2017年06月18日

アイヒマン・ショー


映画The Eichmann ShowDVDで見ました。

ホロコーストの首謀者の一人として、1960年代に逮捕され、イスラエルで裁判にかけられたアドルフ・アイヒマン。裁判の一部始終をカメラに収め、その姿を全世界に伝えたのだそうですが、この映画は、そのドキュメンタリーを作成した男たちのお話。

映画の最後に、フルックマンという、そのドキュメンタリーの作成に携わった男性の実際の映像が映り、彼の語りで映画は終わりました。その言葉がずっしり来ました。

英語字幕はなかったので、自分で書きとろうとしましたが、どうにも、わからない部分があり、ネットで検索してみました。https://www.youtube.com/watch?v=_KFxFwQTfq4

それでも、少し、疑問な箇所はあるのですが・・・

Each of us who has ever felt that God created us better than any other human being has stood on the threshhold of where Eichmann once stood. And each of us who has allowed the shape of another person's nose or colors of their skins or the manner in which they worship their God to poison our feelings toward them, have known the loss of reason that led Eichmann to his madness. Well, this is how it all began with those who did these things.

下線部が文法上納得いかないです。

has to know the loss of reason had led Eichmann to his madnessなら、構造としてはしっくりいくけど・・・ただ、それでも、had ledと過去完了にする必要性があるとは思えないような・・・

とりあえず訳としては
私たちの中で、一度でも、神は自分たちを他のだれよりも優れた人間に創り出したと感じたことがあるなら、その人はアイヒマンの立ち位置と同じ場所に立っている。他者の鼻の形や肌の色や神を崇める方法で私たちの感情を害したことのある人はだれでも、理性を失うことがアイヒマンを狂気へと誘ったことを知っておかなければならない。それにより、これらすべてが始まったのだから。

というような感じでしょうか。

ドキュメンタリーを監督したフルヴィッツというユダヤ系アメリカ人は、この裁判中継で、終始、アイヒマンという男は特殊な化け物ではなく、ごく普通の人間で、その普通の人間がこのような冷酷な悪魔になり得るという警告を世に投げかけていました。

愛国心が時に恐ろしいものになるというのは、ここら辺ですよねえ。



posted by Monterey at 15:45| Comment(0) | 英語学習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする