2013年10月18日

関係形容詞


高校生に、関係形容詞のwhatについて、質問されました。

「あ〜、What little money I haveとか、いうやつ?」と私が確かめると、「そうそう、学校の文法書にも、そんな例文が載っていた」との返答。

よくわからないので、解説してほしいと言われたのすが、私も解説するほど詳しくは知らないなあ・・・

というわけで、文法書を開く。

ロイヤル英文法

I’ll give you what money I have with me now.(今私が持っているお金はすべて君にあげよう)

質問した生徒
「こう言いたければ、I’ll give you the money I have with me now.だけでいいんじゃない?」


「でも、それなら、『すべて』という意味ははっきり示せないよね。I’ll give you all the money I have with me now.なら、同じ意味になるけど」

奇しくも、この関係形容詞whatの解説のページに、「what=all the 〜that…」と書いてありました。

これで、生徒も納得。そして、その下に、littleのついた例文もありました。

I gave him what little help I could.
(私はわずかではあるが私のできる限りの援助を与えた)

関係形容詞whatで、私が実際使われているところを耳にしたのは、1回だけ。遠山先生がYou can use what little brain I have.だったかな、そんなことを言っていました。でも、それくらいで、あとは聞いたことがない、などと高校生に言ってしまったのですが、言ったまさにその日の夜、ペーパーバックを読んでいて、こんな文章に出くわしました。

What little sleep he had gotten had been haunted.
なかなか寝付けない主人公。やっと眠ったと思ったら、夢の中の光景が彼に憑りついて離れないという件りで出てきた文です。

注意していれば、時に会話でも出てくるフレーズなのかもなあ。

これを応用して、「やっと得た数少ないチャンスなのだから活かさなくては」というセリフなら

I have to make the most of what little chance I’ve got.
でいいかなあ・・・

ちなみに、あまり見かけないけど、What few books I haveみたいに、可算名詞にも使えるみたいですね。

逆に、「彼はありあまる財産全部を寄付するつもりだ」みたいな例で、

He is going to donate what huge amount of money he has.

とかは、言えるのかなあ・・・それっぽい例文を辞書で発見できなかったので、不明です・・・





posted by Monterey at 13:30| Comment(8) | TOEIC・文法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ちょうどゆうべ読んでいた「日本人なら必ず誤訳する英文」に出てきました。ロイヤル英文法と違って説明が詳しいわけでも例文が豊富なわけでもなく、1つの例文について間違えそうな間違いを指摘している感じの本です。

Eric spent what money he had on food and clothes.
エリックは、有り金全部(なけなしの金)を食べ物と衣服につぎこんだ。

all that〜の意味になる場合がある、what little〜(少ないながらも〜のすべて)という成句のlittleが省略された形とも考えられるとあります。

恥ずかしながら知りませんでした。いや、学生時代にやったのかもしれませんが、関係詞はもともと大の苦手でテストでも点数が悪かったです。授業でやったのに忘れただけなのかも。今まで本や新聞記事に出てきたとしても分からないまま無視して先を読んでいたのだろうなあ〜と思いました。
Posted by Lily at 2013年10月18日 21:59
Lilyさん

私も学生時代、これをやった記憶ないです・・・たぶん、やってはいるんだろうけど、あまりわからないままだったのかなあ・・・

法律事務所に勤めていたとき、As is often the caseというフレーズが書類の中で出てきて、「なんだ、これ?文法的にはどうなっているんだ?」と思った記憶があります。でも、これも関係詞の項で、高校時代、ちゃんとやっているはずなんですよねえ。

Posted by monto at 2013年10月19日 23:07
ブログを検索したら、ひとつ見つかりました。
And I planned to live off that and what savings I could scrape together.
(そして、それとかき集めたすべての貯金で生活するつもりだったんです。)
2008年の「徹底トレーニング英会話」で、この時に初めて関係形容詞という言葉に出会いました。
この後、あと1回はどこかで出会ったと思うんですけど、どこだったか...。
久々に思い出しました。ってことは、忘れてたんですね、私。いつものことですけど(汗)
Posted by ラジ子 at 2013年10月23日 21:58
ラジ子さん

徹底トレーニングでも、出ているんですねえ。けっこう使われているんだなあ・・・自分でも使ってみたいものだ!

情報ありがとうございます。m(__)m

Posted by monto at 2013年10月24日 00:15
お久しぶりです。今日、ネィティブの大学生にスカイプで訊いてみました。He is going to donate what huge amount of money he has.この文章は不自然だそうです。"Automatically, you don't have much" の時に使うと言ってました。私の娘が大学受験の予備校に行っていた時にこの構文を学んでいて、私もその時知りました。
Posted by Hilda at 2013年11月06日 21:42
Hildaさん、こんにちは

確認してくださって、ありがとうございます。

そうかあ、augomaticallyかどうかというのが、ポイントなんですね。とりあえず、what little やwhat few と言いたいときだけ、使うようにしておきます。(って、実際、使いこなせるかどうかは疑問だけど)
Posted by monto at 2013年11月07日 10:21
またまた古い記事へのコメント恐れ入ります
ジーニアスとランダムハウスに

(多く[よく]はないが)(…する)全部の、(…する)だけの

(ジーニアス)

とあり、例文のところで

《few, littleがなくても「少ないながら全部」の意味をもっている場合が多い》

とありました。

また、ランダムハウスでは

I have read what books I have.の例文に、
関係形容詞の what は特別の含意を伴わない whatever とは異なり「少ないながらもあるだけの」の意を含んで用いることが多く、単に that[those]...which[who]の意の用法は《まれ》


とありました。

たまたま見つけたので報告いたしました。


Posted by ymtsh at 2015年01月04日 01:29
ymtshさん

ご報告ありがとうございます。

あれ以来、関係形容詞には出会っていない気がするけど、知らずにお目にかかっているのかなあ。
Posted by monto at 2015年01月04日 15:06
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