2017年02月04日

arguably


2月3日付けジャパンタイムズ、スポーツ欄に二刀流として有名な大谷翔平選手が足首の故障により、3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に投手としての出場を辞退したという記事が掲載されていました。実際は昨日小久保監督から投手打者問わず代表メンバーからはずすという発表がありました。

野球ファンとしては残念ですが、ここは英語のブログですので、英語のお話。この記事の第2段落の書き始めが、こんなかんじでした。

Otani is easily the most popular name on the Samurai Japan roster...
(大谷は侍ジャパンの名簿の中で文句なくもっとも人気のある名前である)

注目ポイントはeasily

辞書に【最上級・比較級などを強めて】確かに、疑いなく、と載っていて、例文としては

be easily the best [first]もちろん最上だ、苦も無く一番だ

In value salmon easily leads.価値の点でサケが無論筆頭

この使い方を見て、arguablyという副詞を思い出しました。

arguablyに初めて出会ったときは、なんだか変な単語だなあと思ったものです。辞書には「(論理的に)主張できるように、おそらく間違いなく」と載っているのですが、argueは「言い争う、議論する」ですからねえ。それが副詞になったら、「おそらく」はついているものの「間違いなく」っていう意味になるのはどうして?と腑に落ちない気持ちでした。

ランダムハウス英和によれば「ほぼ間違いなく」のほかに「議論の余地はあるが」という意味も載っています。100人中一人、ふたりは異議を唱える者もいるかもしれないが、ほぼ全員と言っていい人が同意するであろう、という意味合いで使われるようになったんでしょうね。日本語なら「嵐は日本でもっとも人気のあるグループだ」などと言い切ってしまうところを、英語ではone of the most popular groupsと用心深く言いますからね。そんな論理が働いて、「議論の余地はあるにせよ」のような語が生まれたのかもしれませんね。

それに対し、easilyは採決取ったとしても、なんの議論もなく簡単に決まってしまうほど、「当然の」ということなんでしょうね。



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2017年01月24日

語源


先日、初級の生徒さんからbusybusinessは何か関係あるのですか?と質問を受け、ジーニアス英和をチェックしてみました。すると、businessbusy+ness「手がふさがっていること」というのがそもそもの意味だと書いてありました。

音が似ている語というものは、こうやってつながっている場合が結構あるんだなあと改めて思ったしだいです。ちょっと語源に興味を持ち、それにまつわる本を2冊ほど購入しました。

1冊目は「英語の語源のはなし」(佐久間治・研究社出版)
ドルマークや、アンドのマークの起源とか、小鳥のカナリアは元をたどれば実は犬のことだったとか、とても興味深い話が満載でした。

そんな中、一番驚いたのがpenpencilは実はなんの関係もないという話。

penは「羽(根)」を表すフランス語から来ているのだそうです。たしかに昔は羽ペンで書いていましたものね。それに対し、pencilは「尖った」を表すラテン語が語源だとのこと。同じ語源の「尖った」関連ではpeninsulapenetrateなどがあるとのこと。

余談で、フランス語では「鉛筆」をcrayonと言うそうで、なんだか混乱してきそうなエピソードです。

もう一冊は「英語の質問箱」(里中哲彦・中公新書)

こちらも、「乾杯」を表す言葉がなぜトーストなのかなど面白い話がいろいろありました。そんな中、時々、英作文コーナーみたいな箇所があって、孫の誕生日を忘れてしまい、遅ればせながら誕生日カードを書いているお祖母ちゃまの英語がためになりました。「この歳になると物忘れがひどくなるの。自分の誕生日を忘れようと努力していたら、努力しすぎちゃってあなたの誕生日まで忘れてしまったの」この最後の部分をこんな風に表現していました。

Seems like I made an extra effort and forgot even yours.

こんな機転の利いたカードなら、読んでいて楽しいですね。




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2017年01月10日

メリル・ストリープのスピーチ


明けましておめでとうございます。

って、年が明けて10日も経ってからこんな挨拶しても間が抜けた感じですが・・・

朝方テレビで、メリル・ストリープがゴールデン・グローブ賞受賞スピーチにおいて、トランプ氏を批判したという話題を見ました。その原語版を知りたいと思ってネット検索し、動画もスピーチスクリプトも目にしたのですが、感情に流されることなく冷静でまた威風堂々としていて感動的でした。

そこで、彼女のスピーチの一部をご紹介したいと思います。

...you and all of us in this room really belong to the most vilified segments of American society right now.(今この部屋にいる私を含めた全員がアメリカ社会で一番批判される集団の一員です)
--訳は私が付けています

vilify:けなす、中傷する(知らない語だなあ・・・)

Think about it: Hollywood, foreigners and the press. But who are we and, you know, what is Hollywood, anyway? It's just a bunch of people from other places.(考えてみてください。ハリウッド、外国人、マスコミですから。でも、私たちは何者でしょう?ハリウッドって一体なんでしょう?諸々のところからやって来た人たちの寄せ集めじゃないですか)

と言って、会場にいる俳優たちを名指しで、その人たちの出自を述べ、ハリウッドが如何に多様な人たちの集まりであるかを思い起こさせます。そして、こう続けます。

So Hollywood is crawling with outsiders and foreigners and if we kick them all out, you'lll have nothing to watch but football and mixed martial arts, which are not the arts.(ハリウッドはよそ者、外国人だらけです。その人たちを追い出したらどうなりますか。見ることのできるものはフットボールとマーシャル・アーツだけ。それはアーツではありません)

ここら辺、トランプ氏への当てつけである気がしました。選挙戦の応援メンバーを見ても格闘家が目につきましたし、全米プロレス協会の元理事が重職に就くとか取り沙汰されていましたし。

また、トランプ氏が体に障害を持った記者をそのことで嘲笑したという事件があったそうで、メリル・ストリープはそのことにも、冷静に、しかしはっきりと触れて遺憾の意を表明していました。

そして次のセリフにつながります。

Disrespect invites disrespect. Violence incites violence. When the powerful use their position to bully others, we all lose. OK, go on with that thing. OK, this brings me to the press. We need the principled press to hold power to account, to call them on the carpet for every outrage.(軽蔑は軽蔑を招き、暴力は暴力を呼びます。権力のある人がその地位を使って他者をいじめると、私たちはそれに対抗する術がありません。どうぞ、やるならやってください。だから、私はジャーナリストの皆さんに呼びかけます。私たちは信念を持った記者の皆さんに権力を牽制し、あらゆる横行に対し批判していただく必要があります)

こんな訳でよろしいでしょうか。

スピーチの最初に、彼女は先週末、声を出しすぎて枯らしてしまいました、と言っていたのですが、彼女の声はそのとおり枯れていました。しかし、声の小ささとは裏腹にそのメッセージは力強く、会場の感動を呼んでいました。彼女の存在感の大きさとハリウッドの権力に立ち向かう姿勢に、私も改めて感動しました。

追伸
自分の訳が間違っていないか確かめたくて、このスピーチを和訳しているサイトを検索してみました。そこで、見つけたのですが、格闘技のくだりは、一部の格闘技愛好家の怒りを買っているようですね。私もこのくだりに関しては、ちらっと気にはなりました。でも、日本では相撲や柔道は「道」として貴ばれ、芸術に近い扱いを受けることもあるけど、アメリカにおいての格闘技はプロレスやK−1などで、芸術とは呼ばないだろうな・・・と思いました。私は野球をはじめスポーツ観戦は好きですが、それは芸術とは捉えていないし、この世には芸術とスポーツとその両方が存在していてほしいです。そのどちらも欠けた世界は望みません。






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2016年12月29日

Happy New Year!


押し迫ってきましたね〜
この時期にはテレビで、年末年始のしきたりを紹介したりしますよね。たとえば、本日、29日には、お正月の飾りつけをしてはいけないとか。こういうのって、形式に縛られすぎて、私には不毛に思えることもしばしばあります。

それはさておき、先日見た番組で、年賀状のA HAPPY NEW YEARは間違いだと言っていました。その理由は"A"を付けると、年明け前の挨拶になってしまうから、というもの。

私はそれを聞いて、う〜ん、100%正しい説明なのだろうか?と気にかかってしまいました。

むか〜し、A Happy New YearHappy New Yearどちらが正しいの?と一人のアメリカ人に聞いたことがあります。その人曰く「面と向かって挨拶するときは、Happy New Year!、書き言葉としてフォーマルなニュアンスがあるのがA Happy New Year カードの文面であっても、カジュアルにしたければAは付けない」

それを聞いて私は、Aが付くのは、I Wish You a Happy New Yearの省略ということなのだろうなと思いました。

それから数年、年賀状のフレーズを注意してみていると、"A"が付いている物から、付いていない物へと主流がシフトし、今では付いていないバージョンが大多数な気がします。

考えてみれば、I wish you a happy new yearと書くのは、クリスマス・カードなど、年末の時期でしょうからね。年が明けてから、このフレーズを書くことは英語圏ではあまりないのかも。それに対し、新年、人に会えば当然Happy New Yearという挨拶を交わします。そう考えると、A Happy New Yearは年の瀬っぽいのかなとも思います。

ただ、どうなんだろう?たとえば、12月31日に、たまたまメールを送ることになった英語ネイティブがいたとして、その人が、文面の最初か終わりにA Happy New Year!と書くかなあ?I wish you a happy new yearHave a happy new yearなら書きそうだけど。省略して書くことあるのかなあ?

1月開けてのメールならどうだろう?I wish you a happy new yearなら、買いても良さそうな気もする。Have a happy new yearは「良いお年を」と言っているようで、年末の挨拶に思える...

A Happy New Yearは年末にも年始にも使わない気もする...でも、昔聞いたアメリカ人はフォーマルな感じはするとは言っていたけど、使わないとは言っていなかったから、不自然なこともないのかなあ。使えるなら、年末でのみ使うのかしら?そうは言っていなかったけどなあ。

どうも、気になることを投げかけてきた番組でした!

とりあえず、皆様、良いお年を!



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2016年11月29日

Revenge


ひっさびさの更新です。

その間も、ドラマ「リベンジ」をチョコチョコ見ていたので、そこからのメモです。(このドラマ、「やりすぎだろう!」とあきれ加減でもあるのですが、途中で止めるわけにいかないという状態になっています)

1.後輩
ご存知のように、英語では先輩・後輩の観念あまりありませんよね。だから、生徒さんから「先輩ってどう言えばいいんですか?」なんて質問が出ると、答えにolder/elderくらいしか思い浮かばず、困ります。

今回、ドラマでは同じ大学出身だという二人の間で、「あなたの2,3年後輩ですね」というセリフが出てきました。それがこちら

So I was probably a few years after you.

after youなんて表現、私にはないなあと思わずメモしました。(日本なら、2,3年の違いだったら、「何年卒業?」なんて確認して、正確にいくつ後輩なのかはっきりさせそう)

(あれっ?このセリフ、「リベンジ」からではなく、映画「スポットライト 世紀のスクープ」からだったかも・・・いい加減ですみません)

2.不愛想
彼は不愛想だから、というセリフ。これをこんな風に表現していました。

He's not a people person.

なるほどね。簡単な表現で、自分でも使えそう。

3.深い穴

政治家は信用ならない、と怒っている男性。その弟が、冗談めかして

Do you know why you're supposed to bury a politician 100 feet down? Cause deep down, they're really good people.

たしか字幕では「なぜ政治家を埋葬するときは深く穴を掘らなくてはいけないか知ってる?生まれ変わったら、善人になれるから」みたいなかんじでした。普通の人より深く掘らなければ善人に生まれ変わることはできないってこと?そのくらい政治家は救いようがないってこと?

なにか腑に落ちなくて、英語字幕を確認しました。すると、ますますわからなくなりました。しかし、今はネットという便利が道具があります。調べた結果、これはディオゲネスというギリシアの哲学者の言葉だそうで、元々は政治家ではなく、弁護士に言及したもの。地中深くでは、彼らも善人だ。つまり、地上では(弁護士はだれ一人)善人ではない。という痛烈な皮肉なのだそうです。そんな昔から、弁護士は悪徳で有名だったのかなあ。それにしても、これがドラマのセリフだなんて、この哲学者の言葉って、英語圏ではよく知られたものなのかなあ・・・


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2016年10月25日

ドラマ「リベンジ」より


最近見ているドラマ「リベンジ」からメモった表現です。

1.やっぱりな
「やっぱりな」という言葉は、様々な状況で使われますが、今回は、「やっぱり、君の言ったとおりだったな」という場面だったので、

You're right.

なんの変哲もないのですが、これとSee!? I was right.の二つで、「やっぱり」の半分はカバーできるかもと思いました。

この語には正反対の意味、「やっぱり、間違っていたかあ」という使い方もありますよね。その時は、Oh, I was wrong.くらいでしょうか。

2.逆切れするのは筋違い
あなたも私に同じことしたくせに、私があなたに同様のことをしたら怒るなんて、そんな資格あるの!?という場面でした。そのときのセリフが

Careful who you're calling black, little kettle.

これは、元になったフレーズがありますよね。

The pot calls the kettle black.

改めて辞書をひくと、「自分のことを棚にあげて他人を非難すること」と載っていました。辞書によっては「目くそ鼻くそを笑う」という日本の諺を訳語にあてているものも。それにしてもこの諺、もう少し清潔感のあるものにできなかったのかなあ。

「自分のことを棚にあげて!」と言いたいとき、すっと出てくるのはむずかしいから、Hey, black kettle!とか言ったら、ネイティブには通じるかしら。まあ、めったに使う状況はやってこないと思うけど。

3.電話に出ろ

ある女性にかかってきた携帯電話。出たくない女性。隣の男性がじれったそうに「電話に出ろ」という場面。

Take the phone.

なぜ、これを取り上げたかというと、つい最近、英検準2級の問題集をクラスでやっていて、これにまつわる問題が出てきたから。

The phone was ringing, but there was no one to ( ) it.
1. reply 2. receive 3. answer 4. take


答えは3番。教えていて、ほかはダメなんだろうか?とふと思ったのですが、まあ、自分で使うならanswerだし、正解を確認してもanswerだったから、ほかは使わないってことね。ということにしました。

その矢先にTake the phone.と出てきたものだから、あれ〜?と思ったのでした。




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2016年10月07日

高校の教科書から


高校の教科書から、考えたこと・・・

70%も
「私たちが語ることの7割もが言葉以外のコミュニケーションによるものである」という意味を表す次の文

As (    ) as 70 percent of what we say comes from non-verbal communication.

ある高校のテキストからのもの(多少、簡略化してあります)

(  )内には何が入るでしょう?

70%を数と捉えるか、量と捉えるかの問題かと思います。manymuch

正解はmuch

自分で英文作ろうとしたら、muchを選べたかなあ・・・

金額だって、700ドルとか1200円とかという答えに対し、疑問文はHow muchなのだから、当たり前かあとも思う反面、お金はmoneyが不可算なので、納得だけど・・・と思ったり。

まあ、クイズとしては(テスト問題なら)、動詞がcomesと三単現の"s"が付いていることからも、manyではないヒントがあったってことになりましょうか。

2.WOULD
セサミストリートの前身となる番組の説明で、「その番組は1時間で週5日間放送された」という文

The show would last an hour and run five days a week.

wouldの使い方・・・

自分では、ここでwouldを使用するって考えは浮かばないだろうなあと思います。

たぶん、この文をThe show lasted an hour and ran five days a week.

と単純過去で表しても、「週5日」というフレーズで、1回きりの話でないことはわかるとは思いますが、過去の習慣・反復を表すwouldを使うことによって、そこをさらに強化しているということでしょうか。

will/would使いこなせていないなあ・・・

3.強意

比較級を強める表現として高校の文法書には、much, far, a lotが掲載されています。

たしかに、much moreとかa lot biggerなど、よく耳にします。

でも、強意と言えば、even + 比較級というのもあると思うのです。よく使われるのに、高校の文法書では見かけないのが不思議。意味は、morea lotとは異なるけど。

much等は、比較の度合いが、「比べものにならないほど、はるかに」という意味合い。それに対して、evenは、こちらも〜だけれど、あちらは、さらにそれ以上にという意味。

たとえば
He is much taller than his father.
だと、お父さんより、何センチも、あるいは何十センチも高いことになりますよね。

His father is 185 centimeters. But he is even taller than his father.だったら、お父さんもセガ高いのに、彼はさらにもっと高いということですよね。

文法上は、比較を強めるのはmuch, further, a lotの役割だけど、「さらにもっと」というのは意味の問題であって、文法の問題ではないってことかなあ・・・よく使うんだけどなあ・・・




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2016年09月12日

お任せします


生徒さんの一人が旅行に行くので、お土産は何がいい?と他の生徒さんたちに尋ねました。すると、一人が「お任せします」と答え、私に「それって、英語で何と言えばいいんですか?」となりました。

私はとっさにIt's up to you.

と答えたのですが、あとで考えて、それだと「あなたしだい」みたいな感じになってしまい、少しニュアンスが違ってきますかね。

I'll (We'll) leave it up to you.なら、いいでしょうか。

そんなことを思っていると、ドラマ「リベンジ」で、バーで、店側の人が知り合いの客に「何にする?」と聞く場面で客が「お任せするわ」というセリフがありました。

Dealer's choice.

と言っていました。辞書で調べても出てこないので、よくあるフレーズなのか、脚本家が考えた洒落たセリフなのかわからないのですが、通じているのでしょうから、どこでも、使えるってことですよね。

それで思い出したのが、同じような場面で、別のドラマで

Surprise me.

というのがありました。

これも、「お任せします」の洒落た英訳として使えそう。

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2016年08月31日

belong


高校のテキストにあった問題

「このクラブに入ってから2年になります」

生徒は
It's been two years since I belonged to this club.

としました。気になったのはbelongという動詞。

I belonged to this clubと表現したら、「このクラブに所属していた」と、所属していたのが過去になってしまい、今は所属していないみたいじゃない?とその高校生にアドバイスして、joined this clubと訂正しました。

個人レッスンだったので、ほかの高校生たちはどういう書き方をするのか確認できなかったのですが、かく言う私も高校生時代なら、belong使ったかもなあ・・・

中高時代は、「クラブに入る・入っている」と言えばbelong toを使っていた気がします。大人になって、そういう場合にはあまりこのフレーズは使わないようだと思い、避けるようになりました。

最近思うのは、belongは、「団体に所属している」という意味よりも、「自分のいるべき場所」「本来の居場所」という意味でよく聞くなあということ。

つい最近も、教材で使っている「アナと雪の女王」で、

Arendell is where you belong, (but I don't)みたいなことを、姉エルさが妹アナに言っていました。(アレンデールは、二人が生まれ育った王国の名前)

古くは、ビートルズのGet Backにも、Get back to where you once belongedとありますよね。

初めてこの歌詞を聞いた(見た)ときには、belongって、クラブなどに所属するっていう意味以外に、こんな使い方もするんだあ、と思いましたが、むしろ、こちらの使い方のほうが多くて、クラブに所属するに使うには、少し硬すぎるかんじですよね。

辞書を引いてみました。

面白い使い方としては、

That stopper belongs to this bottle.
その栓はこのびんのです。

He belongs in teaching.
生粋の教師だ。

Do you think you belong here among us?
お前はおれたちの仲間だと思っているのか。

Even white lies don't belong here.
善意のうそでもこんな場面にはふさわしくない。

He doesn't belong.
彼は人となじめない。

など。

だったら、
「自分だけ浮いていた気がする」と言いたいとき、
I felt I didn't belong there.でも、いいかしら?


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2016年08月16日

問題集の疑問


ある高校で使っている英文法のサブテキストにあった疑問点です。とてもよくできたテキストで、使いやすくて好きなのですが、ほかのテキスト・問題集同様、この例文はどうなの?この問題文は違うんじゃない?という箇所は度々出てきます。そんな疑問のいくつかを提示してみます。

1.女性
...two teachers, who are female.
という問題文がありました。

NHKビジネス英語で、male/femaleという単語は名詞で使う場合は動物を表すことがほとんどで人間には使わないと聞いた記憶があります。

辞書を引いてみると、ランダム英和にはこのような説明が

woman:成人の女性を表す一般的な語
female:動物一般の性別を示し、学術・統計上の用語以外では、人に用いるのは軽蔑的

ついでながら、ladyに関しては昔の「貴婦人・淑女」のニュアンスは薄れ、単に女性に対する丁寧表現で、当人のいるところではwomanよりladyがより適切。ただし、濫用すると滑稽な含みが出てくる

とのこと。

個人的には、女性を表すときには、中立の意味合いを持つwomanを使うようにしているのですが、本人がいる場合はShe is a very smart lady.と言ったほうがいいのかあ・・・

いずれにせよ、名詞のfemaleは人間には避けたほうがよさそうですよね。

2.猫のかわいさ
その猫はかわいい、という日本文に対して、英文がThe cat is pretty.

動物や子供に対してのprettyが出てくると、cuteだろう!と違和感を持ってしまいます。

今一度、辞書を確認。

オックスフォード英英辞典
(of a person, especially a woman or child) attractive in a delicate way without being truly beautiful
ほぉ〜、「(人、特に女性または子供の)きゃしゃな魅力を指し、真の美しさは伴わない」ってことですか?

とにかく、子供にも使えるんですね。手元の複数の英和辞書でも、<女・子供が>かわいらしい、美しい、とあります。

それから<花・色などが>きれいな、というのも載っています。それは、よく耳にします。The secenry is really pretty.みたいなセリフよく聞きますから。

オックスフォード英英にも
(of a thing) pleasing to the eye or the ear
とあります。

でも、動物にはどの辞書も触れていないし、cuteのほうが自然なんじゃないかなあ・・・

3.みんな
クラスのみんなの前で話すのは大変だ、というような文。

It is not easy to speak in front of everybody in the class.

引っかかったのは、everybody

私ならall the studentsと表現するかなあ。

なぜ、everybodyに違和感を抱いたか、考えてみました。

たぶん、everybodyは単数扱いなことからも察せられるように、どの一人を取っても、というニュアンスで、全体というよりは個に重きが置かれているからかな。

英和辞書でのこの語に対する訳語は「誰もかれも、誰でも」となっている。やはり、この「クラスのみんな」の文脈にはそぐわない気がします。

考えてみれば、この場合の「みんな」は「全員、一人も欠けることがなく」という意味ではなく、「大勢」の意味なんだから、

It's not easy to speak in front of many people in the class.
とか
It's not easy to speak in front of the class.

のほうがいいのではないだろうか?

細かいことだけど、ここら辺の語感には敏感になっておきたいなあと思っています。




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2016年08月12日

Revenge


しばらくぶりのブログのアップです。

夏休み中も、オリンピックに高校野球、さらにプロ野球とテレビ観戦にと大忙し(?)の毎日ですが、英語の勉強も少しはしなければと思い、メモを綴ったノートを開きました。

今、見ているのがドラマ「リベンジ」

ここからのメモを少しまとめてみました。

1.そこに置いて
何かを「どこに戻しておけばいい?」と聞かれて、「そこに置いて」というセリフ

Just leave it right there.

rightthereを強めている割にはどちらかというと、「そこら辺に置いて」とか「そこに置いておいて」というような状況でした。動詞がleaveですからね。put it backとかなら、定位置「ちょうどそこに」でしょうが、「放置する」「一時的に置く」という感のあるleaveでは、このrightはどういう意味があるのだろう?ほとんど意味なく語調を整えるために付けたか、または「ちょっとそこに」という意味なのか。どうでもいいことが気になりました。

2.信頼
人間不信になるような人生を送ってきた女性のセリフ。

Trust is one luxury I cannot afford to.

luxuryは本来の「贅沢な」から離れてかなり遠いところまで比ゆでカバーするらしいというのは、ラジ子さんやばっちもんがらさんのブログで学びました。

この例文は、比ゆの中でもまだ本来の「贅沢な」の意味が保たれており、「信頼というのは心に余裕のある者の贅沢な感情だ」という具合でしょうか。

a luxuaryではなく、one luxuryというのも、自分では出てこない。これも強調の一種として時々見かけるなあと思い、辞書で確認。

ジーニアス英和
≪主に米略式≫[形容詞+名詞の前で]本当に・・・な、とても
He's one wonderful pitcher.彼はすばらしいピッチャーだ

辞書によると、この用法は形容詞がないと使えないことになっているけど、今では名詞だけでも使っているってことかな。

3.手を抜かない
裕福な家庭の息子の誕生日パーティ。と言っても、息子も30歳前後の立派な大人なのですが、母親は盛大なパーティがお好き。シルク・ド・ソレイユのサーカス団を招いたりしてしまう。「母はパーティとなると、手を抜かないんだ」というセリフ

Subtlety is not her strong suit when it comes to parties.

「さりげない」というのは彼女の得意とするところではない、って感じですかね。(not) one's strong suitは応用ができそうだなと思いました。

suitはトランプ用語ですよね。有名なフレーズはfollow suit「先例を追う、人のまねをする」それは聞いたことがありましたが、こんな使い方もできるんですね。

リベンジと言えば、今の日本語にちょっと原語とはずれて入って来ましたようねえ。「前回は雨で中止になったから、今回はそのリベンジ」みたいな。英和辞書を見たら「復讐、報復、腹いせ」などおどろおどろしい言葉が並んでいて、気軽に使っている人たちはびっくりするでしょうね。




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2016年06月24日

一つの間違いが・・・


ある高校で使っている教科書です。オーストラリアの動物の特殊性を述べている文章で、

Australia has been separated from the other continents for at least 45 million years. On this point, Australia is clearly different from the other continents, which have been able to exchange species at different times, linked by natural bridges of land.

とありました。

最初の文(オーストラリアは少なくとも4千5百万年前から他の大陸と離れた状態にある)はいいとして、次の文で、私は、はたと、立ち止まってしまいました。すんなりわかった方も多いのだろうなあと思いますが、私がわからなかったのは、関係代名詞の非制限用法。ここを、先行詞は前の文全体と思い込んでしまいました。

この点において、オーストリアは他の大陸と明らかに異なっている。そのことが種の交換を可能にしている。

という訳になってしまうものだから、どういうこと!? なぜ?となってしまいました。exchangeの訳が違うのだろうか?とか、土地の橋ってなんだろう?とか。

少し、時間をおいて、もう一度新たな目でこの文を見て、which have beenhaveに注目。私が思っていたように、もし文全体が先行詞だったらhaveではなく、hasとなっているはず。ということは、私は先行詞を見誤っていたということですね。そう思って、正しい先行詞であるずの複数名詞を探してみると、continentsがあるじゃないですか!先行詞は「大陸」ですね!ほかの大陸では種の交換が行われると、なれば意味も通ります。後ろの方も、陸地という天然の橋によってつながっているとスムーズに訳せます。

1つの勘違いにより、文全体が全然わからなくなってしまうんだなあと実感したじだいです。

ところで、下線部at different timesですが、これって、at any time「いつでも」と同じような意味なのでしょうかね?


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2016年06月21日

利き酒


本棚にあったKay HetherlyさんのKitchen Table TalkというNHK出版の本をパラパラめくっていて、あ〜このように表現すればいいんだなあと感心する表現満載だったことを再認識。その例をちょっと書いてみたくなりました。

日本酒の利き酒blind tastingの話です。

銘柄の貼っていないボトルに番号がふられた日本酒が大きなテーブルにずらりと並べられました。それから、30人かそこらの参加者が1瓶づつ、香りをかぎ、味わい、メモをとり、そして最後に格付けをしました。

という流れをケイさんは、次のように書いていました。

All the unlabeled bottles were numbered and put on a big table. Then the thirty or so participants slowly went from bottle to bottle, smelling, tasting, taking notes and finally ranking each one.

難しい単語まったくはないけど、日本語とはちょっと発想が違う気がして、この状況を自分が英語で表現するなら、全然異なる英語になったのではないかあと思いました。

特にparticipants slowly went from bottle to bottle

のところに目がとまりました。動詞にgoを使っているところがポイント。これはボトルからボトルへと順番に移っていったってことですね?それとも、1瓶づつやるべき仕事を行なったってことかなあ?もし、前者の意味なら私だったら、movedとか使うかなあ。後者の意味ならworked onとかかなあ。そのあとのfrom bottle to bottleも、自分なら、from one bottle to anotherとか言うんじゃないかなあ。

外国の方が多かったこの利き酒会。みな、専門家ではないかもしれないけど、こよなく日本酒を愛する面々。そして、その様子をこんなふうに表現していました。

We were like kids turned loose in a candy store!

なんかよくわからないけど、興奮しているんだろうなあと察しはつきました。辞書なども調べちゃいました。結局、お菓子屋さんで「放し飼い」にされた子供のようだった、ということのようですね。はしゃいでいる様子を言いたいときに今度使ってみようかな。





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2016年06月03日

リライフ

久々のブログ更新です。

そして久々のラブコメディを見ました。

ヒュー・グラント主演の「リライフ」Re: Life

そこで面白いなと思った表現。

主人公ヒュー・グラント扮する脚本家は、過去に1本大ヒットした映画の脚本を手がけた経験があるが、今はまったく売れていないという設定。「あの映画大好きでした」とみんなに言われるのも、嬉しいような、辛いような...


そんな会話のひとつ。


"Paradice Misplaced." My favorite movie.
One of them anyway.
Top 5.
Definitely top 10.


字幕は
「間違いの楽園」 私の大好きな映画
私の大好きな映画の1つ
トップ5か10に入る

One of them anyway.
anywayがいい!と思いました。my favorite「一番好きな」と言っておきながら、すぐさま、「そのうちの1つ」と言い直し、anywayに「一番とは言えないかもしれないけど、とにかく」と言うところがクスっと笑えます。

さらに、「トップ5には入る」と言った舌の根の乾かないうちに「トップ10」と言い直し、その前に、「絶対」defenitelyと強調するところも、わざとらしくておかしい。

別の場面で出てきたperverseという単語もメモしました。「ひねくれた」という意味ででてきたのですが、perverseと聞くと、なにか堅い響きがあり、難しい意味だったかなあと思ってしまうなあと思い、辞書で確認しました。「強情を張る、天邪鬼の、つむじ曲がりの」などの言葉が並び、決して堅い単語ではないんですね。日常使えそう。



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2016年04月29日

I think


マーク・ピーターセン氏の最新著「なぜ、その英語では通じないのか?」(集英社インターナショナル)を読んでいます。

今まで読んだ部分でもっとも衝撃的だったのは、今まで安易に使っていたI thinkが、注意して使わなければならないという点。

たとえば、

大相撲を見に行って「相撲は外国人にずいぶん人気があると思った」なんていう文。

I thought that sumo is quite popular among foreigners.

これは不自然だ、とピーターセン氏は言います。これでは、「相撲は外国人にずいぶん人気がある」という意見を持っていた、という意味合いになるとのこと。ここは、意見ではなく、そのような事実に気づいた、ということなのだから、

I realized that sumo is quite popular among foreigners.

のほうが自然だと。

また、「九州のほかの県にも行ってみたいと思った」なんていうときは、感じたことを述べているので、

I felt that I wanted to visit other Kyushu prefectures.

であると言います。

基本的にthinkは「考える」の意味なので、「思う」を「考える」で置き換えてもいいときにはthinkが使えるとのこと。

辞書の例文で様々なthinkを確認してみました。

微妙な例文をご紹介すると、

Do you think you could move over a little?(少し席を詰めていただけますか)

まあ、これも「席を詰められるとお考えですか?」と解釈すればthinkが使えるということになりますか。それだけのスペースがあるかどうかの客観的事実ではなく、あなたがどう考えるかの意見を伺う形のほうが丁寧ですものね。

"It's going to rain," I thought to myself.(「ひと雨来そうだ」とひそかに思った)

雲行きからそう考えた、ということだからいいか。

I thought I heard the doorbell.(玄関のベルの音を聞いたと思った)

これは・・・ベルの音を聞いたと考えた、というのはどうだろう?かと言って、ほかに相応しい動詞もないような。強いてあげれば、believeassumeかなあ。でも、ここはやはりthoughtが一番いい気がする。

難しいなあ・・・





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2016年04月10日

half


高校生から次の文の質問を受けました。副教材で使っているミステリーだそうです。

乗り捨てられた車の中に、空いたままになっているスーツケースがあった、という状況

Half-out of the suitcase were three dresses and shoes.

というような文。なぜhalf-outと、この二語がハイフォンでつながれているのか?この文の意味はなんなのか?という疑問。

最初、この高校生は「スーツケースの中身の半分は3着のワンピースと靴だった」という意味だろうと思ったのだけれど、それなら、-outはなくてもいいのに・・・と腑に落ちなかったと言います。

なるほど、おっしゃるとおり。

half-outでなにか特別な意味があるのだろうか?と思い、辞書を確認するも、それも載っていなかったという。

私がまず注目したのは、動詞がwasではなく、wereである点。ということは、この文は倒置が起きていて、本来はThree dresses and shoes were half-out of the suitcase.だったのだろう。

それでも、すぐには意味を把握することはできませんでした。

ちょっと、考えさせて、と言って別れました。生徒が帰ったあと、その文が書かれているボードを見つめて、ふと、ひらめいた。

half-outって、「半分外に出ていた」っていう意味ですね!

out ofと並んでいると、どうしても、「〜から」と解釈してしまって、「外」という概念が欠けていました。

「3着のワンピースと靴がスーツケースから半分はみ出していた」

ってことですね。だれかがスーツケースの中を物色したかのような状態を示しているのでしょうね。

half-で、完全でない状態、「半ば〜」を表せるなら、なかなか便利そうだけど、・・・(もちろん、half asleephalf(-)cookedなど有名なフレーズもありますが、自分でも勝手に応用していいのかな)

outがあるなら、inも使えそうですよね。

His shirt was half-in his pants.

で、シャツの裾が中途半端にパンツの中に入っている状態を表現できるかなあ。





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2016年04月01日

疑問


クイズ番組で英語の出題を時々見かけます。たまに、正解や説明を聞いて、えっ?と疑問に思うことがあります。今日はそんな疑問のいくつかをアップしたいと思います。

1.leave home

あるクイズ番組でleave homeleave the homeは意味が違うので、注意しましょうと言っていました。

leave the homeなら、単に「家を出て外出する」という意味だが、leave homeとなると、「実家をさる」「離婚する」などの意味になる・・・というのですが・・・

私は今までI left home at 8:30.というような文をクラスで教えてきたので、これを聞いてびっくり!うそぉ〜!と思い、辞書で確認しました。

辞書には、「(どこかに向かって今いる場所を)出発する」という意味と「(雇い主)から暇を取る」や「家庭・人など)を見捨てる、別居する」という意味が載っています。

例文もleave homeで両方の意味が見られます。

I left home without my wallet.(私は財布を持たずに家を出た)研究社英和

entice a girl to leave home(女の子をそそのかして家出させる)ランダムハウス英和

ちなみに、leave the homeのほうは、4つの英和辞典では例文が検索できませんでした。

テレビではまた、leave officeleave the officeの違いにも触れていて、前者は「会社を辞める」、後者は「会社を出て帰る」の意味だと説明していました。

こちらに関しては、辞書も同じようで、go out of [leave, resign] officedで「辞任する」とあります。

単に「オフィスを出た」と言いたいときは、leave the officeとなっているようです。

2.選ぶ

こちらは、私が直接見たわけではなく、生徒さんがクイズ番組で言っていたのですが、と教えてくれたものです。

chooseselectの違いを説明していたそうです。

その番組によると、chooseは「二つのうちから選ぶ」、selectは「三つ以上の中から選ぶ」ことを指すと言っていたそうです。

たしかに、selectは「多くの物の中から、吟味して選ぶ」という意味合いだと聞いていましたので、そちらの説明はあっているかなあとも思いますが、chooseが「二つのうちから」と決まっているとは初耳でした。

He was chosen as chairperson.なんて文が辞書にありますが、これは、対立候補が一人のときにしか使えないなんて、そんな〜!

というわけで、辞書を引いてみました。

pick out (something or something) as being the best or most appropriate of two or more alternatives

とありますので、三つ以上でも使えるってことですよね。


3.どこ?

Where is the capital of France?国名は違ったかもしれませんが、こんなような質問に回答者が答えるというものでした。

whereを使ったこの疑問文だと、「国の北部」とか「ドーバー海峡の近く」とか、そんな答えになるんじゃないの?と思ったのですが、どんなもんでしょう?じゃあ、正しく尋ねるには?と言われるとWhich city is the capital of France?What is the capital of France?になっちゃうのかなあと思うと、それも、イマイチではありますが・・・





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エレメンタリー


今日もドラマ「エレメンタリー」からのメモを・・・

1.こだわる
「こだわる」という日本語は、最近、よい意味でも用いるようになってきました。「こだわりの逸品」というように。

しかし、もちろん、「彼は細かいことにこだわる」などといった否定的な意味でも依然使われます。今回はこの後者の意味で出てきたセリフ。

「そういったことにこだわらないほうがいい」

これを、英語で

It's not good to dwell on those.

と言っていました。

dwell onね。「居座る」みたいなかんじですね。stick toなんかもいいでしょうかね。

2.年齢

「(彼がもう)若くないことを考えると」というセリフ。

Giving his advancing years

advancing yearsを調べると、「寄る年波」(研究社英和)とありました。yearsの代わりにageもいいようです。ただ、ageの場合は、不可算扱いなのか、「壮年期(あるいは老年期)」というひとつの区切りとして扱うのか、いずれにせよ、複数形にはしないんですね。

3.チクチク

セーターなどが肌にチクチクすることって、ありますよね。それを英語で

scratchy

と表していました。

英英の定義は

(espceially of a fabric or garment) having a rough, uncomfortable texture and tending to cause itiching or discomfort

なるほど、説明も適格です。

4.日にちを間違えた

「日にちを間違えた」というときは、misunderstand(誤解する)やmistake(取り違える)が使えるでしょうか。

ドラマでは、こんな風に使っていました。

I got the date wrong.

なるほどね。


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2016年03月21日

like to と like ing


likeの後ろに不定詞が来る場合と動名詞が来る場合で意味が異なることがある、というのは時々見聞きします。でも、その違いの説明を読んでも、私は自分で理解して使い分けができているとは思えない状態です。

改めて辞書の説明を読むと・・・

オーレックス英和より

[英]ではlike doingは現状を好ましく思う場合、like to doは選択や習慣が問題になる場合に使う傾向がある。≪例≫I like working for ATT.ATTに勤めて満足してます。
I like to go to bed early.夜は早く床につくのが好きです。

[米]ではどちらの意味でもlike to doを使うことが多い。

少なくても、米国英語ではあまり神経質にならなくていいってことですね。

なぜこの話題を出したかというと、仕事で使っているテキストの一つGrammar in use intermediateで、その違いについて下記の説明をしていたんです。

There is sometimes a difference btween I like to do and I like doing:

I like doing something. = I do it and enjoy it:

- I like cleaning the kitchen. (= I enjoy it:)

I like to do something. = I think it is a good thing to do, but I don't necessarily enjoy it:

- It's not my favorite job, but I like to clean the kitchen as often as possible.


like to cleanの例文は意外でした。「好きな仕事ではないけれど、できるだけ台所を綺麗にしておくのが好きだ」という意味合いでしょうか。もしそうなら、私なら、I want to keep my kitchen clean as much as possible.とかI like to keep my kitchen clean.だなあ。

こんな風に使えるなんて知りませんでした。どうも、ピンと来ないけど。

このテキストは、イギリスのケンブリッジ社のものですが、しかし、Self-study reference and practice for students of North American Englishと表紙にありますので、北米でも、このような使い分けをしているということなのでしょうね。



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2016年03月12日

veryとjusst


高校生のクラスで「まさに」の意味のveryが出てきました。this very moment(まさにこの瞬間)のような用法です。

すると、女の子がjustとはどう違うの?と質問しました。

なるほど。そんなこと考えたことなかったけど、たしかに、疑問に思う気持ちもわかる。でも、両者には大きな違いがある気がする。

すぐに思ったのが、veryのほうはthe very girlのように、the(や、その他の限定詞)が先に来るけど、justjust the timeのように、justの後ろにthe+名詞句の順になること。

veryはこの場合形容詞だけど、justは副詞かなあ。just the timeなんて言うときは、timeを修飾するのだから形容詞か?

意味のうえでもなにか違いがある気がするのですが、「ここが違う」と明確に言うことはできませんでした。そのため例によって来週までの私の宿題となりました。

そこで、辞書を引いてみました。まずはjustから

ジーニアス英和より

These football hooligans are just animals.(フットボールで騒ぎを起こすファンはまさにけだものだ)

この例文のjustveryに替えて口に出してみました。

These football hooligans are very animals.

これでは意味をなさない。veryは、まさに同一のもの、という意味でないと使えない気がする。ということで、英英辞典で確認。

very: actual; precise (used to emphasize the exact identity of someone or something

やはり、the very animalsは相応しくなさそう。

それに対して、下記の例
It was just the thing his party needed before the election.(それは選挙前に彼の党がまさに必要としているものだった)

これは、彼の党が必要としているものそのものだから、veryでも表現できるはず。ただし、語順はやはりthe very thingとなるんだろうなあ。

It was just what his party needed.と言い換えることもできるけれど、これは、veryで代用できなさそう。It was very what his party needed.はなんだか座り心地がよくないかんじ。辞書によっては「まさに」の意味のverythe, this, that, one'sなどを伴って、という但し書きがあるものもありました。whatのような疑問詞の場合、そのような限定語はつきませんものね。

結論。veryは「同一の」の意味でのみ使い、その場合この語は形容詞。the, one'sなどの限定詞を前に置き、the very/ your very...などの形で用いる。一方、justは同一のものでなくても使え、just theの語順。品詞は副詞とのこと。

と、こんなところでしょうか。

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