2017年01月24日

語源


先日、初級の生徒さんからbusybusinessは何か関係あるのですか?と質問を受け、ジーニアス英和をチェックしてみました。すると、businessbusy+ness「手がふさがっていること」というのがそもそもの意味だと書いてありました。

音が似ている語というものは、こうやってつながっている場合が結構あるんだなあと改めて思ったしだいです。ちょっと語源に興味を持ち、それにまつわる本を2冊ほど購入しました。

1冊目は「英語の語源のはなし」(佐久間治・研究社出版)
ドルマークや、アンドのマークの起源とか、小鳥のカナリアは元をたどれば実は犬のことだったとか、とても興味深い話が満載でした。

そんな中、一番驚いたのがpenpencilは実はなんの関係もないという話。

penは「羽(根)」を表すフランス語から来ているのだそうです。たしかに昔は羽ペンで書いていましたものね。それに対し、pencilは「尖った」を表すラテン語が語源だとのこと。同じ語源の「尖った」関連ではpeninsulapenetrateなどがあるとのこと。

余談で、フランス語では「鉛筆」をcrayonと言うそうで、なんだか混乱してきそうなエピソードです。

もう一冊は「英語の質問箱」(里中哲彦・中公新書)

こちらも、「乾杯」を表す言葉がなぜトーストなのかなど面白い話がいろいろありました。そんな中、時々、英作文コーナーみたいな箇所があって、孫の誕生日を忘れてしまい、遅ればせながら誕生日カードを書いているお祖母ちゃまの英語がためになりました。「この歳になると物忘れがひどくなるの。自分の誕生日を忘れようと努力していたら、努力しすぎちゃってあなたの誕生日まで忘れてしまったの」この最後の部分をこんな風に表現していました。

Seems like I made an extra effort and forgot even yours.

こんな機転の利いたカードなら、読んでいて楽しいですね。




posted by Monterey at 17:38| Comment(2) | 英語学習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
peninsula の語源、自分のブログに書いたことがあります。多分辞書で調べたような気がするんですが、pen は「ほとんど」という意味と書いてありました。今ネットをチェックしたら、「尖った」と「ほとんど」、両方見つかりました。語源てけっこうあやふやなことがありますが、これはどっちなんでしょうね。
Posted by ばっちもんがら at 2017年01月25日 23:50
ばっちもんがらさん、こんばんは

語源は複数の説があるものが多いですよね。penもそうなんですね。

ご紹介した1冊目にはドルマーク$は、昔のスペイン貨幣で8レアル(1ペソ)が1ドルだったため、その8の簡略記号であるとなっていましたが、2冊目には「8」語源のほか、スペインペソの表面にヘラクレスがジブラルタル海峡に立てたと言われる柱が描かれていたため、これを表記する際、柱を象徴する2本の縦線と複数の語尾を表すSを重ねたのが始まりという説も載せていました。

「ほとんど」というのは、どこを巡り巡って「ペン」を表す語になったんでしょうね。それも調べると、面白い歴史がありそう・・・
Posted by monto at 2017年01月26日 00:54
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