2015年11月18日

keepとleave


レッスンで、「ひと冬中暖房を付けておく」ってどう表現すればいいですか?という、北海道らしい話題になりました。夜中は「弱」の状態でストーブを付けておくとか、床暖房だけは低い温度設定で入れておくなど、この季節から春先まで、暖房をけさずに使用する家庭が北海道では多いと思います。

これを私はI keep the heater on all through the winter.のように表現し、ボードに書こうとしました。

書く寸前、keepではなくleaveのほうがいいかなと一瞬迷いましたが、「放っておく」というより「意図的につけておく」のだから、keepでいいかと判断し、そのように書きました。

でも、後になって、例えば、「ろうそくを一晩中消さないようにつけておいた」というなら、1本のろうそくが燃え尽きそうになったら、新しいものに火をつけるという作業をしなければならないから、leaveはできず、そういうときはWe kept the candles on all through the night.となるけど、暖房は「つけっぱなし」にするわけだから、leaveのほうがふさわしいのかなあと思ったりしました。

グーグル検索をしてみると、keep92400件。leave54300で、若干keepが多いけど、まあ、どちらもあるというかんじでした。

使い方に差があるかなと感じる例としては、

Can keeping your cetral heating on all time at a low temperature help reduce your heating bill?

Why do you get a sore throat if you leave the heater on all night?

暖房費節約のため低温でずっと暖房をつけておくことは有効か?

暖房をつけっぱなしにするとなぜ喉に悪いか?

やはり、意図的に付けておくときはkeep  つけたまま放っておくことに重きを置くならleaveということでしょうか。

試しに、keep the tap running

で検索すると、When temporay water lines were installed at hundreds of homes in Guelph, the people using these lines were told to keep a tap running.

のようなわざと流しっぱなしにしておいてね、というような例が出てきます。

Why do people keep their tap running when they brush the teeath?

これなんかは微妙な例ですね。わざと出しっぱなしにしているのか、ついついやってしまうのか。

まあ、ほとんど、どちらを使ってもオーケーだと思いますが、そこに含まれているニュアンスは多少違うんでしょうね。





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2015年11月15日

エレメンタリー


最近見出した「エレメンタリー」というドラマ。コナン・ドイルのシャーロック・ホームズの舞台を現代のアメリカに置き換えて登場させ、相棒のワトソンは、ルーシー・リュー演じる女性という設定。

今、ウィキペディアで確認したら、タイトル「エレメンタリー」は、ホームズのセリフElementary, my dear Watson."「初歩的なことだよ、ワトソン」から付けたそうな。

それで、今回、英語としてメモりたくなったのが、

「カーペットがはがれている。誰かがわざと はがしたんだ」(字幕より)

というセリフ。「はがれる」に、以前、このブログで登場したcome looseが使われていました。前回登場したときは、死体を包んであったシートがほどけた、という場面でした。今回は、部屋の隅のカーペットを10センチくらいはがしてみて、床とくっついていない、というお話。

The carpet has come loose from the floorboard here. It hasn't come loose from age. Someone has pried this up.

has come looseと完了形になっている点も、なるほど。自分で発するとなると、そこまで気づけるかなあ。

It hasn't come loose from age.
古くなって自然にはがれてきたわけではない、というセリフ。出所を表すfromを使うことにより、簡潔に述べることができるんですねえ。参考になります。

最後のpry up

pryと聞くと、私は「こじ開ける」pry openを思い出すのですが、今、辞書で確認して「詮索する」という意味があったなあと思い出しました。いずれにしても、無理やり、どうにかするという意味が元になっているんでしょうかね。

pry upで、床から上方向に引っ張るかんじでしょうか。

短いセリフですが、タメになる情報が詰まっているなと思い、メモしました。


posted by Monterey at 22:41| Comment(8) | 英語学習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月10日

Let the coffee beans speak


ジャパンタイムズ11月7日付けLet the coffee beans speak for themselves

という記事。

全文はこちら
http://www.japantimes.co.jp/life/2015/11/06/food/maruyama-coffee-lets-the-beans-explain-themselves/#.Vj9TeTHovIV

丸山珈琲って北海道の私でも聞いたことがあるので、よほど有名な珈琲店なんでしょうね。

それでちょっと気になった表現がありました。

“We want to extract as much of the natural flavor as possible, without anything getting in the way,” he says. Paper filters, your days are numbered.
(「雑味を取り除いて、できるだけ自然な香りを抽出したいですね」と彼は言う。ペーパーフィルターにその役は果たせない)

without anything getting in the way「何者も邪魔させない」というのは自然な香りを抽出することを邪魔するものは取り除くということですよね。

その後の下線部が。Your days are numbered.はラジオ講座でもお馴染みの「余命いくばくもない」という表現ですが、この場合は、「自然な香り」が「余命」に当たるのだろうか?

ここの部分はクォテーションマークには入っていないので、著者ジェームズ・ハドフィール氏のセリフのようですが、このライター、なかなか凝った表現をする方のようで、ここまでたどり着くにも、何度も読み返さないと意味がわからないところが多々ありました。

As Yamashiro explains, it’s a mark of respect for the coffee’s growers. Rather than impose the store’s signature on the beans that it roasts and brews, Maruyama Coffee aspires to act as a conduit between producers around the world and drinkers in Japan.

(山城氏が説明するには、これは(自然な香りを大切にすること)コーヒーの栽培者への尊敬の印だと言う。豆を焙煎し、コーヒーを淹れるとき、コーヒーにその店の特徴を入れるのではなく、世界中のコーヒー生産者と日本のコーヒーファンの間を取り持つ存在になりたいと丸山珈琲は言う)

なるほど〜と、唸りました。コーヒー豆本来の美味しさを引き出すことは、取りも直さず栽培者への尊敬の念だというお話。老舗の矜持を垣間見た気がしました。

香り高いコーヒーが飲みたくなりました。私の家にはペーパーフィルターしかないけど!

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2015年11月06日

漉す


先週はハロウィーンだったので、パンプキンスープを作ったという生徒さんがいました。その手順の説明で、柔らかくしたかぼちゃを「漉す」って、なんて表現したらいいのですか?ということになりました。

あちゃ〜って感じでした。というのも、そのレッスンの30分前に、YouTubeで豆腐を漉しているところを私は目にし、その英語も耳にしたんです。それなのに、思い出せない!悲しかったです。とりあえず、make pasteで通じますかね、と切り抜けたのですが、なんて言っていたのだろう?

気になったので、もう一度、その場面確認しました。

press the tofu through a strainer to make a smooth paste

長い!

a smooth pasteと、aがついている!不可算名詞のものも、形容詞がついてカテゴリー化されると、可算名詞扱いされやすいとは言われますが、その例かなあとも思ったのですが、辞書で確認しました。

Blend onions, sugar, and oil to a paste オックスフォード英英

という例文を発見。形容詞がついていなくても、可算扱いしていました。辞書の見出しにはUCの両方がありましたが。

可算か不可算かは、ノンネイティブにはつらいですよね〜






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2015年10月23日

アナと雪の女王


大学の教材で「アナと雪の女王」を使っているというお話は以前したと思います。

今回、授業の下準備をしていて、2箇所ほどわからない表現に出会いました。調べてみると、ひとつは辞書にも載っている慣用表現。もう一つは・・・私の想像力も働かせて推測だけはしてみましたが・・・というものです。

その1
主人公アナが旅の友であるクリストフに案内されて森の妖精トロールに会う場面。クリストフがトロールたちに「久しぶり」と呼びかけるのですが、そのセリフが
You are a sight for sore eyes.

辞書を見ると、a sight for sore eyesで「見るもうれしいもの、目の保養《珍客・珍品など》」との説明でした。へぇ〜

その2
トロールたちに囲まれて、アナはいったいなにが始まるのかと少々不安。What's going on?
とクリストフに聞くと、彼は
I've learned to just roll with it.
と言います。字幕は(僕たちを)「歓迎しているんだよ」となっていましたが、どうして、そんな意味になるのか不思議であれこれ調べてみましたが、わかりません。このセリフをググってみると、こんな例が

1.ここの天気はまったくあてにならない。厚着をすればポカポカ陽気になるし、油断して薄着をすれば吹雪になるというような文脈で、I've learned to just roll with it and dress in lots of layers.

2.Are you guys more of the planner type like me or do you just roll with it?
プランナータイプというのが、詳細までキチンと計画を立てそれにそって行動する型の人間ということらしい。

3.ディズニー映画を解説しているブログではトロールのことをこんなふうに説明していました。(抜粋)

we realized: the trolls are just like our parents.
They tell our guests things about us that they really didn’t need to know.
They get a little too involved in our love lives.
But as Kristoff put it, we’ve learned to just roll with it.

彼らは親のような存在で、言わなくてもいいことを訪ねてきた客に言うし、こちらの私生活に鼻を突っ込んだりする。でも、クリストフが言うように、We've learned to just roll with it.

これらを総合して考えると、ありのままをそのまま受け入れるとか、受け流す、というかんじでしょうか?

roll with the punch
というのは1.(相手に打たれた時にその打撃を緩和するために)相手のパンチの方向に合わせて動く[後退する] 2.激しく逆らわないことによって不運などの衝撃を緩和する

このthe punchitにして使っているということでしょうかね。

だとすると、詮索したり、逆らったりせずに、トロールに調子を合わせておくのがいいと経験上わかったということかな。
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2015年10月06日

徒然に

最近思ったことを徒然に・・・

その1
playmemoriesonline_1444097765587.jpgplaymemoriesonline_1444097765587.jpg

なぜか同じ写真が二つ出てきちゃったのですが、同じものです。

9月5日付けインターナショナル・ニューヨーク・タイムズに掲載されていた中の、上の4コマ漫画(ライナスとルーシー出演)に注目してください。

4コマ目のルーシーのセリフ
How depressed can you get?


このセリフをは、落ち込んでいる弟ライナスに向かって発していると考えるより、このyouを一般の人を表すものと考えて「人はどこまで落ち込むことができるんだろう?」と解釈するほうがオチが効きますよね。万人を表すyouを効果的に使っているなあと思いました。


2コマ目でライナスは

The world reeks of despair.

と言っています。

reekってどこかのラジオ講座で習った「臭いを発する」という意味でインプットしていました。ここは比ゆ的に何かを「発する」ということなんですね。辞書の訳語でいうと「[の]きみがある、風を帯びている」
例文としては
reek of affectationきざが鼻につく(affectationってそんな意味だったっけ)

The whole thing reeked of swindle.全体がインチキ臭かった

the world reeks of despairは「世の中全体に絶望感が漂っている」みたいなかんじでしょうか。


その2
非常勤で行っている大学で、日本人の英語の先生のクラスで英作文を集めたら、こんな英文が出てきたとのこと。

I went downtown in order to cut my hair.

それで、この英文をバイリンガルの先生に見せて、これでは、自分で自分の髪を切ったことになってしまうから、この文ではおかしいよね、と確認しました。

すると、バイリンガルの先生は、その文を口に出してみて「う〜ん・・・in order to cut my hairは言いませんねえ」とこたえました。

二人の論点がずれている気もしたので、私もこの件で気になったことを聞いてみました。

「以前、ドラマでDid you cut your hair?というセリフが出てきたのだけれど、どうも、『自分で髪切った?』という場面ではなかったので、これでも、、『髪を切ってもらった?』という意味になるのかなあと思ったんですけど、そうですか?」

すると、バイリンガルの先生は「そうですね。cut my hairhave (get) my haircutも両方使いますね」とのことでした。

そうなんだあ。cut my hairは自分で自分の髪を切ることになっちゃうから、注意してね、と学生に言ってきたけど、そうとも限らないんだなあ・・・

バイリンガルの先生はそれよりin order toのほうを指摘していました。この文脈では使わないと。ただ、どういうとき使うかと聞かれたら、すぐに適切な例文が出てこないけど・・・と。

私が想像したのは、少し硬すぎて、「髪を切るため」という文にはそぐわないのかなあという点。もっと、改まった文章内での使用に適しているのかな・・・

本日は文字の色、大きさがなぜかうまく調節できず、失礼しました。

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2015年09月22日

Nothing says


シルバーウィークもあと1日となりました。
私は送別会だの、ランチ会だの、そんなこじんまりした連休です。

さて、今回もドラマ「メジャークライム」からです。

名物刑事プロペンザの

Nothing says Christmas in LA like a string bikini.

というセリフからドラマが始まります。字幕は「LAのクリスマスといえばビニキだね」

この英語、どういう構造になっているの?決まり文句として辞書に載っているのだろうか?と、辞書を確認。いつも使う研究社の大英和でも英辞郎でも、それらしきものがない。ネット検索してみると、こんな説明を見つけました。

Nothing says A like B, roughly conveying B is evidence for A,
B indicates A


まさに「AといえばB」ってことですね。

改めてロングマンの辞書を確認してみると、こんな例文が
Nothing says "Police" like a black & white.

じゃあ、
Nothing says autumn like a salmon roe rice bowl for Hokkaido people.

この時期になると、北海道では筋子を購入してイクラの醤油漬けを作る家庭が多いんですよ。まあ、コレステロールが高いので、このところ、私は控えていますけど。

もう一つ、今日学んだ表現。

Just so you know
一言申し上げておきますが、だからなんだというわけではないですが(英辞郎より)

出てきたのは、新聞のコマ漫画。ウェイターがJust so you know, we also offer low-cal menu.

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2015年09月19日

ほどける


ドラマ「メジャークライム」より。

シートに包まれた死体が水中で発見されます。それがほどけて、顔が水にさらされていました。その様子をこんな風に表現していました。

The body was originally wrapped up in this drop cloth. It started to work itself free.

drop cloth (部屋などの塗装中に床・家具などにかぶせる)ペンキのしたたりを防ぐ大幅の布(紙、ビニール)
ビニールシートは、この単語を使えばいいってことですよね。

work (oneself) free ゆるむ

研究社英和での例文
The screw has worked (itself) free.

ランダムハウスの例文
It took all my effort to work myself free of the rubble.
(その瓦礫から逃れるのに全力を振り絞った)

なるほど、work oneself freeの仕組みがわかる例文ですね。

become looseでも、いいかしら?と辞書で確認すると、動詞が違っていた。

come [get, work] loose
やはりwork
も使われるんですね。

最近、もうひとつ「ホステッジ」というドラマも見始めたのですが、そこでメモした表現。

絆創膏を貼ってあげる、というセリフ。
I'lll patch you up.

patch upで「応急処置をする」という意味もあるようです。また「継ぎあわせる」という意味を比喩的に使って「関係を修復する」とか「状況を立て直す」なんていう意味もあるらしい。

もう一つ。「あなたを尊敬します」というセリフ

I have nothing but respect for yuo.

高校英文法で必ず出てくるnothing but ... 「...以外の何者でもない」⇒「紛れもない...だ」この論理を頭の中で巡らさないと、anything butと、どちらがどちらかわからなくなって、自分では使えません。I have nothing but respect.の例文を暗記して、見に染み込ませたい。



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2015年09月11日

生の鮭!


信じられないような大雨で、テレビで救出される方々の映像を見ていても、ハラハラしてしまいました。
皆さんのところは被害なかったでしょうか?

さて、9月10日付けのジャパンタイムズに
Obama eats bear-chewed raw salmon on reality show

という見出しの記事がありました。

クマが食べかけて(なんらかの理由で)放置してあった鮭を食べたという内容なのですが、bear-chewedのところが引っかかりました。bear-eatenならどうなのだろう?

Obama eats bear-eaten raw salmoneatが重なってしまうという欠点とともに、「クマが食べてしまった鮭」という「完了」の意味にもなってしまうかなあ?もし、そうなら、「食べかけの鮭」って、簡潔に表現するためにはどうすればいいだろう?などと思いながら本文を読みました。

すると、最初の文に出てきました。

U.S. President Barack Obama chowed on an Alaskan bear's half-eaten salmon during a recent television shoot with British adventurer Bear Grylls.

そうかあ。half asleepとかのhalfを利用してhalf-eatenね。なるほど。

次の段落で、もっと詳しくその様子を説明しているのですが、オバマさんも強者ですね。

Excerpts of the show, released Tuesday, featured the suitless president polishing off a partly chewed raw fish pulled from underneath some moss near a riverbank.

polish off: 素早く仕上げる、さっさと平らげる(へぇ〜、そんな意味があるんだあ)

苔の下に挟まっていた、クマが食べかけの鮭を食べたの〜!

Obama looks on as Grylls cuts away a chunk of flesh.
とあるので、一応、食用にさばいてくれたものを食べたようだけど、それにしても、嫌がらずに食べるところがすごい!そして、こう言います。

"I think a piece of salmon, that'll work just fine," he tells the camera. "It would have been nice if we'd have had cracker to go with it."
(「サーモンだけでも、いいけど」と大統領はカメラに向かって言った。「クラッカーに載せて食べたら、さぞ美味しかっただろうね」)

that'll workwillは、なんだろう?

このセリフの前に、Mmm. That's tasty.と言っているので、すでに食べてみて、けっこうイケるということはわかっているのに、that will workと言う。辞書のwillの項目で言うところの「無生物主語の能力」あるいは「主語の習性」でしょうか。自分ではこんな使い方できない。

全内容は番組として今年中にオンエアされる(イギリスで?)とのことですが、この部分のエピソードだけはもうネット等で配信されているってことでしょうね。






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2015年09月04日

ジョーク

英語ジョーク快読のススメ―ジョークがわかれば、言葉も文化もわかる (開拓社言語・文化選書)
という本を読んでいます。

授業にも大いに役立ちそうな本です。

たとえば、「たかがカンマ、されどカンマ。おろそかに扱ってはいけないよ」ということを教えたいときのジョーク。

"The play ended, happily." recently wrote a local critic.
What a difference a commna can make!


happily
の前にカンマがなければ、「その舞台はハッピーエンドだった」という意味になるが、カンマがあるために、happilyは文修飾となり、「幸運にも、その舞台は終わってくれた」⇒「ひどい舞台だった」になってしまう、「カンマは大切ね」というジョーク。

make a differenceという慣用表現や感嘆文を教えるときにも使えるうまいジョークだなと思いました。

もう一つ。fineに「罰金」の意味があると言うと、学生も大人の初心者クラスでも、みんな、えっ?と驚きます。私も最初に習ったときは、へぇ〜とビックリしたと思います。この二重の意味を利用したジョーク。

"Why can't I park here?"
"Read that sign."
"I did. It says, 'Fine for parking, so I parked.'


座布団一枚!的なジョークですよね。

そういえば、fineは、どうして「よろしい」と「罰金」というまったく別の意味を帯びるようになったのだろう?語源は同じなのだろうか?と思ってチェックしたことがあるのですが、どうやら、finishにあたるラテン語が元らしく、一方は「最後のもの、完成した ⇒ 申し分のない、見事な」と変化し、もう一方は「終わり」が「お金を納めて、違法状態を終わりにする」という意味で使われるようになった、と、ネットのどこかのサイトに書いてありました。

まだ読み終わっていないのですが、授業に応用出来るだけでなく、もちろん、個人的に楽しめる一冊のようです。

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2015年08月30日

none of which


またまた、ドラマ「メジャー・クライム」なんですが、どう解釈したらいいのか考えてしまったセリフ。

主人公シャロン・レイダーの別居中の夫が彼女の職場に表れて愛想を振りまくというシーン。

シャロンは、テイラー(上司になるのかな?)から夫のことを、こう評されます。
Not terrific husband, I guess. But lots of natural charm.

夫としては不合格かもしれないけれど、多くの人から愛される性格だね、みたいな感じでしょうか。
それに対してシャロン
None of which he wasted on raising children.

流れからいって、「その長所を子育てでは無駄にしている」という意味なんだろうなあと思ったのですが、だったら、none of whichではなくall of whichじゃないのかなあ?

日本語字幕を確認しても、子育てには全然役立っていない、みたいな意味になっていました。

どうして、そういう意味になり得るんだろう?直訳は「その(魅力)うちのどれも子育てには無駄になっていない」→ 「全部役に立っている」→ 「いい父親だ」ということだよなあ?

腑に落ちないでいるのですが、ひょっとして、これって、英語でよく見る皮肉ですか?おそらくそういうことですよね?正反対のことを言う皮肉、慣れないなあ・・・




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2015年08月27日

メジャー・クライム


ドラマ「メジャー・クライム」シーズン2より

証人として法廷で証言してもらうために、アリゾナ州フェニックスからロサンゼルスに来るよう警察から要請があった男性。空港に彼を迎えに行った刑事二人(フリンとプロベンザ)。「わざわざアリゾナから来てやったんだよ」と言わんばかりに証人はこんなセリフを言う。
Thank God. The jet lag is killing me.

それに対し、フリンが
The flight from Phoenix to LA is exhausting.

フェニックスとロサンゼルスの距離感がイマイチつかめないので(隣接する州かな?)、字幕は、「アリゾナは遠いからな」と皮肉であることを下線で表示していました。

すると、証人
Tell me about it.

たしか字幕は「ホントに」だったか、そんなかんじでしたが、ここは、「言われなくても自分が一番わかってる」と自慢でもするようなセリフだと思うので、字幕も、もう一工夫あっても良かったかと。まあ、そのあとの、フリンとプロペンザのウンザリ顔で、雰囲気察してねってところなんでしょうか。

辞書ではTell me about it.を「(言われなくても)百も承知」と訳していました。

さて、この証人、裁判を前に一晩ホテルに泊まるのですが、部屋に案内されて、思っていた以上に良い部屋だったので、驚いて「ずいぶん、キバったねえ」と言うのですが、その英語が
Wow, you guys really went all out.

「全力を尽くす」というgo all outはラジオ講座でもよく出てくるし、知っているはずのフレーズなのに、早くて聞き取れませんでした(-_-;)

この生意気な証人に手を焼きながらも、とりあえず無事、ホテルに通し、役目を終えた二人は車に乗り込みます。どうもフリンの様子が普段と違うと思ったプロベンザが、どうかしたか?と心配します。実は体の調子がよろしくないというフリン。病院に行って、現在の大統領の名を聞かれ、カーターと答えたら精密検査を受けるように言われたというオチもつくんですが、この最後の英語のセリフが洒落ていました。

メモらなかったので、正確ではないのですが

If you are asked who's the president now, don't answer Jimmy Carter unless you want the full work-up.

work-upで精密検査という意味があるんですね。

他人事のように「カーターなんて言っちゃダメだよ。精密検査を受けたいなら別だけど」と言って、自分はやってしまったと暗に匂わすパターン。アメリカのドラマでよく出てくる気がする。

カーターって古さ具合がちょうどいいのかな。ブッシュやクリントンではまだ新しい感じがするし、ニクソンでは昔すぎるんだろうし。

ドラマの出だし5分くらいのシーンですが、じっくり検討すると、けっこう気になる表現が一杯でした。



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2015年08月23日

「かたい」


生徒さんからWhich do you like better, salmon or trout?

という話題が出ました。

個人的に私は、鮭と鱒の味の違いってわからないんですよねえ。質問を投げかけた生徒さんご自身は鮭のほうがお好きとのことだったので、どう違いますか?と聞くと、鮭の身のほうが硬い、とのこと。この「硬い」を生徒さんはhardを使ったのだったか、toughを使ったのだったか、ちょっと覚えていないのですが、私は、どの形容詞がふさわしいだろう?と思案しました。そのうちに、会話が進んでしまったので、訂正しないままになってしまいました。

hardは違う気がします。岩のような硬さで、強く叩くと割れるかんじの硬さという印象があります。

toughは、肉が硬いときに使いますが、「硬くておいしくない」という否定的な意味合いに使われるので、生徒さんのように「硬い身の鮭のほうが好き」というのには相応しくない気がしました。

以前、「肌のはり」という意味で出てきたfirmは、果物の実が詰まっていて硬いにも使えるという話をしましたが、それはどうだろう?

などなど、考えながら最終的に辞書を開く。

研究社英和辞典に「かたい」の類語の違いが出ていました。

firm物質の構成素が緻密で強く押しても復元するfirm muscles

hard堅くて貫通・切断しにくいThis ball is as hard as a stone.

solid中身が詰まって堅いbuild a house on solid ground

tough食肉などが堅いThis steak is so tough that I can hardly cut it.

この説明からいくと、solidでしょうか。firmは押しても復元する、というニュアンスがあるのだったら、魚の身には使えないかなあ。

ちなみに私はどの魚でも、「ウェルダン」状態に火を通して、しっかり硬い身になった魚が好きです。

ところで、私は漢字の「かたい」を日本語辞書の説明から「硬い」と表記してみたのですが、研究社の説明では「堅い」を使っていました。日本語のほうもむずかしい!





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2015年08月15日

否定に対する応答


はるか昔、会社勤めをしていたとき、外国の方から「お宅の会社では労働ビザを発給してくれないのか?」といった問い合わせの電話が時々かかってくることがありました。私がNoと応えると、You don't?と確認されることも度々あり、その際、ついYes.と応えてしまうことがありました。I mean, we don't.などと付け足して、誤解がないよう気を付けましたが、電話を切ってから、ああ〜、また今日もやっちゃった、と反省したものです。このときの失敗がトラウマとなり、それ以降、否定に対する応答には「間違い」を犯さなくなりました。

しかし、その後、なにかの書物で、「相手の確認に対する応答としては、What you've said is right.の意味でYesと応えることも結構あると読んだ気がします。どこで目にしたのか思い出せないのですが・・・

昨日、見たドラマ「メジャー・クライム」で、こんなやり取りがありました。

刑事1:I see lots of blood, so no drowning, I guess.

刑事2:No. Yes. Stabbed to death.

場面はプールで溺死した死体を引き上げたところ。ずいぶん、流血しているので、それが死因であり、溺死ではないという話なのですが、刑事2のNoNo, she was not drowning.のことで、Yesは、Yes, your guessing is right.ということなのだろうなあと思いました。シナリオの段階でそう書いてあったのか、アドリブでそうなったのかわかりませんが、撮り直しをしていないのですから、アドリブであったとしても、ごく自然ということですよね。

ただ、日本語ネイティブの私ならYes. No.という順番だろうなあ・・・


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2015年07月24日

意固地


「メンタリスト」からのセリフです。

1.意固地になっている

場面は覚えていないのですが、「意固地になっている」という字幕。英語のセリフは

You're just being contrary.

「反対の」「矛盾した」を表すcontrary「へそ曲がりの」「片意地な」という意味があるんですね。
英英辞典で確認してみると

perversely inclined to disagree or to do the opposite of what is expected or desired
(周囲が期待しているもの、願っているものに同意を示さなかったり、逆のことをやったりする強い傾向)

いわゆる「あまのじゃく」っていうやつですね。

2.又貸し

住む家を二つ持っていた被害者に関して、一つは又貸ししていたのだろうか?という話。「又貸し」はこんなふうに表現していました。

Renting it for somebody else

「又貸し」という日本語に比べると、長い!

ちなみに和英を引くと、

underlease/ sublease

という語句が載っていました。でも、会話では、このドラマのセリフのような言い方するほうが多いのかも。

ばっちもんがらさんの最近のブログでも、「替え玉受験」がtake an exam for othersだったか、こんなような表現をしていたニュースがあったと、書いてらっしゃいました。

自分の言葉で説明してみたら、意外とそれが自然な言い方だったりすることありそうですね。

3.お先に

ずっと前ですが、ブログにも書いたセリフ「お先に」

場面は大人の英会話クラスが終わって、みんなで予約していたレストランに行くところ。私はCDプレーヤーを片付けたり、その他やることがあったので、生徒さんに先にレストランに行っていてくださいと言いました。それで、皆さん、それではお先に行かせていただきますと挨拶。そのとき「お先に」って英語でどう言うんですか?との質問が出ました。

See you later.

くらいしか出てこなかったのですが、「メンタリスト」で似たような場面で、「先に(オフィスに)帰っているよ」を

I'm gonna head off.

と表していました。もっとも、生徒さんが一番ニュアンスに含みたかった「お言葉に甘えて」「申し訳ないですが」といった感じはいずれにせよ、表現しきれていないですけどね。


posted by Monterey at 14:16| Comment(6) | 英語学習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月16日

アナと雪の女王より


教材として使っている「アナと雪の女王」

そこで出てきた表現で印象的だったものを二つほど抜き出しました。

1.in fact

アナの旅の友、クリストフのセリフ。アナのせいで、とばっちりを受けたクリストフは

I don't want to help her anymore. In fact this whole thing has ruined me for helping anyone ever again.


ここで出てくるruinfor以下の関係がthank you forforとは違うなあと思いました。

thank you for〜は〜してくれてありがとう、つまり、for以下が感謝の理由になっているのに対し・・・

ruin forのほうは、ruinした理由ではなく、ruinした結果が述べられている。

辞書の項目で言うと、「〜の方へ」というかんじかなあ。


have respect for one's teachers
(師に尊敬の念をいだく)
あるいは
I left for Tokyo.
(東京に向けて出発した)
と同じカテゴリかなあ。

「この一連の事件が僕を崩壊させ、二度とだれも助けたくないという方向に持っていった」というのが直訳かな。自分ではこんな文作れないなあ。

さて、このin fact
「事実」とか「実際」と訳すよりも「それどころか」と訳す方がしっくりくるなと思って、辞書を見てみました。

ジーニアス英和の3番目の意味に「[通例否定文の後で前言を強調して]それどころではなく
(さらに)、はっきり言えば、さらに言えば」

例文としては

I did't like him much--in fact I hated him.
(私は彼があまり好きではなかった。それどころかむしろ憎んでさえいた)

穏やかではない例文ですが・・・

2.潔癖症

姉がいつも手袋をはめているのは潔癖症だからだと思っていた。という件り。英語は

I just thought maybe she has a thing about dirt.

have a thing
は、よく耳にするなあ、一度ブログで書いているような気も・・・と思い、検索してみたのですが、見つかりませんでした。

辞書を確認すると

1....が大好きである。
have a thing for movie stars

2....を毛嫌いする

と、両極端な意味で使われるんですね。それにしても、「潔癖症」とhave a thing about dirt 両者にずいぶん、開きがあるけど、似たようなことを言い表していますね。面白い。





posted by Monterey at 18:28| Comment(4) | 英語学習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月04日

徒然に


最近のレッスンから、学んだこと。

1.お願いします
レッスンの参考にしているNHKの「英会話タイムトライアル」

今月号に、空港からタクシーに乗るという設定がありました。

このコンドミニアムに行きたいんですけど、どのくらい(お金)かかりますか?
交通量にもよりますが、大体45ドルです。


I'd like to go to this condo. About how much would that be?
That'd be about 45 dollars, depending on the traffic


と、これがテキストの会話です。

こんな会話のあと、「じゃあ、お願いします」と言いたかったら、どう言えばいいですか?と、これは高校生からの質問。

お願いします・・・買い物なら、I'll take it.なんて言うけど、ここでは使えそうにないし。

じゃあ、「乗ります」でどう?I'll get in.

と、お茶を濁したあとに、テキストを見ると、「それでお願いします」という件りがありました。

そのセリフが

That sounds good.

なるほどねえ。「お願いします」の日本語に引きづられたなあ〜

2、棄権
テニスの錦織選手が、ウィンブルドンの2回戦を棄権しました。あるクラスでその話題になり、「棄権は、cancelですか?」と尋ねられ、またまた、う〜ん・・・と、とまってしまいました。

ジャパンタイムズではNishikori withdraws from Winbledon with calf injuryという見出しをつけていました。

ちょっと考えれば出てきそうな気もするけど、実際は出てこないんだなあ、これが。




posted by Monterey at 21:18| Comment(6) | 英語学習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月01日

平家物語


またまた、鋭い質問をなさる生徒さん。

なんの話からそうなったのか忘れてしまいましたが「盛者必衰」って、英語でどう表現しますか?とのちょっと遊び心を持った質問が飛び出ました。

「盛者必衰って、栄えていた人たちも必ず滅びるってことですよねえ」と確認したうえで、とりあえず、直訳してみました。

「栄える」はproperous・・・でも、properous peopleなんて言うかなあ?

「滅びる」はperish

Properous people will perish.

こう、ボードに書いて、直訳はこうなりますけど、これで意味をなすのかどうか、私の宿題にします。

と、例によって、宿題を持ち帰りました。

調べる前に、自分で再度考察。prosperous peopleは、ちょっとぎこちない気がしたので、少なくてもthose who are prosperousかなあ。ただ、who areは回りくどい気もするから、省略したほうがスッキリするかなあ。

Those prosperous will perish.

最後にsomedayくらい付けたい気持ちがあったのですが、敢えてつけずにwillに「必然を表す」意を込めてみました。

それでネットを検索、平家物語の冒頭を英訳しているサイトを発見。http://p450.hiho.jp/blog/log/eid216.html

この方の素晴らしい訳によると、「盛者必衰」の部分は
all who flourish must necessarily perish

なるほどなあ。うまいもんだなあ。その後の「驕れる者も久しからず」も、見事な訳でした。

Those who flaunt their pleasures are not long for the world

「驕れる」のところ、flauntの目的語にpleasuresとしたところが、なるほどねえと唸ったポイント。

中学の国語の時間、この冒頭を暗記する宿題が出て、家で覚えていたら、父が興味を持って、ついでに「つまり、栄華を極めるな」ってことなのか?と、不思議そうな顔をしていたことを思い出しました。中学生の私にはそれに答える能力はありませんでしたが、昔の人間である父は、なにかしら教訓めいたものを読み取ろうとしたのでしょうね。でも、この冒頭は世の中の無常を諦観ぎみに語っているのであって、無理に教訓を探すべきものではないのだろうな。



posted by Monterey at 22:08| Comment(0) | 英語学習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月26日

宿題


クラスのなかで、どう表現していいか出てこなかったものがいくつかあり、来週までの私の宿題となりました。

調べた結果をここにご報告したいと思います。もっと、的確な表現がありましたら、コメントで教えてくださいね。

1.家族関係

50代にして、6人の子供の母親という知人の話を聞かせてくれた生徒さん。日本人の夫との間に3人、アメリカ人の夫との間に3人、という内訳らしいのですが、それを英語で説明すると、どうなるか?という疑問。私は日本語につられて、between the Japanese husbandというような表現かなあ?と言いましたが、これという決め手もなく、「チェックしておきます」となりました。

ネットで検索をかけると、こんな文が出てきました。

Brandon is Pamela's elder son with ex-husband, Tommy Lee

これから判断すると、

She has three children with the Japanese husband, and ...

ということになりましょうか・・・もう一つくらい例を探したかったのですが、良いものが見つかりませんでした。

2.襟のあいたTシャツ

こちらは英辞郎で調べました。

low-cutまたはlow-cut neckで形容詞的に使う例が載っていました。

また
「首の下の部分がかなり露出してしまうので」という話もしていたのですが、それはこんな例を使えばいいでしょうか。

be exposed by the low neckline of

だとすると、
the part below the neck is largely exposed by the low neckline of the T-shirt

でしょうか。それともupper chestのようなかんじのほうがいいかな。

3.肌のはり

この話題の続きで、年齢とともに、襟ぐりのあいた服を着ると、肌のはりのなさが露骨になる、なんていう話になりました。

その場合の「肌のはり」

生徒さんが和英辞書でfirmというのを見つけました。

「あ〜、柿なんかの場合、まだ熟しきっていない固めのものを、firmと使っているアメリカ人がいました」と私。

中身がぎゅっと詰まって固いというときにfirmは使うということでしょうかね。

辞書の例文には
firm musclesなんていうのがありました。

今、英辞郎をチェックすると、

肌のはり
skin fitness

肌のはりと弾力
skin tone and firmness

書き方から判断すると、2番目の例は、「はり」がtoneで「弾力」がfirmness
と表現しているみたい。

辞書でtone確認すると、(身体・精神の)健康な状態、とか、(器官・組織の)正常な緊張状態という意味があるようなので、これを採用したということなのでしょうね。

自虐的に笑いつつ、「年をとっても失うものばかりではなく、得たものもありますよね」なんて話で前を向きました!







posted by Monterey at 19:21| Comment(4) | 英語学習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月09日

情け


あるクラスで質問が出ました。「情けはひとのためならず」の「情け」は英語でなんと言いますか?

私「そうですねえ。『同情』のような意味になりますかねえ」
生徒さん「sympathyですか?」
私「あっ、そうですね。私はpityを思いましたが、sympathyのほうがいいですね」
生徒さん「それでも、なんか、雰囲気が違う気がして・・・」

こんな会話となりました。

あとで、思ったのがmercy

こちらのほうが、「情け」に近いでしょうかね。

ちなみに和英を引いてみると、この三つのほかに「思いやり」を示すcompassionなんていうのも載っていました。

さらに、「情けは人のためならず」も訳例が載っていました。

Giving is good for the giver, too.
原語の諺より、誤解されることが少ないかも。

そして、
Give and it shall be given unto you.
というのも載っていました。これは、きっと、聖書の言葉なのではないでしょうかね。

さらにはこの諺の誤用「人の利益にはならない」のほうも掲載されていました。
Charity is not good for its recipient.

charityって、「慈善事業」という意味だと思っていましたが、「情け、慈悲」という意味もあるんですね。英和で確認してみたら、「思いやり、情け、親切心」と載っていました。しかも、こんな例文も

(as) cold as charity「きわめて冷淡な」(形式的慈善を皮肉に言ったもの)

へぇ〜、生徒さんの質問から、様々なことを学ばせていただきました。




posted by Monterey at 09:54| Comment(2) | 英語学習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする