2016年03月12日

veryとjusst


高校生のクラスで「まさに」の意味のveryが出てきました。this very moment(まさにこの瞬間)のような用法です。

すると、女の子がjustとはどう違うの?と質問しました。

なるほど。そんなこと考えたことなかったけど、たしかに、疑問に思う気持ちもわかる。でも、両者には大きな違いがある気がする。

すぐに思ったのが、veryのほうはthe very girlのように、the(や、その他の限定詞)が先に来るけど、justjust the timeのように、justの後ろにthe+名詞句の順になること。

veryはこの場合形容詞だけど、justは副詞かなあ。just the timeなんて言うときは、timeを修飾するのだから形容詞か?

意味のうえでもなにか違いがある気がするのですが、「ここが違う」と明確に言うことはできませんでした。そのため例によって来週までの私の宿題となりました。

そこで、辞書を引いてみました。まずはjustから

ジーニアス英和より

These football hooligans are just animals.(フットボールで騒ぎを起こすファンはまさにけだものだ)

この例文のjustveryに替えて口に出してみました。

These football hooligans are very animals.

これでは意味をなさない。veryは、まさに同一のもの、という意味でないと使えない気がする。ということで、英英辞典で確認。

very: actual; precise (used to emphasize the exact identity of someone or something

やはり、the very animalsは相応しくなさそう。

それに対して、下記の例
It was just the thing his party needed before the election.(それは選挙前に彼の党がまさに必要としているものだった)

これは、彼の党が必要としているものそのものだから、veryでも表現できるはず。ただし、語順はやはりthe very thingとなるんだろうなあ。

It was just what his party needed.と言い換えることもできるけれど、これは、veryで代用できなさそう。It was very what his party needed.はなんだか座り心地がよくないかんじ。辞書によっては「まさに」の意味のverythe, this, that, one'sなどを伴って、という但し書きがあるものもありました。whatのような疑問詞の場合、そのような限定語はつきませんものね。

結論。veryは「同一の」の意味でのみ使い、その場合この語は形容詞。the, one'sなどの限定詞を前に置き、the very/ your very...などの形で用いる。一方、justは同一のものでなくても使え、just theの語順。品詞は副詞とのこと。

と、こんなところでしょうか。

posted by Monterey at 11:58| Comment(0) | 英語学習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする