きたいんですけど、どのくらい(お金)かかりますか?
交通量にもよりますが、大体45ドルです。


I'd like to go to this condo. About how much would that be?
That'd be about 45 dollars, depending on the traffic


と、これがテキストの会話です。

こんな会話のあと、「じゃあ、お願いします」と言いたかったら、どう言えばいいですか?と、これは高校生からの質問。

お願いします・・・買い物なら、I'll take it.なんて言うけど、ここでは使えそうにないし。

じゃあ、「乗ります」でどう?I'll get in.

と、お茶を濁したあとに、テキストを見ると、「それでお願いします」という件りがありました。

そのセリフが

That sounds good.

なるほどねえ。「お願いします」の日本語に引きづられたなあ〜

2、棄権
テニスの錦織選手が、ウィンブルドンの2回戦を棄権しました。あるクラスでその話題になり、「棄権は、cancelですか?」と尋ねられ、またまた、う〜ん・・・と、とまってしまいました。

ジャパンタイムズではNishikori withdraws from Winbledon with calf injuryという見出しをつけていました。

ちょっと考えれば出てきそうな気もするけど、実際は出てこないんだなあ、これが。




posted by Monterey at 21:18| Comment(6) | 英語学習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月01日

平家物語


またまた、鋭い質問をなさる生徒さん。

なんの話からそうなったのか忘れてしまいましたが「盛者必衰」って、英語でどう表現しますか?とのちょっと遊び心を持った質問が飛び出ました。

「盛者必衰って、栄えていた人たちも必ず滅びるってことですよねえ」と確認したうえで、とりあえず、直訳してみました。

「栄える」はproperous・・・でも、properous peopleなんて言うかなあ?

「滅びる」はperish

Properous people will perish.

こう、ボードに書いて、直訳はこうなりますけど、これで意味をなすのかどうか、私の宿題にします。

と、例によって、宿題を持ち帰りました。

調べる前に、自分で再度考察。prosperous peopleは、ちょっとぎこちない気がしたので、少なくてもthose who are prosperousかなあ。ただ、who areは回りくどい気もするから、省略したほうがスッキリするかなあ。

Those prosperous will perish.

最後にsomedayくらい付けたい気持ちがあったのですが、敢えてつけずにwillに「必然を表す」意を込めてみました。

それでネットを検索、平家物語の冒頭を英訳しているサイトを発見。http://p450.hiho.jp/blog/log/eid216.html

この方の素晴らしい訳によると、「盛者必衰」の部分は
all who flourish must necessarily perish

なるほどなあ。うまいもんだなあ。その後の「驕れる者も久しからず」も、見事な訳でした。

Those who flaunt their pleasures are not long for the world

「驕れる」のところ、flauntの目的語にpleasuresとしたところが、なるほどねえと唸ったポイント。

中学の国語の時間、この冒頭を暗記する宿題が出て、家で覚えていたら、父が興味を持って、ついでに「つまり、栄華を極めるな」ってことなのか?と、不思議そうな顔をしていたことを思い出しました。中学生の私にはそれに答える能力はありませんでしたが、昔の人間である父は、なにかしら教訓めいたものを読み取ろうとしたのでしょうね。でも、この冒頭は世の中の無常を諦観ぎみに語っているのであって、無理に教訓を探すべきものではないのだろうな。



posted by Monterey at 22:08| Comment(0) | 英語学習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする