2013年04月29日

違いを楽しむ


4月28日付けジャパンタイムズにプロ野球西武ライオンズに今年加入したブライアン・スピルボーグス(愛称スピリー)選手の記事が載っていました。日本のプロ野球で成功するには、日本の野球そして日本の文化に馴染むこと、と言われますが、それを実践している選手として取り上げられていました。外国語を学ぶということは、その国の文化を学ぶということであり、自国以外の文化・習慣に興味を持つということは絶対条件。そのあたりで、この記事の内容とも通じるところがあるかなと思って、取り上げました。

スピリー選手も、まずは言葉の壁の話をしています。

My Japanese is still a toddler's level," He began the season on the Lions' ni-gun team, which gave him an impromptu crash course in the language.
(「僕の日本語はまだヨチヨチ歩きのレベルだね」彼は今シーズン、ライオンズの二軍からのスタートだった。そこで、彼は即席の日本語集中講座に身をおいた)

crash course: 受験などのための短期集中コース、特訓コース

We have the luxury of having a translator (on the ichi-gun level), But when I was in the minor leagues, I didn't have one.
([一軍では]通訳を付ける特権が与えられるが、マイナーリーグでは通訳はいなかった)

この最後の件り、「そうかあ、oneだよなあ」と、注目。私だったら、流れからつい it と言ってしまいそう。しかし、通訳は人ですから、せめてhim(her)ですよね。そして、I didn't have him.と、口にしてみれば、今通訳してくれている人が当時いなかったっていうわけではなく、だれでもいいけど、通訳やってくれる人がいなかったということなんだから、ここは不特定を表す代名詞oneですよねえ。

記事に戻って、現在、千葉ロッテマリーンズに在籍しているホワイトセル選手は、日本野球に馴染むのにこのように言っています。

They do a lot of things differently. It's not right or wrong. Just go with the flow and get yourself as ready and as prepared as you can.
([アメリカと日本では]たしかに、ずいぶん違う。どっちがいい悪いという話ではない。逆らわずに、そしてできるだけ対応できるよう心の準備をすること)

「逆らわずに」という時に、ラジ講座で学んだgo with the flowが使えるね。

阪神タイガーズのマット・マートン選手も同じようなアドバイスをしているようです。

Keep an open mind and don't get frustrated.
(何にでも心を開き、イライラしない)

スピリーはこのアドバイスを次のように言って感謝しています。

That's really good advice regardless of where you are, if you're in Japan or not.
(あれは本当にいいアドバイスだった。どこにいるかに拘わらず、日本であろうがなかろうが)

ここら辺が、言葉を学ぶ上でも極意かなあと思います。カルチャーショックを受けることもあるけど、それも、「所変われば、違うものだなあ」と感心しつつ、その違いを楽しむ。そうやって、楽しく学んでいきたいものですね。




posted by Monterey at 22:55| Comment(0) | Japan Times | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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