2017年02月07日

double indemnity


本屋さんで本をパラパラ見ていると、鳥飼玖美子さんの本(タイトル忘れてしまいました)を見つけました。その帯に大学受験もTOEICも読解力が勝負、みたいなことが書かれていました。改めて読むことの大切さを痛感した瞬間です。

帰宅して、本棚から読みかけのまま埃をかぶっているペーパーバックの中から1冊取り出しました。James M. CainDouble Indemnityという本。保険の倍額支払いという意味らしいのですが、ふる〜い小説(1930年代)なので、英語も古いです。今確認するとビリーワイルダー監督が映画化しているんですね。私は子供のころ、NHKでドラマ化したものを見た記憶があります。

古いうえに、主人公は教育程度が低いということなのか、彼の語る言葉には三人称単数の概念がなくHe don'tを連発しますし、変だなあ?という英語に時々お目にかかります。わざと間違った表現を作者が使っているのか、古い表現だからなのか、単に私の英語力がないからなのかわからないまま読んでいます。

それでも参考になる表現も、もちろん出てきます。保険の営業マンである主人公が保険の更新時期にある家にアポなしで売り込みに行きます。留守かもしれないけれど、「ひょっとしていらっしゃるかもしれないと思いまして」みたいなセリフが

I just took a chance.

「ダメ元」は

so I though it wouldn't hurt.

結果、夫は不在で妻が応対します。「どのような保険ですか?私も知っておかなければならないのでしょうが、把握していなくて」

と、このセリフは

What kind of insurance has he been carrying? I ought to know, but I don't keep track.

こんなところにkeep trackが使えるんだなと、頭の片隅にメモ。これを聞いてセールスマンは「事故が起こらない限り、だれも気にしませんよね」と応答しますが、その「気にしない」にもnone of us keep trackと使っています。

there's many a man walking around todayなんて英語も出てきます。many a プラス単数名詞というのは高校の文法書には書いてありますが、今では、ほとんど使われないのではないでしょうか。

子供のころドラマで見たとはいえ、ほとんど記憶がないので、この先楽しみに読みたいと思います。今度は途中で投げ出さないように。
posted by Monterey at 15:30| Comment(0) | 英語学習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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