2017年03月12日

シジミ貝


久しぶりにシジミ貝の味噌汁を食べました。子供の頃はよく食べていて大好きでした。(貝好きです)でも、最近はもっぱらアサリの味噌汁ばかりで、シジミはとんとご無沙汰でした。久々に目にして、向田邦子の一節を思い出しました。たしか短編小説だったと思うのですが、お見合いの席で、シジミの味噌汁が出る。見合いの相手が貝の身まで食べるのを見て、それに幻滅し、見合いの話を断るという件りです。

その話をクラスで、簡単な英語で話しました。皆さんはシジミの味噌汁、身は食べますか?と聞いたところ、生徒さんは二人だったのですが、元々貝は好きではないという方は、身は食べず汁だけをいただくという答えでした。もう一人は、食べますという答え。なぜ、幻滅するんですか?と不思議顔。向田邦子がどのように説明していたか忘れましたが、私の言葉で言えば、・・・と、ここで、英語も日本語も出てこない。かろうじて出てきたのは「みみっちい」という語。これって、共通語でしょうか?今、辞書調べたら、載っていたので、北海道弁ではないようですね。でも、その答えは、大人として、あまりにも語彙が貧しいというか俗語なので、もう少しまともな形容詞を探しました。そして出てきたのが「卑しい」 そこでまず、「卑しいから」と日本語で答え、それから英語表現を考えました。

ということで、なが〜い前置きになりましたが、やっと英語の話。「卑しい」を英語でどう表現するか?最初に私が思いついたのは、greedy

でも、greedyは、「卑しい」というより、「貪欲」「なんでもほしがる」ことを表す語だよなあ。ちょっと違う。

そこで和英を頼りました。研究社の和英大辞典では、まず、「身分の低い」という意味の「卑しい」が掲載され、次に「卑劣な」「卑屈な」「野卑な」の順に形容詞が並びます。この中で、vulgarを発見。これは、私が言いたかったものに一番近いと思いました。これをヒントにnot sophisticatedも近いかなあとも。

形容詞と言えば、もう一つ。先月、英検の面接を受けることになっていた高校生。クラス内でも、面接の練習をしたのですが、家でも練習したいのでと、「がめついお願いですが、問題集お借りしてもいいですか?」と言いました。そこで私「もちろん、いいけど、『がめつい』は日本語としてどうなの?」二人で笑ってしまいました。でも、かく言う私も的確な言葉がすぐに出てこない。二人で数秒もどかしい思いをしたのち、高校生のほうが「厚かましい」という言葉を思いつき、「あっ!それだ!」となりました。

「厚かましい」はどう英語で表現すればいいのだろう?すぐに思ったのはdemandingこれでもいいでしょうか?

今、辞書で調べてみました。

オーレックス英和
「厚かましいお願いですが、車を明日1日貸していただけませんか」はI know I'm asking too much, but could I possibly use your car for the whole day tomorrow?

まあ、車を借りるなら、この表現もいいでしょうが、問題集1冊借りるのに、asking too muchはそれこそtoo muchの表現だから、いりませんね。後半のcould I possibly ...の部分だけで十分ですね。このpossiblyがうまく使えない。「厚かましいお願い」と言いたいときは、Could I possibly ...の形で覚えてしまおうっと。

ところで、「貝の身」の「身」はなんて言うんでしょう?

辞書では・・・
オーレックス英和
「工場の人々は一日中あさりの身をむいていた」
The people in the factory were shelling littleneck clams all day.

littleneck clamsで「アサリ貝」らしい

「はまぐりの身を殻から出して粗く切っておいてください」
Remove the clams from the shells and chop them coarsely.

「アサリの身」は「アサリ」、「ハマグリの身」は「ハマグリ」と表現するんですね。カニの身はmeatなのに。同じshellを持っていても違うんですね。




posted by Monterey at 23:25| Comment(0) | 英語学習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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