2016年12月06日

問題集から


大学入試問題集からの疑問。

「ある学校の調査で〜ということがわかった」

A school survey (   ) that ....
a surveyこの文の動詞を選ぶ問題で、選択肢は

1. revealed 2. analyzed 3. suggested 4. noticed

皆さん、どれ選ぶでしょうか?

私は3. suggestedを選びました。

ただ、1. revealedもダメかなあ?と疑問に思い、解答を確認。

すると、正解は1番のほうになっているではないですか!

解説では、suggestは文法的には正しいが、調査結果を提示しているこの文では、revealの方が適切、との説明でした。

個人的には、survey/ report/ studyなどが主語のときには、suggestという動詞はよく使われるという感覚でいました。

グーグル検索では、survey reveals thatが336,000件、survey suggests thatが319,000件でした。

これを見る限りは、試験問題にできるほどの違いはない気がします。

ただ正確にいうと、

Surveys suggest that ...は、「調査は...と暗示している」(英和活用大辞典の説明)

に対し、
A survey of schools in the district revealed that student absenteeism is close to 15 percent.
(その地区の学校を対象とした調査で長期欠席率が15パーセント近くであることが明るみに出た)

Our structural survey revealed a weakness in the roof.
(私たちの行なった構造上の調査で屋根の部分に弱点があることが判明した)
                                     以上英和活用大辞典より

という例文が。

suggestが「暗示」という曖昧な様子なのに対し、revealのほうは、明確な調査結果が出ているときに使いそう。

それを裏付けるようにオックスフォード英英には次のような例文が

...survey results suggest this species is probably rare ...(調査結果から、その種はおそらく希少なものであることが察せられる)--和訳が辞書にはなかったので、私の訳です。

But a new survey suggests that the country may now be home to wild leopards, pumas, and other big cats.(しかし、新しい調査で、その国は今や野生のヒョウ、ピューマ、その他のネコ科大動物の生息地となっているかもしれないことがわかった)--同じく、私の訳です。

両方の例文でprobably, mayという断言を避ける言葉が含まれています。明示ではなく、暗示なんですね。今回の問題の例文は、アンケート結果で、学校の施設に対する第一の不満は〜であることがわかった、というものでした。暗示ではなく、明示ですね。だから、やはりrevealのほうがいいのでしょうね。

それでも、なお、試験問題としてはそこまで求めるのはどんなものかと・・・(しかも、そこまでの説明ないし!)





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2014年09月23日

mere


あるテキストで、a mere two hours of sleep
というフレーズを発見。

なぜに、a mere two hoursと、"a"がついているの?

辞書を調べても、それらしき記載は見当たらない。なにかの間違いではないか?と納得できない気持ちでした。

たまたま、ネイティブに尋ねる機会があったので、確かめてみました。

彼の答えは、a mereとつくと、その後の数字表現はひとつのまとまった概念を表す単数とみなされるということらしい・・・

だから、a mere two hours of sleepが主語なら、be動詞はisになるとのこと。

あとで、もう一度、辞書を確認したところ、ウィズダム英和辞典に
Tim lost the election by a mere 200 votes.(ティムはたった200票の差で選挙に負けた)
とあり、「数を伴う複数形名詞の場合a mere ...」と、aが必要なことが記されていました。

ジーニアスに、こんな例文も発見。

The election was won by a margin of 200 votes.

marginを使わず、mereの代わりにonlyを使って、

The election was won by only 200 votes.
は可能だろうか?(少なくても、この場合、aはいらないですよね)

それとも、
The election was won only by 200 votes.
のほうがいいかなあ・・・

とりあえず、a mereプラス複数名詞ということを学びました。



posted by Monterey at 10:45| Comment(8) | TOEIC・文法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月11日

recommend


高校生用のテキストに、こんな文がありました。

The book is recommended for high school students.

これを見て、ある高校生が「なぜtoではなくforなのか?」という疑問を提示しました。

う〜ん、たしかに・・・

辞書も確認してみました。

toの例文も出てきます。

He recommended the florist to me.
I recommended the dictionary to everyone.


などなど。

2番目の例文などは、テキストに載っていた例文と大して変わらない内容に思えたりもします。

研究社新英和辞典にこんな例文も

Can you recommend (《英》me) a good teacher for my boy?(うちの子供にいい先生を世話していただけませんか)

4文型の形Can you recommend me a good teacher for my boy?は英国用法のみ。辞書によっては英国の古語ともなっており、ジーニアス英和には

They recommended the bookstore to me 《英古》me the bookstore.

という例文も。

ということは、研究社の例文も、

Can you recommend a good teacher for my child to me?

とも言えるってことですよね。

そこから考えると、toは直接どの人に推薦の言葉を話すのかを表し、forはだれのための推薦なのかを表すと理解すれば辻褄合いますね。

それで思い出したのが、ずっと前、ドラマ「アリー・マイラブ」でのセリフ。細かい状況は忘れましたが、法定で弁護士が

We should send a message to our society for the girls.
(我々はその少女たちのために社会に対してメッセージを送らなければならない)

みたいなことを言っていました。このtoforの使い方も似たようなかんじかな。

それらを考えて冒頭の文を考えてみると、高校生に直接「読んでみなさい」と呼びかけているわけではないけど、「高校生にはいい本だ」と世間に訴えかけているというニュアンスなのかな。


posted by Monterey at 10:24| Comment(2) | TOEIC・文法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月10日

タイムトライアル


クラスの参考教材として、NHKタイムトライアルのテキストを買っています。

2月号に、二つほど「おやっ?」と思ったことが・・・

その1
何飲む?と聞かれて「ビールがいいな」と答えるのですが、その英語。

I'd love a beer.

そうですか。a beerと、可算名詞扱いですか。

よく、お店のコーヒーなどは、決まった容器があるので、「ひとつのコーヒー」(というか「1人前のコーヒー」)という意味でa coffeeと、言ったりする、とは聞きますが、家で飲むビールも、a beerですか。

1個の缶ビールを頭にイメージしているのかな。ノン・ネイティブの私にはそんな冒険できないなあ・・・

その2
「家族に乾杯」の英語

Here's to family.

夫婦の会話なので、私ならHere's to our family.と、翻訳するだろうなあ。

これって、なんですか?「家族」というもの、その存在に乾杯、という意味合いなのでしょうか?世の中、わからないことだらけだあ・・・



posted by Monterey at 00:15| Comment(4) | TOEIC・文法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月10日

just because


今年2度目の更新ですが、1度目に続き文法です。

先日、高校生のクラスでこんな文がありました。

Just because a wide array of young people around the world may be able to sing along to a new Madonna song does not mean that they can hold a simple conversation in English, or even understand what Madonna is saying.(世界中の多くの若者がマドンナの新曲を口ずさむことができたとしても、だからと言って、その人たちが英語で簡単な会話をすることができるとは限らないし、マドンナが何を言っているのかを理解しているとも限らない)

この文を声に出して読んだ高校生が「because節の終わりにカンマがあるはずだよね?」と私に確認しました。私は初見した時に、なにも違和感を持たなかったので、素直な文だろうからカンマも当然あるはずと判断して「うん、あるよ」なんて言ってしまったのですが、探してみると、ない。というか、because節が終わるのが" a new Madonna song"のはず。そのあと主節が続くのだから、does not meanの主語がほしい。主語がない。because節全体を指すitを付けておかないと!

でも、主語がなくても、あまり違和感もなく、入試問題(明治学院大学)にも採用されているのだから、文法的に間違っているとも言えないのだろう・・・

曖昧なまま授業終了。そして、一人反省会です。

解説(「やっておきたい英語長文700」)を読むと、これはbecause節が主語になる口語的表現なのだそうです。同じ意味を、Just because ...., it does not mean ...と表すこともできる、とのこと。

オーレックス英和のbecauseの欄にも、下記の説明が

(名詞節を導き)(口)...ということ
Just because he thinks it's a good idea doesn't mean it's a good idea.
彼がいいアイディアだと思ったからといって、本当にいいアイディアとは限らない


へぇ〜、そうなんだあ。

それにしても、初見のとき、不自然に感じなかったのは、この口語パターンを聞き慣れていたからなのか、それとも、単に注意力がないからなのか・・・前者だということにしておこうっと!


posted by Monterey at 14:10| Comment(0) | TOEIC・文法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月07日

不定詞と動名詞


明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。m(_ _)m

去年はNew Year's resolutionに週2度の更新を掲げて、見事に挫折しました。今年は、なにも掲げず、自分のペースで更新することにしま〜す。

新年1回目は文法です。
以前、度々、触れていた下記の文法・演習書。

大学入試頻出 EXPERT(エキスパート) 英文法・語法演習 CD付 [単行本] / 高橋輝男...

この中に、不定詞を取る動詞と動名詞を取る動詞の違いについて、面白い解説をしている部分があります。それをご紹介したいと思います。

一般的には不定詞は「未来思考」そして動名詞は「実際行われたこと」とか「否定的なこと」に使われると言われています。

この書では、新しい試みとして使われている動詞の意味上の主語がだれかという点に着目しています。

従来の理論からすると、たとえばsuggestは「提案する」ですから、「提案」⇒「これからすること」⇒「未来」よって不定詞と考えてしまいそう。しかし、

“I suggest going by bus,” the travel agent said to Mike. (同書94ページの例文)

「バスで行く」主語は I ではなく、提案している相手つまり Mike だというわけです。動詞(ここではsuggest)の意味上の主語が文の主語と一致すれば不定詞、そして文の主語以外の人・物であれば動名詞という考え方です。

さらに同著では、この考えを進めます。

「やってしまったことは、たとえそれを実行した人がいなくなっても、この世に存在する」

この本では銀行強盗を例にとり、強盗を犯したらその犯罪はニュースとなり全国に知れ渡り犯人がわからなくてもその事実は存在する、と説明します。実行してしまった事実は本人を離れてその人の「外」に出て行ってしまうと解説しています。

これに対して to 不定詞は主語の内側にあると説明しています。plan towant to も、その人の心の中にあるもの、つまり「内」側としています。

この内と外という考え方が、様々な動詞に応用され説明されています。

たとえば、refuse(断る)。これは、否定的な意味合いですから、動名詞をとりそうなものですが、実際は不定詞。それを同著では次のように説明しています。

refuseは、「どうしても〜しようとしない」という意味なのだと。そこには、心の中にある「〜しよう」という気持ちを外に出さないようにしている動作なのだというのです。こじつけの気もしますが、refuse to accept itなんていうと、たしかに、それを受け取ろうという気持ちを押さえつけているイメージもあります。

また、consider(考慮する)は、典型的な未来思考で不定詞を取りそうですが、実は動名詞。こちらの説明にはconsiderの元々の意味を採用しています。

ジーニアス英和辞典によると、語源はラテン語のconsiderareで「念入りに見る、調べる」con(一緒に)sider(星⇒多くの星を一緒によく見る)

EXPERTでは、「観察するものは外側に存在」するという説明を施しています。これも、最初はこじつけにも思えましたが、この動詞は語源からも、「客観的に考慮する」という意味合いなのかなと思うと、外側という説明もうなづける気がしてきました。

a) I want to repair this car.
b) This car wants repairing.


a)は「修理する」のは文の主語 I ですが、b)では「修理する」のは主語であるthis carではなく、人間、というわけで、主語の外側にあるから動名詞というわけです。

でも、それならI want you to repair this car.のような場合はどう説明するのかなあという疑問が残りますが・・・

「修理してもらいたい」という主語の意向は to によって、感じられるかあ。

こういうのは、自分なりに納得して、覚える手助けにするのが目的だから、そういうことにしておこうっと。




posted by Monterey at 14:14| Comment(3) | TOEIC・文法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月31日

紛らわしい単語


ある高校生が、literallyという単語が登場した際、「この単語に似た紛らわしい語ありましたよねえ。区別すべき単語、3つくらい。なんだっけ?」と言いました。

そう言われても・・・literallyは「文字通り」で、literature「文学」が元になっているんじゃないの?だから、形容詞literalは、「文学の」と「文字通りの」の二つの意味があるんじゃないの?くらいにしか答えられませんでした。3つを対比して記憶すること!そんな覚え方していないもん!

しかし、高2とはいえ、大学受験を視野に入れている高校生を教えている以上こんな言い分通じません。辞書や文法書などを調べ、彼が学校で習ったという紛らわしい3つを探しました。そして、私は間違っていたことも発見。

1.literal: 文字通りの(そこから、転じて、融通のきかない、なんて意味もあるんですね)
2.literary: 文学の(上記1番には「文学の」という意味はないんですね。間違っていた)
3.literate: 文字の読める、教養のある

3番はこの単語よりも、逆のilliterate: 文字の読めない、のほうが、お目にかかる頻度は高い気がします。3番関係で言えば、literacyの「識字率」は、割と出てくる気もしますが。

ここまで並べたら、legible/illegible筆跡などが読みやすい、読みにくい

も、紛らわしい単語群に加えてよさそうなものだけど、これは入っていないらしい。受験勉強って、なんて紋切り型なんだろう!

ついでに、この生徒から紛らわしいシリーズを教えてもらった。
1. imaginary 2. imaginative 3. imaginable

4. respectable 5. respectful 6. respective


1. 想像上の 2. 想像力に富む 3. 想像できる

4. 尊敬できる(ただし、ビジ英講座(でしたっけ?)で、解説していたところによると、「ちゃんとした」「恥ずかしくない」という意味合いのようですよね)

5. 丁寧な 6. それぞれの

2.は自分で使う機会がほとんどないので、あまりピンと来ない単語です。3.もなんだけど、辞書の例文を見ると、every method imaginable「ありとあらゆる方法」(研究社新英和)−−これ使えそう

あと、5.はいつも、単語だけみると、ぱっと日本語が出てこない。普段は、文脈から判断できるから、そんなに問題ではないのだけれど、respectfulってどういう意味だっけ?と、文脈なしに尋ねられると、え〜と・・・って思ってしまう。a respectful bowで「丁寧なお辞儀」(研究社英和)まあ、politeみたいな意味と思っておけばいいかな。




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2013年10月22日

吐きそう


先日、メジャーリーグでボストンレッドソックスがワールドシリーズ進出を決め、上原投手がチャンピオンシップ・シリーズのMVPに選らばれました。

月曜日のテレビで、そのニュースがスポーツ新聞の第一面に掲載されているのが紹介されていました。

「(プレッシャーで)吐きそうになった」と英語でインタビューに答えたそうですが、そのセリフが観客に受けていたと記事は続き、テレビ画面に映った第一面の写真や見出しの中にthrew upと、けっこう大きく書かれていました。

もし、I threw up.と言ったとしたら、「僕は吐いた」となって、そりゃあ、ウケも一層大きくなるよなあ・・・などと思いながら見ていました。

「吐きそうになった」を英語にすると、どう言おう?つい、こう考えてしまうのは、職業病?でも、みなさんも同じように、つい「これを英語で言うなら」と、考えてしまうという経験していますよね、きっと。

I wanted to throw up.

かなあ・・・なんて思っていたら、そのあと、ジャパンタイムズに、その記事が載っていました。

I almost threw up.

となっていました。「吐きそう」の「そう」にとらわれ、実際吐いたわけではないのだから、threwと、過去形にすることに私は抵抗があったのですが、まったく問題ないんですね。

辞書にも、はっきり書いてありました。

He almost won the race.
(彼はもう少しでそのレースに勝つところだった)
過去形の文で、almostが動詞を修飾するとその出来事が実際には起こっていないことになるーーオーレックス英和

私の質問を聞いていたかのごとくの行き届いた説明。オーレックス英和、好きです!





posted by Monterey at 14:42| Comment(2) | TOEIC・文法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月18日

関係形容詞


高校生に、関係形容詞のwhatについて、質問されました。

「あ〜、What little money I haveとか、いうやつ?」と私が確かめると、「そうそう、学校の文法書にも、そんな例文が載っていた」との返答。

よくわからないので、解説してほしいと言われたのすが、私も解説するほど詳しくは知らないなあ・・・

というわけで、文法書を開く。

ロイヤル英文法

I’ll give you what money I have with me now.(今私が持っているお金はすべて君にあげよう)

質問した生徒
「こう言いたければ、I’ll give you the money I have with me now.だけでいいんじゃない?」


「でも、それなら、『すべて』という意味ははっきり示せないよね。I’ll give you all the money I have with me now.なら、同じ意味になるけど」

奇しくも、この関係形容詞whatの解説のページに、「what=all the 〜that…」と書いてありました。

これで、生徒も納得。そして、その下に、littleのついた例文もありました。

I gave him what little help I could.
(私はわずかではあるが私のできる限りの援助を与えた)

関係形容詞whatで、私が実際使われているところを耳にしたのは、1回だけ。遠山先生がYou can use what little brain I have.だったかな、そんなことを言っていました。でも、それくらいで、あとは聞いたことがない、などと高校生に言ってしまったのですが、言ったまさにその日の夜、ペーパーバックを読んでいて、こんな文章に出くわしました。

What little sleep he had gotten had been haunted.
なかなか寝付けない主人公。やっと眠ったと思ったら、夢の中の光景が彼に憑りついて離れないという件りで出てきた文です。

注意していれば、時に会話でも出てくるフレーズなのかもなあ。

これを応用して、「やっと得た数少ないチャンスなのだから活かさなくては」というセリフなら

I have to make the most of what little chance I’ve got.
でいいかなあ・・・

ちなみに、あまり見かけないけど、What few books I haveみたいに、可算名詞にも使えるみたいですね。

逆に、「彼はありあまる財産全部を寄付するつもりだ」みたいな例で、

He is going to donate what huge amount of money he has.

とかは、言えるのかなあ・・・それっぽい例文を辞書で発見できなかったので、不明です・・・





posted by Monterey at 13:30| Comment(8) | TOEIC・文法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月01日

keep ...ing



以前、本屋さんで立ち読みしたときに、へぇ〜という内容に出くわしました。

I kept standing on the train.

という言い方は間違っている。というのです。

今、辞書で確認しても、

「立ち続ける」をkeep standingとするのは間違い、remain standingならよい -- 研究社新英和

となっています。

なぜ、これが間違いなのか?立ち読みした本の記憶が正しければ、keep ...ingというのは、繰り返し、その動作を行ない続けるという意味であり、最初から最後までやり続けるの意味ではない、と書いてあった気がするのですが・・・これは、私の記憶違いかもしれません。

たしかに、辞書の例文も、繰り返しの動作の物が多いです。

The phone kept (on) ringing.
Amy keeps changing the channel (of the TV)!
Why do you keep shoplifting and getting yourself thrown in jail.


これらの例文は、1回きりの動作ではなく、何度も繰り返し行なわれていることがうかがえます。

でも、1回だけの動作らしきものが例文にまったくないかと言えば、そうでもないような・・・

keep waiting(待ち続けている)研究社新英和

She kept talking on and on.(彼女はいつもまでも話し続けた)オーレックス英和

それに、今回授業で使ったジュラシック・パークのシナリオにも、
Keep watching と出てきました。「今からTレックスを挑発しておびき出しますから、よく見ていてください」という意味合いです。これも、繰り返し見る、のではなく、見るという行為をずっと続けるということですよね。

じゃ、なぜ、keep standingだけ、ダメなんだろう?他にも、このように、使ってはいけない動詞はあるのあろうか?ふ〜む、わかりません。





posted by Monterey at 23:09| Comment(4) | TOEIC・文法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月30日

不定詞とing


生徒さんからの質問。

I was happy that I understood the story in English.

という内容を、

I was happy understanding the story in English.

と表現することもできますか?

happysurprisedなど感情に関わる形容詞の後ろにその理由が続くときは、普通不定詞を用いるのですが・・・と言うと、その生徒さんは、英語講座で、happy being marriedだったか、なんかそのような文を聞いた気がしたのですが・・・とのことでした。

そこで、私の宿題とし、授業後、辞書と相談しつつ考えをまとめてみました。

まず、この質問をいただいたときに、真っ先に思い出したのが、Super Size Meというドキュメンタリ映画のセリフ。

ある10代の女の子が

It's hard being a teenager.
(10代であるっていうのはつらいことです)

このセリフを聞いたとき(というより、教材で使っていたので、スクリプトを目にしたとき)

It's hard to be a teenager.

というお馴染みの不定詞It ... toを使わず、beingを使っているのはなぜだろう?と思いました。

It ... to be a teenagerなら「10代であるというのはつらいものだ」という一般論であるのに対し、beingを使うと、実際今私がその10代を生きていて、それはつらい、という現在進行形のようなニュアンスが含まれるのかなと思いました。

今回の生徒さんの質問もこれに近いのかなあ・・・

辞書で、happy tohappy ingの例文を比べてみました。ingの例文はそれほど多くはありませんが、それでも、いくつか見つけました。

I'm happy to 「meet you [hear of your success].
(お会いできて[君の成功を聞いて]うれしく思います)

The refugees were happy (in) being back home again.
(避難民は再び故国に戻って来られて喜んでいた)

以上オーレックス英和

Children are happy to be with their parents.
(子供は親と一緒にいるのがうれしいものだ)

I'm very happy living in New York.
(ニューヨークに住めて幸せです)

以上ウィズダム英和

特に、ウィズダムの例文が私の仮説、--
to不定詞は一般論を、そして、動名詞(inがとれてしまえば現在分詞だという説もあるのかな)の場合は実際今その状態にあることを示す、
というのを、証明してくれているような・・・

ということは、生徒さんの質問「その物語を英語で理解できてうれしかった」と言いたいときは、今、この瞬間理解できていることを表しているわけではないので、ingを使うケースではないですよね。

ingの例文が少ないので、明言することはできないですが、ingは、動作動詞よりも、状態動詞(beinglivingもそうですよね)のほうが使われやすいのかもしれませんね。また、オーレックスの避難民の例文には(この文型よりも、to不定詞やthat節の方がふつう)と書いてありましたので、happy tohappy thatを使っておいたほうが無難かも。

と、ここまで書いて、以前読んだ文法書の情報を思い出したので、確認。

「英文法のカラクリがわかる」(佐久間治著・研究社)
--抜粋

もし時間的な指定がないなら、多くのto不定詞と動名詞のあいだには微妙な意味の相違が生じる。基本的に、動名詞習慣的・一般的・固定的な行為を指しto不定詞は特定の行為・その場限りの行為・前向きの動きを示す。たとえば、次の1組の英文にはニュアンスの違いが顕著に出ている。
1. Lying is wrong.
2. To lie is wrong.


1.は普遍的に通用する一般論を述べたにすぎない。2.は特定の場面、たとえば親がうそをついた子を諭すようなときに使われる。


この説明から類推すると、私の仮説は間違っていて、正反対の論理になりますね。う〜ん、私の仮説が違うのか、それとも、どこかでつながっていて、佐久間氏の説も、私の説もあっているのか・・・

結論が出せなくなってしまいました。どなたか、なにかご存知なら、助けてくださいね。
posted by Monterey at 16:25| Comment(13) | TOEIC・文法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月23日

代名詞


大学の授業で、ジョークを題材にペアワークをやってもらうことがあります。
ひとりが、日本語で書かれた簡単なジョーク話を読む。そして、それをパートナーに英語で話しパートナーがオチをわかれば成功。

先日のジョークは。家にネズミが出るというAさんの話。

B: ネズミ捕りを仕掛けたら?
A: ネズミ捕りなんてない。
B: 買えば?
A: そんなお金ない。
B: ぼくのを貸そうか?
A: ありがとう!
B: チーズを中に入れておいてね。
A: チーズなんてない。
B: 買えば?
A: そんなお金ない。

と、こんなかんじで話は進みます。罠の中に入れるチーズも、パンも、なにもない。オチは、「じゃあ、ネズミは君の家で何しているの?」

学生たちは、ブロークン・イングリッシュながら、なんとかパートナーに趣旨を伝えられているようでした。(こういうアクティビティをしている時の学生は実に生き生きしていて、見ていて嬉しいです。「アイ・ハブ・マニー・ノー・ノー」など、めちゃ、めちゃだけど)

授業としては、この後、各自に、今のジョークを英語で書いて提出してもらいます。

さて、ここからです。

学生たちが書いた英語を読むと、高校までの英語教育の問題を見る思いです。文脈を考えて冠詞や代名詞を考えるという練習はほとんどまったくやっていないですからねえ。

今回圧倒的に多かったのは、


B: Set a mouse trap.
A: I don't have it.


と、I don't have one.とせずに、itを使ってしまうパターン。

oneという代名詞は、英文科でもない生徒は思いつかないかもしれないけど。高校文法で勉強はしているはずなんだけどなあ・・・4択問題なら選べても、自ら思いつくことはできないのだろうなあ。(まあ、私も先日、oneのところを、itでもいいんじゃないの?と、思ってしまったくらいだから、偉そうなこと言えないかもしれないけど・・・)



A: I don't have one.
B: Why don't you buy one?


そして、「そんなお金ない」のところ。

I don't have money to buy it.と書いた生徒の原稿をoneと直そうとしてふと考えました。oneを3回続けるのもしつこい。

I don't have money to buy things like that.とかsuch a thingが流れからいっても自然なのかな。

次のチーズは、不可算名詞なので勝手が違いますよね。

A: Don't forget to put a piece of cheese in the trap.
B: I don't have cheese.
A: Then, buy some.


たぶん、不可算なので、繰り返しを避けるためにはsomeを使うのが鉄則。でも、ここはもっと自然な単語がある気もする・・・Then, buy a box.とかThen, buy a pack.とかはどうだろう?「いくらか買ったら」というよりは、「1個買ったら」のほうがいいと思うのは、日本語から考えているから?それとも、ホントにそのほうが自然なのかな・・・

学生にはここまで要求しませんけど、添削していると、自分も勉強になります。

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2013年05月07日

itかoneか

あるTOEICの問題集に、こんなのがありました。

Everyone who wants a ticket to the concert can get ______.
(A) them (B) it (C) one (D) ones


答えは、(C)でした。解説は、a ticketを示す単数代名詞が入るから。

Everyone who wants a ticket can get oneで、自然だし、いいのですが、ただ、もしこれを代名詞を使わず表現したら、

Everyone who wants a ticket to the concert can get the ticket.

とも言えるんじゃないの!?と、思ってしまいました。

だとしたら、the ticketを表す代名詞 it もあながち間違いとは言えないのでは?

たぶん、私が引っかかったのは、a ticket to the concertのところ。「チケット」に「そのコンサートの」という修飾語が付いている点なのだと思います。これがあるために、他のコンサートと区別する働きも生まれてしまうという点。だから、「そのコンサートのチケットがほしい人は1枚手に入れることができる」でもいいけど、「そのコンサートのチケットがほしい人はそのチケットを(それを)手に入れることができる」でも、いいのでは?と思ってしまったようです。

これが、もし、

Every customer at the supermarket who wants a plastic bag can get _____.だったら、the bagではなく、従って、itではなく、oneがふさわしいと思うのですが・・・(なぜなら、スーパーでのレジ袋は「レジ袋」だけでなんの説明も要らず、私たちの頭の中にはひとつの共通したレジ袋のイメージがあるから)

さらに言えば、一人複数枚を手に入れることができる場合だってあるじゃないですか。そうすれば、onesもダメとは言い切れないんじゃないの?

まあ、その場合はsomeのほうがふさわしい気もするけど。

posted by Monterey at 23:27| Comment(2) | TOEIC・文法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月12日

一人反省会


新学期が始まったとたんに、更新が滞ってしまいました。

さて、今回は、高校生が持ってきた入試問題。

人間の先入観が、視界に入る物の大きさや距離感にいかに影響を与えるかという話で、実験をします。

覗き穴から、なにも物がないガランとした廊下(距離感が想像しにくい)を覗き見ます。

If you now show him a piece of white paper in the corridor and ask how large it is, his reply will be influenced by any suggestion you make as to what the piece of paper may be.
(もし被験者に廊下にある1枚の白い紙を見せてその大きさを尋ねた場合、被験者のこたえは実験者が紙について言及した言葉に影響される)

If you tell him that the particular piece of paper is a business card, he will say that it is quite (a).
(もし、被験者に紙が名刺であると言えば、被験者はそれがかなり(a)だと言うだろう)

Show him the piece of paper at the same distance and tell him that it is a large envelope, and he will say that it is (b).
(被験者に同じ距離で紙を見せ、それが大きな封筒だと言えば、彼は(b)だと言うだろう)

この(a) (b)に、nearfurther awayを入れよ、という問題。

質問した高校生は、「名刺は封筒より小さいのだから、小さい紙を見れば、遠くにあると思うし、大きな封筒を見れば近くにあると判断するはずだから、(a)further awayで、(b)nearのはずなのに、答えが逆だと言って、「この問題、変ですよね」と私に尋ねる。

私としては、「実験者の言葉に影響される」というところがポイントで、「小さい」→「遠い」「大きい」→「近い」という通常の概念と逆の結果が起こる、という実験なのだ、とは思ったのですが、この英文から、どうして、そうなるのか、読みとれませんでした。

高校生は、「問題がおかしいよ。こんな変な問題で時間費やす必要ない」と、あっさりしたものでした。でも、私は気になる。授業が終わってから、一人反省会です。

(以下は、上の文を一発で理解した方には、なにをグダグタ言っている!というようなことなんですが)

そこで思ったことは、aなのか、theなのかに注意すれば英文がずっとわかりやすくなることがあるんだなあということ。

最初に作者はshow him a piece of white paperと、不定冠詞aで、白い紙を初登場させています。

そして、If you tell him that the particular piece of paper is a business card,
で、先ほど登場した白い紙が、既に述べられた紙としてtheを使って表現されています。

さらに、Show him the piece of paper at the same distanceで、既出の紙であることを示唆させていますので、「名刺」として紹介された紙と「封筒」として見せられた紙は実は同じ物であることが、このtheでわかるんですね。

同じ紙を、同じ距離で「名刺だよ」「封筒だよ」と言えば、「封筒のほうが大きいはずなのに、さっきの名刺と同じ大きさに見えるのだから、さっきより、遠いということだな」と判断してしまう、という話。

そこを、さっと読みとれていれば、生徒の質問にも、すんなり答えられたのに、修行がたりません。

考えてみれば、furtherという比較級が使われているという事実が、比較対象の後に出てくることを示唆しているのだから、2番目の(   )に入るはず、と判断しても正解にはたどりつけてしまいますね。



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2013年03月06日

所有代名詞


「コーヒーは先にしてください」

という日本語が3月4日付けのジャパンタイムズ紙バイリンガルページに載っていました。この日本語の意味は・・・

ということで、英訳が一緒に掲載されています。

それを見る前に自分で作ってみました。

Bring us the coffee first.

私なら、こんな風に言うかなあ。

さて、新聞の英訳はというと、

Bring our coffee before the meal.

ここで注目は、our coffeeour

食事を注文すると自動的についてくるコーヒーなのかな。たとえ、コーヒーを自分で注文したとしても、まず注文した、という前提が、日本文から感じとれますよね。

ということで、コーヒーが来ることは決定事項なので、もうそれは自分たちのコーヒーと言いきって良いということですよね。

友だちの家に遊びに行って、コーヒーを勧められた時も。
Would you like some coffee?
Yes, please.
Do you need sugar?


この状況で、「ブラックがいいです」のパターン。

I'd like my coffee black.

ここでも、まだコーヒーはテーブルの上にはのっていないけど、頼んだ以上は、「自分の」コーヒーとなりますよね。

では、下記の場合はどうなるのだろう?

生徒さんから教えてもらったのですが、政情不安の国から日本へと逃れてきた違法難民たち。夫婦で逃げてきた場合など、日本で子供が生まれても不法滞在なため子供の国籍がないのだそうです。その説明。

Even though they were born in Japan, they don't have (their) nationaities.

この文でのtheirは、1)必要か?2)逆に入れると変に聞こえるのか?はたまた、3)どちらもありなのか?

I don't have a wife.

とは言えるけど、

I don't have my wife.

は、どうなんだろう?変な気もする。

I don't have my wife with me today.

なら「今日は妻と一緒じゃない」という意味として問題ないと思うけど。

国籍にしろ、妻にしろ、「持っていない」という時は、具体的な国籍・妻がないわけで、それに「私の」とは付けられないんだな、きっと。注文したと同時に自分の所有物となるコーヒーとは違うんだ、きっと。

Do you have your car?

と言えば、「車を所有していますか?」ではなく、「今日はここまで車で来た?」「足はある?」という意味なんだ。・・・きっと。きっと。目


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2013年02月26日

タバコのにおいがする


「この部屋タバコの臭いがする」という英文を英訳すると、どのように表現するでしょうか?

私は、The room smells like cigarettes.

と言うと思うんですよね。

それが、こんな英文を目にしました。

The room smells of cigarettes.

はぁ〜、なるほど。

辞書で確認しました。

smell:SVC/ SV of [like](物・人が)・・・の匂いがする

It smells like lilacs.
His breath smells strongly of brandy.


smell ofsmell likeの意味の違いについては載っていなかったのですが、ライラックの例文It smells like lilacs.は、芳香剤や石鹸の香りなど、人工的なライラックの香りの場合に使われそう。もし、ライラックの木のそばに行って実際花の香りをかいだ場合はOh, it smells of lilacs.
という違いがあるのかな。

五感から判断する動詞でも、looksoundはどうだろう?

「彼の声には父親らしさがこもっていた」と言うときに、

He sounded of a father.

って言えるのかなあ。He sounded like a father.だと、父親ではないのに、父親ふうに聞こえた、ということになってしまうのかなあ。

lookの場合はどうだろう?

He looked like a father.

「彼は父親のように見えた」は、私は彼が父親だと推測した、という意味と、父親ではないことは知っているけど、まるで父親のようだったという意味の両方を含むのですよね。「彼はいかにも父親らしく見えた」という場合はどうなのだろう?

I'm not like myself when I'm with you.
(君といっしょにいるといつもの自分ではないみたいだ)ーージーニアス英和

この例にならえば、

He looked just like a father.

でいいような気も。ただし、ウィズダム英和を見ると、likeを「〜らしい」の意味で使う場合は、It's (just) like A (to do)のパターンか、少なくともbe動詞とともにlikeを使う場合ということなので、lookと共に使えるのかどうかは不明。

「いかにも父親らしく見えた」という状況は、「見た目」だけでなく、言動なども判断の基準に含まれているのだろうから、He was just like a father.でいいのかも。

ところで、

He looked of a father.

はあり得るのだろうか?辞書には、私が探した限りそのような例文はなかったので、使われてはいないのかな。

とりあえず、

smell, tasteに関しては、似たような匂いや味がするという時には、likeを使い、そのものの匂い・味がするという時にはofを使えばいいみたいです。(たぶん!−−辞書に、はっきりと書いてあったわけではないので、断定は避けておこう)



posted by Monterey at 13:20| Comment(2) | TOEIC・文法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月01日

センター試験模試


大学入試センター試験実戦問題集 英語(筆記)

の問題で、立て続けに間違えてしまいました〜(;一_一)
「失敗は成功のもと」「間違いから学ぶ」ということで、間違った問題を紹介させていただきます。

まずは、えっ、そうなの!?全然知らなかったという問題。

A lumberjack is a person whose job it is to ( ) trees.

(1) be fallen (2) fall (3) falling (4) fell


正解は(4)

fellに、「〜を切り倒す」という他動詞があるんですね。まったくの初耳でした。

お次は

「アメリカの生活にも随分慣れた」という話の続きで、

... but, the custom of giving ( ) is still a mystery to me.

(1) chip (2) chips (3) tip (4) tips


答えは(4)

私はこの単語、不可算名詞かと思いました。だって、「1チップ」って何を指すの?って思っちゃっうんだもん。辞書の例文を確かめると、1回分のチップがa tipということみたいですね。

そして、並べ替え問題。

A child is bothering others on the train. If you angrily tell him not to, his overprotective parent could say:

What ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) son?
(1) do (2) have (3) my (4) right (5) scold (6) to (7) you


答えは・・・



What right do you have to scold my son?

「私の息子を叱るどんな権利があなたにあるというのですか」

という意味。

私の言い訳。

いったんは、この正解を考えついたのですが、「息子を叱る権利」で、意味上のひとつのかたまりだから

What right to scold my son do you have?

なのかなあ、と思ってしまいました。ぎこちない耳触りだなとは思ったのですが、やはり、ネイティブの耳には変に聞こえるかあ・・・


ついでに、

センター試験問題ではないのですが・・・

ある高校で使っている問題集で、「彼は家族の中で2番目に早く起きる」という文。

正解は、

He gets up the second earliest in his family.

これって、もし「彼は家族の中で一番早く起きる」だったら、

He gets up earliest in his family.

と、この場合earlyが副詞なので、原則theは付かないですよね。最近は、母国語者の間でも、形容詞との混同が起こり、the +副詞の最上級も多々見られるので、日本の学校英語でも認められるようになりましたが。

「2番目に早い」と序数がついたらどうなるんですかね?序数には通常定冠詞が付くから、theを付けたい気もするけど、ここは、theが付かないのが、本来の形でしょうか?問題集の正解には、(  )も付かない堂々たるthe second earliestなのですが。theはなければ間違いなのでしょうか?

(でも、現実的な話としては、「うちの家族では、一番早起きなのがお母さん。次がお父さんかな」なんて流れになると思うので、My father gets up next.というセリフになる気もします)




posted by Monterey at 22:02| Comment(8) | TOEIC・文法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月09日

仮定法



野球のワールド・ベースボール・クラシックWBCって、メジャー・リーグが主宰しているらしいのに、メジャーの主たる選手は出場せず、そして広告料は米国以外の参加国にはあまり配分されない、と、腑に落ちない面が多々ある。だけど、開催され出場する以上は、母国を応援したくなるのが真情というもの。

そんな中、先日、ダルビッシュ投手がWBC不参加を球団を通じて発表。今日は、その球団のウェブサイトに掲載されていた記事の英語に注目しました。

Darvish would have been a huge part of the Jaqpanese team next spring.
(ダルビッシュは来春日本チームにとって強力な力となっていただろう)

下線部、助動詞プラスhaveプラス過去分詞--「もし、彼がWBCに参加していれば」という条件節が省略されていますが、仮定法過去完了になっています。

仮定法過去完了

過去の事実の反対の仮定・想像を表す--ロイヤル英文法より

今回の文、--もし、来春参加していれば大きな力となっていただろう--は、過去の話ではないですよね。来春ですから未来の話。そういう時は、仮定法過去を使うものと思っていました。

仮定法過去の説明を、今一度ひもとく。再びロイヤル英文法

現在の事実の反対の仮定、または現在または未来についての可能性の乏しい想像を表す

そうかあ・・・未来のことは、100%ない、と言いきれることがほとんどないから、この説明で事足りていると思えたんだなあ、きっと。

でも、ダルビッシュの例のように、もうすでに不参加を表明してしまっていれば、彼のWBCでの活躍はないものとして語るしかない。

たとえば、宝くじを買った人が

If I won this lottery, I would buy a house.
(この宝くじ当たったら、一軒家買うなあ)

という文。ほぼ、無理だと思って仮定法過去を使ってはいるけれど、当たる可能性が100%ないとは限らないものね。(だから、買うわけだし!)

未来のことで100%と言いきれるものはほとんどないけど、あり得ないと断言できる証拠のようなものがある場合は(上記の例なら、不参加をすでに表明していること)仮定法過去完了を使うんですね。

今度のオリンピックはリオ・デ・ジャネイロでしたっけ?「もし次回オリンピックが東京で開催されていたら、私は毎日会場に見に行っていたのに」という文

If the next Olympics had been held in Tokyo, I would have been to the sites to see games every day.

ということになるのかな。




posted by Monterey at 12:53| Comment(2) | TOEIC・文法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月04日

whatever


駿台文庫の2013年実戦問題集にこんな問題が載っていました。

"Did you know that John is going to get married in August?" "Really? I talk to him now and then, but ________________________ that.

[about, anything, he's, never, said, whatever]


並べ替え問題です。

正解は

he's never said anything whatever about (that.)

この問題、私、間違ってしまいました。ポイントは
whatever

辞書によると、[通例否定・疑問文でany, noを伴った名詞の後でそれを強調して]少しの・・・も、少しでも

例文
I have no sense of directions whatever.[whatsoever]
(私はまったくの方向音痴です)

映画、ドラマで、whatsoeverは耳にします。

学校英語では習っていないと思うなあ・・・やはり、入試も、会話中心に変わってきたのね。良いことですね。(でも、whateverよりwhatsoeverのほうが聞く気がするけど、ここは、関係詞のwhateverと混同させようという意図も垣間見える。そこは、セコイ!)

自分では使ったことがなかったwhatsoever,今度使ってみたいです。


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2012年10月30日

know


ある出版物で、「真実がわかった」の英訳をI knew the truth.としていました。

I knew the truth.は、「真実がわかった」ではなく「真実をを知っていた」あるいは「真実がわかっていた」ではないの?と、私は首をかしげてしまいました。

以前、生徒さんの書いた「ご近所に新しい家族が引っ越してきたのを知った」という英文、I knew a new family moved into our neighborhood.を見て、I foundに訂正したことがありましたが、どちらのケースも、knewはダメだと信じて疑わない私。頑固になっているわけではないですよねえ。

ジーニアス大英和で調べると、

1.(状態動詞)知っている、理解している
2.(状態動詞)気付いている、自覚している
3.(状態動詞・動作動詞)知る、習得する
4.(状態動詞)認めている、確信している

など、「〜している」という状態動詞が圧倒的。唯一、3.に動作動詞があるのですが、例文が..., know your topic thoroughly.(トピックを知りつくしなさい)とKnow when to write out numerals.(数字をいつスペルアウトすべきか習得しなさい)

いずれも、命令文でした。もし、これがI knew my topic thoroughly.と過去形だったら、「私はトピックを知りつくしていた」であって、「私はトピックを(その瞬間)知りつくした」ではないと思うけどなあ・・・

それとも、3.の意味では動作動詞もあるようだから、I'm knowing my topic thoroughly.も、ありなのだろうか?馴染みませんよねえ・・・





posted by Monterey at 23:03| Comment(4) | TOEIC・文法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする