2015年04月03日

escalator


4月1日付けジャパンタイムズの記事

タイトルはOsaka may switch sides in long-standing standoff over escalator use

タイトルだけでは、なんの話か想像できませんでした。

本文はこんな書き出し。

The Osaka Metropolitan Government is considering an ordinance that would compel people in the country's second-largest city to stand on the left side of escalators and use the right when passing others.
(大阪府は市民に対しエスカレーターでは左側に立ち、追い越し通路として右側を使用するよう義務付ける条例を視野に入れている)

なんで、今さら?なんでその必要が?と思ったら、次にその理由が

Officials said Tuesday that the move would put Osaka in line with Tokyo and put an end to confusion by tourists in the lead-up to the 2020 Olympics.
(当局が火曜日に語ったところによると、この動きは2020年のオリンピックの布石として東京と歩調を合わせ、観光客の混乱を取り除こうとするものだという)

なるほどねえ。でも、条例作らなくても、エスカレータの様子を見れば、観光客もすぐに察しがつくんじゃないの?・・・とも思ったけど、不慣れな外国旅行をしている人たちの中には混乱する人もいるかなあ?条例で決まれば、「右側は追い越す人たちのために開けてください」と英語の標識も作られるだろうし、親切なのかなあ。

などと、思いながら、記事を読むのはここでストップしてしまいました。

翌日、英会話のクラスでエイプリルフールの話となりました。そういえば、毎年のように、ウソの記事を掲載するジャパンタイムズだけど、今年はなにか載せたのだろうか?(と、この時はエスカレータの記事のことはすっかり忘れていた)と、再度確認して、すっかり騙されたことに気づきました。

ちなみに、記事はこのあと、なぜ、東京は左、大阪は右に整列するのか、その理由は江戸時代にまで遡るとして、武士が左脇に差していた刀との関係をもっともらしく説明していました。

最後はJR西日本の広報の人の話として、

the company is creating a mascot, tentatively named Hidaridesse, to remind Osakans of the shift to the left. Designs under discussion include an egret with its beak pointing to the left and a flamingo standing on its left leg.
(会社はマスコットを作成し、とりあえず「ヒダリデッセ」と名づけました。大阪の人に左に移行することを覚えていただければと思います。検討されているマスコットのデザインには嘴を左に向けている白さぎや左足で立っているフラミンゴなどがあります)

と締めくくっています。

egretがわからなかったので、辞書を調べたのですが、「白さぎ」でした。大阪のお隣の観光スポット「白鷺城」をイメージしたのかなと最初は思いましたが、「詐欺」とかけたのでしょうね。

楽しい記事をありがとうございます!



posted by Monterey at 11:15| Comment(0) | Japan Times | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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