2013年05月28日

corporal punishment


5月26日付けジャパン・タイムズに、日本スポーツにおける体罰に関してロバート・ホワイティング氏の長いコラムが掲載されていました。

私は体罰に関しては無条件で反対なのですが、現在でも日本では、「無条件で」という人は少数派の気がします。多くの人は、ある程度の体罰はそれが教育的なものであれば、あるいは愛情があれば容認されるべきという意見の気がします。

このブログを読む方々は、アメリカ的民主主義に馴染みのある方が多いので、平均的日本人の思想とは違う気もしますが、それでも、ある程度は容認という人が多い・・・のかな?

さて、コラムでホワイティング氏は、自分が目にした、または耳にしたプロスポーツ界の体罰を紹介しています。一番強烈だったのは、今は楽天イーグルスの監督をしている星野氏のエピソード。

当時星野氏は中日ドラゴンズの監督をしていました。新人が一試合で二つのエラーをしました。星野監督は、試合後、選手をスタンド下に集め、その前にエラーをした新人を跪(ひざまず)かせます。そして、平手打ち。最後には監督自身の手が痛くなってそれでやめたというほど。

これを見ていた当時の助っ人アメリカ人スコット・アンダーソン選手が、この新人に、あまりにひどいので警察に通報しようと勧めたのだそうです。すると、その新人の返事

It was an honor to have such a great man as Hoshino educate me. It means he thinks I am important for the team.

(星野監督のような偉大な人に教育してもらえるなんて名誉なこと。私がチームにとって重要である証拠)

文化の差は、こんなに大きいかという衝撃的なエピソード。

英語という観点からの発見は、

Another high school baseball manager, ..., slapped several first-year students for committing crimes such as arriving late to practice and riding two on a bicycle.
(別の高校野球の監督は、・・・練習に遅刻したとか、自転車に二人乗りしたというやってはいけないことをした1年生を数人を平手打ちした)

注目ポイントはcrime

法律を犯す「罪」がcrimeで、嘘をつくなど道徳に反する「罪」はsinだと思っていました。ただ、練習に遅刻するのは、sinになるかなあ?という疑問はあります。わざととは言えない遅刻の場合道徳に反すると言えるのか?と。

crimeには、犯罪のほかに、「悪事」という意味があるんですね。

コラムのほうは、これでもか、というくらいの体罰の実例があげられていて、気が滅入りました。

どうして、こういうことがまかり通るのだろう・・・





posted by Monterey at 23:47| Comment(0) | Japan Times | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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