2016年03月08日

お膳立て


例によって、今見ているドラマ「エレメンタリー」よりメモったものです。

1.物は言いよう

言い訳をしている会社役員。嘘とまでは言えないギリギリの言い方。それに対して、ホームズが「物は言いようだ」と皮肉る場面。その英語が

Well, you say tomato.

これは英語と米語の違いを指摘する"tomato,""tomato."「トメイト」「トマート」がベースになっているんですよね。

ホームズはイギリス人なので、このセリフyou say tomato.は「トメイト」と発音しています。「僕はトマートと発音するけれども、人によってはトメイトと言う。同じトマトという事実を話していても、ずいぶん言い方は違ってくるものだ」ってことなんでしょうね。

これって、イギリス人でもアメリカ人でもない私のような人間でも、応用できるのかな。

「物は言いよう」の例ではないけど、みんながそのように考えるわけではない、と言いたい場合、Not all the people say tomato.

相手が北米人だったら、「トメイト」、英国や豪州人だったら「トマート」にするというルールで。

2.一人歩き

アダム・ピアという架空の人物を作り出したのだけれど、その人物が創造主(二人)も手に負えないくらい一人歩きしてしまったという状況。

Before we knew, Adam Peer had become something bigger than either of us.

「一人歩き」はただ単に「創造主より大きくなってしまった」でいいのかあ。なるほどねえ。

3.お膳立て

刑事として自信を失っているレストレード(日本では昔から「レストレード」と呼ばれているのですよねえ。ドラマの登場人物はみな「レストラード」と発音していました)に、自信回復の手立てとして容疑者がみえみえの事件解決をお願いするという設定。レストレード警部はそうとは知らずに見事事件を解決。おめでとうと祝福するワトソンとホームズ。そのころには、真相を察したレストレード。そこで一言。

It would have been nice, had he not been handed to me on a silver platter.
(お膳立てがなかったら、さぞかし、嬉しかっただろう)

「銀の皿に載せて差し出す」で「お膳立て」を表しているんですね。さらに、if he had not been handedhad he not been handedで表しているのも、驚きでした。こういう表現って、ビジネスレターなど、書き言葉でしか使われないと思っていたのに、会話で使われるんですね。

4.百発百中

状況は忘れてしまったのですが、「百発百中」を

Batting a thousand

「10割打者」と表現していました。野球の打率はふつう3割2分8厘のように、小数点以下2の位までで表すと思うのですが、だったら、Batting a hundredになりそうなものだけど・・・

posted by Monterey at 00:01| Comment(2) | 英語学習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
最近メモをすることが億劫になってきている私です。簡単に忘れていくので面倒くさがらずメモしないとダメですね。

トマトの話は時々ドラマで耳にしますがpotatoバージョンもありますね。
サッチモことルイ・アームストロングの歌でラジオ英会話でも過去に取り上げた
Let’s Call the Whole Thing Offという歌がありますが、
You like potato and I like potahto
You like tomato and I like tomahtoという歌詞がありますが
sayではなく(歌詞にはsayと歌う箇所もほかの単語でありますが)like
ですが、ドラマのセリフなどsayで統一しちゃっているのかも。

一人歩きのセリフですが、さすがキリスト教徒が多い英語圏ですね。
勝手な憶測ですが「架空の人物を作り上げた」ということで創造主をあえて使ったのかなと。take on a life of its ownというのも「一人歩き」で使えるかもしれませんがどうでしょうね。

hand(give) to someone on a silver platterは「うやうやしく差し出す」という訳があったので、刑事と容疑者という関係性から使われたのでしょうか。シチュエーションによってはset the stageもありかな?
私は子供のころホームズをほとんど読んでないので、警部がレストレードと呼ばれていることはもちろん名前そのものも記憶にありませんでした。ドラマは見ているのに(^^;;) Lestradeと綴るのですね。ローマ字読みしてしまうことが多い日本人だからレストラードと訳しそうなものですよね。レストレイドという表記もあるそうですが、tradeという単語につられちゃったのでしょうか。今でこそドラマや映画、インタビューやオーディオブックなどで発音を確認することが簡単ですが、日本に入ってきたときは原文を見ただけで訳してきたのかしら?今でさえ誤訳が多いと専門家が指摘するくらいですから。でも人名の表記はできるだけ実際の発音に近づけてほしいですよね。

百発百中はなるほど10割打者と言えるわけですね。野球が人気のアメリカならでは!hit the bull's-eyeというフレーズがありますよね。always hit the bull's- eyeなんかでは通じないかなあ。
Posted by Lily at 2016年03月11日 00:43
Lilyさん

ためになる情報たくさんありがとうございます。感心しながら読ませていただきました!

名前のカタカナ表記は今でも気になることが度々あります。私の尊敬する脚本家Peter Shaffer氏はカタカナ表記はピーター・シェーファーですが、映画「アマデウス」出演者のインタビューを聞くと、シャファーと発音されていました。(綴りも"ff"だから、二重母音よりは短母音のことが多いですよね)

何年も前、イングリッシュ・ジャーナルのインタビューでシャーリーズ・セロンが自分の名前の由来を語っていたとき、父親チャーリーにちなんでチャーリーズとなったというようなことを話していた記憶があります。えっ、シャーリーズではないの!?と驚きました。

有名どころでは、ヘボン式ローマ字を作ったヘボンさんと、オードリー・ヘップバーンが実は同じ名前だなんていうのもありますよね。

英語とカタカナは別物だから、正確にカタカナ表記をするのは不可能ですが、やはりできるだけ原音に近づてほしいですよねえ。
Posted by monto at 2016年03月11日 09:00
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: