2010年09月10日

漢字が書けない


本日付けジャパンタイムズより

Wired youth forget how to write

(デジタル世代文字を忘れる)

というタイトル。

Like every Chinese child, Li Hanwei spent her school days memorizing thousands of intricate characters ...

(他の中国人の子どもたち同様、リー・ハンウェイは学校時代何千という複雑な漢字を暗記した)

当然ですが、漢字を覚えるのは、日本だけではないですよね。

Yet now 21 years old and a university student in Hong Kong, Li already finds that when she picks up a pen to write, the caracters for words as simple as "embarrased" have slipped from her mind.

(なのに、現在21歳の香港の大学生となったリーはすでに、ペンを手にとると、「恥」のような簡単な字でも度忘れしてしまう)

「度忘れ」にslip from one's mind ありましたねえ。とっさに、使えるようにしておかないと。つい最近、get/take ... off one's mindで、「(意図的に)...を頭から取り除く、忘れる」というのを取り上げましたが、そうだあ、意図しないのに、記憶から滑り落ちるときはslipだもんね。

このyet、ばっちもんがらさんが、ブログで触れていたyetですね。And yetでも、いいですよね。

リーさん、曰く

I can remember the shape, but I can't remember the strokes that you need to write it...It's a bit of a problem.

(形はわかっているんですが、細部があいまいで書けないんです。困っています)

この気持ち、わかります。私も先日、relative、の訳語を黒板に書こうと、「親」と書いて、「戚」の字があいまいになり、辞書で確認してしまいました。だいたいの形は、そりゃあ、覚えていましたが、中のほうが、どうなっていたっけなあ・・・と。

そういう時、英語でnot remember the strokes that you need to write kanjiね、なるほど。

「困っています」も、時々、英訳に手こずることがあります。I'm in trouble.では、「苦境に陥っている」みたいな大袈裟なかんじになる、と聞いたことがあるし、I have a problem.で逃げられないことも多いので。It's a problem.は簡単でいいや。

Surveys indicate the phenomenon dubbed "character amnesia" is widespread across China...

(調査によると、「漢字記憶喪失」と呼ばれるこの現象は中国全土に広がっていることが判明している)

日本だけじゃないですよねえ、この現象は。漢字保有国、みんなの問題ですね。しかも、タイトルにあるように、「若者」だけの問題でもなく、パソコン、ケータイメールを使うようになってしまった現代人、みんなにあてはまる問題ですよね。





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2010年09月03日

若づくり


ジャパンタイムズ木曜恒例バイリンガルページ。

母親が息子に買ってきたポロシャツを、息子が気に入らず、結局、父親が着ることに... 若づくりしているみたいで、こんなの着るのは恥ずかしいのだけれど... という状況の日本語会話と、その英訳です。

「最近の若い者は、けっこう趣味がうるさくて…」
「ああ、それで、お父さんに…。なかなかいいじゃないですか」

恥を忍んで、私の瞬間英作文を先に書きます。皆さんも、瞬間英作してみてください。

"Young people nowadays are really picky."
"Oh, that's why you are wearing it now. It looks nice on you.


では、ジャパンタイムスの英訳です。

"Young people these days have their own tastes."
"And the shirt went to his father! You look fine in it."


私が感心したのは、下線部。アカデミー賞でもOscar goes to ...とよく言ってるけど、こんなところでも、goが使えるのね。うん、便利。

「若づくりしているみたいで、いやなんだけどね」

「若づくり」は、きっとmake myself look youngerなんだろうな、と思ったのですが、全体を考えるのがめんどーになり、すぐ、新聞を確かめてしまいました。

Ifeel as if I'm trying to make myself look younger.

そうかあ。tryを忘れていた。このまま、そっくり覚えてしまおう。(って、若づくりしようとしなければ、使わないセリフ!?まあ、女性なら、会話に出てくる可能性は多いにあり得るから、覚えておいて損はない)

「家内は私にはバーゲン品しか買ってこないのに、息子にはブランド物を買ってくるんですよ。

バーゲン品、ブランド物の言い方に注目。

My wife buys name-brand goods for our son, but only bargain brands for me.

日本語の「ブランド」はa famous designer's brandなどと言うと、聞いたことがありましたが、name-brandでいいのね。辞書(ジーニアス)によると、「名の通ったブランド名、ブランド商品」となっていました。また、bargain brandなんていう表現も可能なんだあ、と私には発見でした。brandに「商標」のほか「種類」という意味があるんですね。

と、また、またこのページで勉強させていただきました。ただ、ひとつ、気になった表現も。

「よく、お似合いですよ。それに、そのブランド、今一番人気じゃありませんか」

の英訳。

No, it really suits you. Moreover, that brand is the most popular one nowadays.

私が気になったのは、moreover

以前ブログで書いたかもしれませんが、この副詞は、私が留学中に同級生から「会話では使わないほうがいい」とアドバイスを受けた言葉です。その同級生によると、この語は正式な文書で使われるものであり、会話の中で使っているのを耳にするのは、XX教授くらいだ」と。このXX教授はsnobとして悪名を得ていました。

辞書で確認してみると、ロングマンでは次のように

"Moreover" is very formanl and not common in spoken English. But you may see it used in a report. "Also" is a less formal way of adding a reason or idea. "Besides" is more informal and used especially to add a reason.

ということですので、「さらに、その上」と会話で使いたい時は、besides, alsoあたりが無難ではないかと思われます。(「ビジ英」では、On top of that,っていうのが、よく使われていますよね)


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2010年08月24日

オリンピックのためのマナー・キャンペーン


本日付けジャパンタイムズの記事より

タイトル
UK launches manners campaign for 2012 Games

(2012年オリンピックに向け、英国マナーキャンペーンを始動)

北京オリンピックのときに、公衆マナーがなっていないということで、政府がマナー向上に努めたというニュースをやっていましたが、イギリスもですか!?

記事によると、紳士の国と言われていたイギリスも最近めっきりマナーが悪くなっているとのこと。

たとえば、バス停で列を作らないとか、ゴミを道端に捨てるとか。3つ目の例がよくわからなかったのですが…

You get into stores where you're ignored, while two girls carry on chatting about the boys they dated last night.

(店に入っても無視され、女の子二人は前夜のデートの相手の話で夢中になっている)

って、この二人の少女とは、店員のことなんでしょうね?clerkと書いてくれないと、あいまいだ。


内容に戻って、

特に、ロンドンは

the British capital won the dubious accolade of "rudest city in Britain"

(イギリスの首都は「イギリスでもっとも失礼な市」という不名誉な称号をもらってしまった)

dubiousは「疑わしい、いかがわしい」という意味ですが、後ろに、肯定的な名詞を伴うと

a dubious honor/ distinction/ pleasure etc.: something that is actually bad or the opposite of an honor etc.

と逆の意味になるようです。

記事に戻ると、

London is braced for 1 million visitors during the Olympic Games

(ロンドンはオリンピック期間中百万人の人が訪れると見込まれており、それに備えている)

また寄り道

brace: 他動詞で[...に備えて]気を引き締める

The fresh wind braced me up.

(新鮮な風で気分がさわやかになった)


本題に戻って、

ある団体は、模範となる行動に賞状を贈っているそうです。どんな行動にかと言うと…「乗客に歌を歌ってあげたり、お菓子を配ったりする運転手。とても親切に手助けしてくれる郵便局員。アポの時間まで待っている人たちにお茶を出してくれる受付係」など。

お茶出しは日本では結構習慣になっているから特別のこととも思えないけど、運転手の例は楽しいなあ。ただし、歌が下手だったり、嫌いな歌だったりしたら、かえって、ハタ迷惑だったりすけど!

この団体の会長さんの話がステキでした。

"Smile, thank, say please," ... "I'd like to think when visitors get off their plane, there's a big welcome for them. The same with taxi drivers, in shops, in restaurants, pubs."

(「笑顔と、感謝と、丁寧な言葉」…「外国からやってきた人たちが飛行機からおりたとき、大歓迎で受け入れられてほしい。そして、それはタクシーの運転手も、店でも、レストランでも、パブでも同様だ」)

これは、なにも、「お客様」に限らず、常に、だれにでも、心がけたいところですね。

面白いのは、こんな注意も必要という個所

Never call a Canadian an American," "don't snap your fingers if you are with a Belgian--it may be interpreted as impolite" and "don't ask an Emirati whether they want bacon with their eggs"

(「カナダ人のことをアメリカ人とは絶対呼ばないように」「ベルギー人と一緒のときは指をならすことはしなように。失礼だと受け取られる」また「アラブ首長国連邦の人たちにベーコンエッグを食べたいかどうかは訊かないように」)

最後のベーコンエッグは、なんなんでしょう?ベーコンは豚肉ってことか。イスラム教徒に豚肉はタブーだ、ということか。

記事の最後は、外国からの訪問者のイギリスにおける経済効果に触れ、その意味でも、歓待することが重要と締めていました。

マナーの基本を考えさせられる気がしました。要するに、相手を思いやる気持ちですね。



























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2010年08月16日

左利き


本日付けジャパンタイムズに、leftiesの記事がありました。

オーストリアの左利き家系に生まれたアンドリアさんAndreaは不思議だったそうです。

Andrea, whose mother and husband were both lefties, started wondering why the trait--which tends to run in families and is thought to be genetic--was not reporduced in any of her three daughters.


(アンドリアは母親も夫も左利きだが、その傾向は家系に流れ遺伝的なものだと考えられているのに、なぜそれが彼女の3人の娘のだれ一人にも遺伝しなかったのかと不思議に思い始めた)

When she delved into studies on "the problem of lefties," she tried out some of the tests on her own girls and discovered they were indeed frustrated left-handers--but even more surprising, so was she.

(彼女は「左利きの問題」を探究し、自分の娘たちにテストを行なった。そしてわかったのは、実は娘たちは「なり損ない左利き」だということだった。しかし、さらにもっと驚いたのは彼女もそうであったということだ)

frustratedって、名詞の前に付けて(つまり限定用法で)<夢などが>頓挫した、という意味があるんですね。知りませんでした。ロングマンにはa frustrated poet/actor/dancerなど、「なりたかったけど、なれなかった」という形容詞の意味で載っていました。

でも、「なり損ないの左利き」って、どういうことだろう?自分も、そうであったことに気付かなかったって、どうして?

左利き傾向を持って生まれてきても、必ずしも左利きにはならないということは時々聞きます。でも、それは右利きのほうが便利と、親が判断して子供の左利きを矯正させてしまうからだと思っていました。

記事を読むにつれ、ぼんやりとわかったのは、強制的に圧力を加えなくても、子供は周囲の大人のやり方を見ていて、自分で無意識に左利き傾向を抑え右利きになっていくことがあるらしいということ。だから、本人も気が付かないことがあるということなのでしょうね。

アンドリアさんは、このような人たち(自分も含む)に生まれつきの左利きに戻すプログラムを作ったのだそうです。なぜなら、

natural lefties who have been converted to righties can suffer from problems of concentration, memory or learning because they have been thwarted from using their full potential.

(右利きに変更したが元々は左利きだった人たちは、集中力、記憶、学習などの問題を抱えることがある。なぜなら、持っている能力を抑えつけてしまっているからだ)

She confessed that she herself feels "more on the ball" and quicker in discussions since relearning to write with her left hand.

(彼女自身、左手で書けるように訓練し直してからというもの、より有能になった気がし、また討論においてもより敏腕に反応できるようになったと語る)

on the ball: 抜け目のない、有能な、すぐ役に立つ

If a child eats, waves or catches something spontaneously with the left hand, it is up to the adults to encourage the child to use the left hand

(もし子供が無意識に左手で何かをつかんだり、食べたり、手を振ったりしたら、その子の左手使用を促すかどうかは大人にかかっている)

「無意識に」というとき、日本語につられてunconsciouslyを使ってしまうけど、spontaneouslyという単語もあったかあ。こちらは「だれに勧められるわけでもなく、自発的に」という意味合いの単語ですよね。

英辞郎を見ると、

spontaneously begin to ... で「だれからともなく自然に...し始める」なんていうのが載っていて、使えそう!

記事に戻って…

左利き傾向を促すかどうかは、今でもむずかしい問題のようで、「不利」と感じる人も未だ多いようです。

それでも、左利きの人って、左脳が発達しているんじゃなかったでしたっけ?私はガチガチの右利き人間なので、ちょっと羨ましい気も!









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2010年07月12日

文化の違い


本日のジャパンタイムズのコラム(by Roger Pulvers)に、日本人の倫理観の話が載っていました。

このところ残業が続いているという相手

「ああ、お忙しいんですね」
「いえ、いえ」

と、こんな会話はよく聞かれますよね。

これを文字どおり英訳して

Oh, you're so busy.
No no


は、間違いだというのです。この真意を汲み取った訳は

Oh, you're really doing so much.
I wish it were true


になると。

そして

Japan may be one of the few countries where calling someone "busy" is a compliment.

(日本は人を「忙しい」と評することが褒め言葉になる数少ない国のひとつかもしれない)

と続きます。

作者が分析するに、日本語の「忙しい」は相手がどれほどの仕事をこなしたか、どれほど生産的かを表しているというわけです。

かつては西洋にもProtestant work ethicというものが存在していたけれども

This faith-based Calvinist idea is largely a thing of the past.

(この宗教観に基づくカルビン派的思想はかなり過去の産物になっている)

そういえば、ちょっと視点がずれるかもしれないけれど、以前、テレビ番組で、路行く人のストレスの量を測定しその反応をみるという実験を行なっていました。ストレス量が少ないと判定されると、ほとんどの日本人が「おかしいなあ。ストレスは、たまっているはずだけれど」と不可思議な、はたまた、不満にも思えるような反応を示したのでした。これに対し、外国からの訪問者、滞在者の場合、ストレスが少ないとの判定に「やったあ〜!」と喜ぶ人が多かったのでした。

これを学者が分析して、日本人は「ストレス高い」→「苦労に耐えてがんばっている」→「偉い」というイメージがあるのではないかとのことでした。そうかもね。

がんばる、といえば、このコラムでも、

To be less than 100 percent commited is a sign of unconscionable slackness--and giving your all is more important than how much you actually get done. This is the key to understading the ubiquitousness of the verb ganbaru (to keep grinding away: to never slack off) in its many forms.

(熱の入れ方が100未満だというのは非道徳的なさぼりの印であり--実際どれだけの結果を出したかよりも、どれだけ努力したかのほうがより重要なのである。これが、「がんばる」という動詞が様々な形であちこちに見受けられることを理解する鍵となる。(「がんばる」とはこつこつ仕事をすること、決して手を抜かないことの意)

儒教の教えかな?

皆さんは「お忙しいですね?」と言われたら、何とこたえますか?また、ストレスのレベルが低いと判定されたら嬉しいですか、不満ですか?

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2010年07月02日

The dust has settled


ワールドカップの「サムライジャパン」は日本中を興奮の渦に巻き込みましたね。最後はほんとに惜しかった。

日本チームへの応援熱は冷めつつありますが(The dust has settled)、大会自体はこれからが佳境。そんな中、ブラジルがベスト8入りを決めた対チリ戦の記事が私の注目をひきました。表現が実にカラフルだった。

AP通信より

As Brazil was dismantling Chile, a couple of fans delighted the crowd by parading around the stadium with two giant gold replicas of the World Cup trophy.

(ブラジルがチリを撃破したとき、二人のファンが大きなワールドカップのトロフィの複製品を二つ持って、スタジアムを行進してまわり、観客を沸かせた)

dismantle: 1.装備などを取り除かれる
2.分解する(「マントを除く」が語源なんですね)

Another three games like this and Brazil could be hoisting the real thing--yet again.

(あと3回このような試合をすれば、ブラジルは本物を掲げることができる。またしても)

yet gainで、「またしても」

Brazil's players were almost nonchalant after the victory as they shook hands exchaned hugs.

(ブラジル選手は勝利を手にしても、握手をかわし、抱き合いはしたものの、顔は冷静なままだった)

nonchalant冷淡な、平然とした

Who can blame them: reaching the later stages may as well be part of Brazil's World Cup itinerary.

(そんな彼らをだれが批判できろうだろう?後半のラウンドに進むのはブラジルにとってワールドカップの旅程の一部にすぎないのだから)

ブラジルは過去最多優勝国なんですよね。今回はどうでしょう?個人的には、マラドーナ監督の面白発言を聞きたいから、アルゼンチンにもがんばってもらいたいけど。



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あせってもしょうがない


ジャパンタイムズ木曜恒例バイリンガルページから、気になる表現をピックアップしました。

1.あせってもしょうがない

「まずは頼まれた仕事をきちんとやらなくちゃ」という言葉に「そうだね。あせってもしょうがない!」という状況。

これをジャパンタイムズは

It's no use making a fuss!

と訳していました。「あせる」を「大騒ぎする」というmake a fussとしていた点に注目!でした。

「しょうがない」は、私の場合

I can't help ...There's no other choiceで対応していましたが、It's no use ...ingもレパートリーに加えたいと思います。

2.競争にまける

お中元商戦のデパートは「早くしないと、競争に負けるんでしょうね」という話。

I guess they are in a hurry so they won't be left behind in the competition.

「競争で、遅れをとる」という訳。なるほど。

3.お買い得はどうしたのかしら?

お中元の話の続き。今年のうたい文句は「エコ」だと聞いて、「お買い得はどうしたのかしら?」とのつぶやき。

I wonder if they've forgotten the word "economical."

「どうしたのかしら?」→「忘れたのかしら?」なるほど。

そして、「お買い得」を「経済的」という発想も、「お持ち帰り」したいと思います。

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2010年06月14日

Walking in Japan


私が楽しみにしているトーマス・ディラン氏のコラムからです。

今週のテーマは、東京の道路事情。北海道のドライバーは他地域と比べてマナーが悪いという悪名が高いんです。残念ながら。しかし、他の地域のドライバーも、他国と比べると、決しておしとやか、とはいかないようです。ディラン氏はかつて東京の道を運転していましたが、なかなかこの国の道路事情に慣れることができなかった模様。しかも、車だけではなく、その他の乗り物にまで、苦労したらしい。

I used to get cut off by faith-riding motorbikes, scooters, and even bicyclists, the faith part being that they simply believe I would not hit them--so they crossed straight in front.

(信じきっているバイクやスクーターのライダー、それに、自転車に乗っている人にさえ、割り込まれたものだ。何を信じきっているかと言えば、私が彼らを決して轢いたりしないということ。それを単純に信じて前に割り込んでくる)

bicyclistsから後ろが、分詞構文になっているんですね。2文にして、The faith parth I meant here is ...などとするより、こちらのほうがずっとすっきりしていて、面白みが伝わってきます。自分では、なかなかこんな風に書けないけど。

ディラン氏今は車を捨てて歩行者専門になったとのこと。しかし、苦労はまだ続いている。

We pedestrians dodge/wait for them all. Our choices being: Step aside and let the bully pass; Or plow ahead and become roadkill. This second selection isn't very popular.

(我々歩行者はそれらすべて[車や電車]をかわしたり、待ったりする。我々の選択は二つにひとつ。脇によけていじめっ子が通り過ぎるのを待つか、または突き進み、路上の死骸になるか。後者の選択はあまり人気がない)

roadkillで、車に轢かれて死骸として放置されている動物のことをいう、と、ジャパンタイムズの記事から以前学びました。日本語には、これを一言で表す言葉ありませんよね。

夜道、傘をさしながら、そしてメールを打ちこみながら歩く女性と、狭い道ですれ違い、自分が壁に這いつくばったので、なんとか、互いに通ることができた話が紹介されていましたが、この「壁にはいつくばった」のところは、

I flattened against the wall.

なるほど。

Even odder are those hoofers who read books as they walk. One recently cut me off in the middle of a busy intersection, no less.

(もっとすごいのは、歩きながら本を読んでいるウォーカー。最近、ひとり往来の激しい交差点で私の前に割り込んできた。信じられない)

no less: まさか、うっそー(ジーニアスより)

no lessにそんな使い方あったんですね。知りませんでした。


He lowered his book just long enough to flash me a "How dare you!" glance of indignation.

(彼は本から目を離し、私をチラッと見た。しかし、「どこ見てんだあ?」という怒りの視線をこちらに投げかけるだけの時間は十分にあるチラだった)

歩きながら本を読む、に近いこと、私過去にやったことあります。実は。ラジ講座のテキスト買った帰り、チラチラ見ながら、家までの10分の道のりを歩いたことが…。もちろん、住宅街でしかも歩道を歩きましたよ。でも、no lessと言われちゃう行為ですねえ。





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2010年06月10日

こだわる


ジャパンタイムズ木曜恒例のバイリンガルページ。

今日のテーマは、日本語「こだわる」

1.変なことにこだわる

彼はいい人なんだけど、変なことにこだわるのがいやなの。

この文を目にしたとき、私の脳の「瞬間英作文システム」は「これって、5トレやラジ子さんのブログで度々登場するI like it when ...のパターンが使えるのでは?」と思いました。

だとすると、

He is a nice man, but I don't like it when he sticks to small things.


これだと、「彼にそういう傾向がある」というニュアンスが消えちゃうのかなあ…

ジャパンタイムズの訳は、


He's a nice guy, but he harps on about weired stuff, and I don't like it.

harp on[about,at,on,upon]: 繰り返し言う、くどくど言う

ジーニアスの例文は
She is always harping on (about) his faults.

(彼女は彼の欠点のことでいつもぐちばかりこぼしている)

harpにそんな意味があったんだあ。

よくわかんないのは、he harps on aboutとなっている点。onが副詞でatが前置詞ということか。でも、辞書の説明からすると、どちらか一方でもいいのかなあ?

2.食材にこだわっている

「当店は食材にこだわっておりまして」

ジャパンタイムズ訳

We're very particular with our ingredients

3.外見にこだわる

(自分の)外見にこだわってばかりいたら、人生は楽しくないでしょ?

ジャパンタイムズ訳

If you only worry about your appearance, life wouldn't be much fun, right?

もともと、「こだわる」は1.や3.の否定的な意味だったと思うのですが、そのうちに、2.のような肯定的意味でも使われるようになったのですよね。

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2010年05月31日

An ode to aging English teachers


日曜版ジャパンタイムズに隔週で楽しいコラムを載せてくれるトーマス・ディロン氏。今週も、楽しくて、ちょっぴり風刺のあるコラムでした。

今回は彼の友人の英語ネイティブ講師のお話。若い頃に来日し英語教師となる。結婚後、個人的に英語教室を開き、はや四半世紀以上がたつという状況。近頃の子供たちは本当の良さを知らない、と嘆く、この友人。

I mean, there's this younger guy two stations down, got his own little school.

(二駅先で若い男が個人経営の学校を開いたんだよね)

two stations downの表現、以前も見たことがあって、便利そうだなあと思った記憶があります。たしか、廊下で話していて「(その部屋は)二つ先の部屋です」みたいなセリフ。two doors aheadだったか、downだったか。きっとどちらでもいいんだろうな。the second door from here
でもいいかもしれないけど、それより、こちらの表現のほうが英語っぽいのかも。

また、こういう時、roomではなく、doorを使うんだあ、というのも興味深かったです。お隣さんをnext doorって言うしね。

それで、二駅先の若い先生の話。ディランさんの友人は嘆く。

He teaches song lyrics from Lady Gaga and so on, and the kids flock there. But I do the same with Bob Dylan. Tell me, who is bettr? Gaga or Dylan? You're a man of the world.

(彼はレディ・ギャガ[レディ・ガガって言うんですね。私もこの先生同様、流れについて行っていない〜]とかの歌詞を教えるんだよね。で、子供たちはその学校へこぞってやって来るんだ。でも、僕だって同じことやってるんだよ。ボブ・ディランで。どう思う?どっちがいい?ガガかディランか。君は世上に明るいだろ?)

a man [woman] of the world世間のことに明るい人

トーマス・ディラン氏も、彼と同年代。こんな弱気なアドバイスをする。

Ever think of slowing down? You know...Kicking back and sniffing the roses?

(もうそんなにアクセク働かなくてもいいんじゃない?少し自分の時間を持つことも大切さ)

stop and smell the rosesごたごたから解放される(ジーニアス)どなたかのブログ(たぶん、ばっちもんがらさん)で学んだ表現。ジーニアスの訳はイマイチですが、「立ち止まって、バラの匂いをかぐ余裕を持つ」というステキな表現ですよね。

友人。

"Quit? Me? But why quit when you've still got it?"
By "it" I think he means his mortgage.


(「辞める?僕が?なんで?まだまだだよ」
まだまだ、とは彼の住宅ローンのことではないのかな?)

"I'm not finished yet. Not by a long shot.

(僕はまだ終わってなんかいない。ま〜だまだだよ。)

not by a long shot
not at allの意味なんですね。

ここから、ディラン氏の筆は厳しくなります。ただし、これは友人が自ら吐露していたことなので、あしからず。

But he once lucked into the perfect situation. People paid for his services when he had no true services to offer. And he milked that into a living. Hundreds, if not thousands, of other gaijin did the same. But things changed. It's time to appreciate the good run he had.

(しかし彼はかつて幸運にも完璧な状況にあった。皆、彼の提供物に金を支払った。彼には提供すべきものなどなにもなかったというのに。彼はそれを巻き上げて生計をたてた。何百人という(何千人とまではいかなくても)そのくらいのガイジンが同じことをした。しかし、時代は変わった。自分が持っていた物のありがたみに気が付く時だ)

runがわからなかったけど、「売れ行き」とか「等級、種類」なんて意味がありました。そこらあたりかなあ。

再確認しておきますが、これは友人自身が、「昔は、座って頭に浮かんだことをしゃべっていれば、人は金を払ってくれた」と言っていたことを指しています。

準備なし、経験なしでも、ネイティブ・イングリッシュ・スピーカーだというだけで、お金が稼げるんですよねえ。また、恨みがましいことを書いちゃった!
















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2010年05月26日

Globish


本日付けジャパンタイムズより

タイトルは

English alive, well and spreading its reach as it becomes 'Globish'

(イングリッシュがグロビッシュになれば、すたれることなく、うまくその影響範囲を広げるだろう)→うまく訳せなかった


要するに、英語は英語ネイティブだけのものではなく、世界語として作り直せば、今以上に便利で共通語として生き残るだろう…というようなお話。

記事はロイター配信で、記者はMark Egan。話の中心はRobert McCrumという人の"Globish: How the English Language Became the World's Language"という本の内容です。

元々Globishという言葉はJean-Paul Nerriereという人が1995年に作り出した言葉だそうです。

創案者による、グロビッシュ語とは--語彙を少なくし(1500語くらい)文構造も単純化させ短文を組み合わせた英語。イディオムなどの表現は使わず、ニュアンスの違いは身振りなどで感じ取る。と、こんなかんじ。

こうして、できるだけ多くの人が簡単に習得できる仕組みを考えたのだそうです。

In Globish, you say "strange," not eerie, and avoid all jokes, humor and colorful expressions likely to be misunderstood.

(グロビッシュ語では、eerie(「キモ〜イ」とか、「へ〜ん!」と訳せばいいかな)は使わず、strange(奇妙な)を使い、誤解を受ける可能性のあるジョーク、ユーモア、豊かな表現はみな避ける)

なんだか味気ないですね。外国語学習の醍醐味が奪われる気がしますが、でも、ビジネスなど、とにかく通じればいいという世界では、このほうが単純明快でいいのかもしれません。そして、中学校教育では、このグロビッシュ語で十分かも。

面白いのは、次。

business-people looking for opportunities in places like China and India should learn Globish because even native English speakers will be at a disadvange withou it.

(中国やインドのような場所にチャンスを求めているビジネスマン/ウーマンはみなグロビッシュ語を学んだほうがよい。英語ネイティブだってグロビッシュ語を話さなければ不利になるのだから)

そうだ!英語ネイティブも、そのことに胡坐をかいていてはいけない時代なんだ!

次の文の文構造、ちょっと不思議。

People who seek an understanding of Globish need look no further than U.S. President Barack Obama, how he was raised and how the language he uses transcends borders,

この文の主部は下線を引いた部分、つまり、PeopleからGlobishまでだと思うのです。そして、needが助動詞、動詞がlookだと思うのです。

助動詞のneedは普通否定文(時に疑問文)で使うことになっているんですけど…辞書で確認すると

「純然たる否定文でなくても、意味的に否定であればneedの助動詞用法は可」で、例文としては

You need only ask him to pay the debt.

(君は彼に借金を払ってくれるよう頼みさえすればよい)以上ジーニアスより

つまり、「それ以上のことはしなくてもよい」ってことね。

ということで、上の文を訳すと

(グロビッシュ語を理解しようとする人はバラク・オバマ米大統領を見ればよい。(それ以上難しいことをすることはない)彼がどのように育ったか。彼の使う言葉がどのように国境を超えているのかを)

He is a classic case; raised by a mother from Kansas, lives in Hawaii and Indonesia and of Kenyan stock.

(彼はカンザス出身の母親に育てられ、ハワイとインドネシアで暮らし、祖先にケニア人を持つ、という典型的な例である)

stock: 家系、人種、先祖という意味があるんですね。

...it requires very little adaptation to make it universally intelligible,

(それ(オバマ氏の英語)は世界どこでも通用させるのに、(言いかえなどの)調整がほとんどいらない)

例の「イエス、ウイ・キャン」もどこでも通じるとのこと。

英語は元々様々な言語が混じり合って形成されていった言語なので、より柔軟で、外部の影響を受けて変わっていきやすいのだそうです。

記事は、McCrum氏の次の引用で締めくくっていました。

"all the evidence suggests...a century of steady linguistic evolution toward more use of Globish,"

(すべての証拠が、1世紀かけて、(英語が)よりグロビッシュ語の方向へと言語的進化を遂げてきていると物語っている)

英語ネイティブだけが、大きな顔をする時代は終わった!(って、かなり、恨みがましいかしら、私!?)







posted by Monterey at 23:25| Comment(7) | Japan Times | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月23日

男性も痩せたい症候群



ジャパンタイムズに記載された記事ですが、ロンドンの話のようです。

Tracy McVeigh

Fat is no longer just a feminist issue, since the number of men suffering problems with food and body image is rising fast, with experts suggesting that 40 percent of binge eaters and a quarter of anorexia and bulimia sufferers are male


(太ることへの恐れはもやは女性だけの問題ではない。食べ物と体型の問題に悩んでいる男性の数は急速に増えており、暴食の40%、そして拒食症、過食症を繰り返す人の4分の1が男性である)

anorexia(拒食症)とbulimia(過食症)のそれぞれ4分の1が男性なのかな?とも思ったのですが、それならeach of anorexia and bulimiaと書くはずではないか?と思いました。また、binge eaterbulimiaは同じようなものではないか、とも思ったので、両症状を繰り返す人と訳しました。そういう人がいると聞いたことがあります。

feministは普通「男女同権論者」のことでしょうが、この場合は、どう考えても「女性の」という形容詞として解釈しないと前後が通じなくなるので、そう訳しました。

Along with the rise in "manorexia" is the body dysmorphia condition of "bigorexia"--men who become ever more muscle-bound in their obsessive pursuit of the perfect six-pack body.

(食異常症の増加とともに、ビゴレクシア--つまり、完璧な6段に割れた腹筋をとりつかれたように追い求める永遠のボディビルダー--のようなディスモーフィアの症状が現れている)

注:dysmorphia自分の体が実際にはたくましいのに貧弱ではないかと慢性的に不安に思ってしまう精神障害--英辞郎

文法上、注目点二つ。

1. The body dysmorphia condition .... is along with the rise in ...
の倒置形らしい。

2. ever more
everが比較級を修飾して、「ますます、さらに、ずっと」という意味になるんですね。知りませんでした。でも、考えてみたら、everは何かを強調するためのものなんだから、今回はmoreを強めて、「ますます」となるのはうなづけます。


an ever larger scale of deforestation
(ますます大規模に進行する森林破壊)

ドキュメンタリ映画Super Size Meを見ていると、アメリカでは男女ともに、肥満の比率が年々増加しとどまるところを知らないような勢いだなと思いましたが、この記事を見ていると、イギリスでは、男女ともに痩せたい症候群が増えているってことなんですね。日本も同じかなあ。少なくても、異性の目を極めて気にする20代はそういう傾向があるのかもな。




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2010年05月09日

...くらい


ジャパンタイムズ恒例の日本語講座より。

今週は「…くらい」

1.ちょっと切ったくらいで大騒ぎしないでよ

指を切っちゃった。たいへんだ。と騒いでいる人への一言です。

私の瞬間英作文は

Don't make a fuss just because you cut your finger.

ジャパンタイムズ

Don't make a fuss over such a small injury.

私の英作では、you cutという表現がイマイチだなとは思ったけど、なるほど、overを使えばいいのかあ。

2.私だって、メールくらいできますよ

年配の女性がお孫さんにメールを送ろうとしているのを見て、「森さんもメールをやっているんですか」と感心されて、この一言。

私の訳

Sure I can do it!

ジャパンタイムズ

Even I know how to e-mail.

この英訳は納得しないなあ。「…くらい」をevenで表したようですが、これは、「私だって」の「だって」の部分の訳ですよねえ。「メールくらい」というのは、「メールのような簡単なものくらい」というニュアンスだと思うのです。だからI know how to do such a simple thing as e-mail.というのが、「くらい」の意味あいだと思うのです。でも、そんなに強い意味ではないから、忠実に訳さずsureof courseでとどめておくのがいいと思うなあ。

3.風邪くらいで休むなんて

芸がないですが、私の訳はワンパターンで

You shouldn't take a day off just because you have a cold.

ジャパンタイムズ

Don't take a day off just for a cold.

just forという発想は出てこなかったなあ。そうかあ。「〜のために」というforjustを付けて「〜のためだけで」ということね。納得です。

もうひとつ、別の話題。ワシントンポスト紙が鳩山さんをバカにした記事を掲載したことは、このブログでも、ちょっと触れましたが、その茶化した記事に、loopyという言葉が使われていて、日本では「バカな・愚かな」という英訳で紹介されていたようです。

実際のところ、ワシントンポスト紙はどのような意味あいで使ったのか?ワシントンポスト自身が、ご丁寧に説明するコラムを載せたようです。

この話は、鳩山さんの好き嫌いは別にして、日本人として気分のいいものではないと思います。(このブログとリンクしてもらっているMiyaguchiさんのご友人、TBSの金平特派員も、ワシントンポスト紙の資質を疑うとブログでおっしゃっていました。同感です。なので、あまり突っ込みたくもなかったのですが、純粋に、loopyの意味に興味があったので、触れちゃいます。

これは、in the loopの逆の意味だとのこと。つまり、「必要な情報をすべて得ている状態」の逆。ということは、「蚊帳の外」みたいな意味か。きつ〜い。in the loopの反対表現としては、out of the loopが俗語的ではない表現のようですよね。




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2010年04月20日

Japan falls fast from Obama's list


4月20日付けジャパンタイムズより

タイトル
Japan falls fast from Obama's list of priorities

(日本、オバマの優先順位から急降下)

ワシントンポスト紙でも、今回のサミットの最大の敗者は日本だと、叩かれていましたが、これはAFP-JJ通信の配信

記事は、まず鳩山氏が首相になったときのアメリカの歓待ぶりを指摘。そうですね、思い起こせば、彼は最初のホワイトハウスのゲストだった。クリントン国務長官の最初の外遊先が日本だったのは、まだ麻生氏が首相だったときかな?

とにかく、

What a difference a year makes.

(1年でこれだけ変化が起こるものだろうか)

と記事は続きます。

When Prime Minister Yukio Hatoyama came to Washington last week for a summit on nuclear sedcurity, his face time with Obama consisted of approaching him at dinner when the president asked guests to enjoy the food before the talks.

下線部を最初に目にしたとき、どういう文構造だろう?と、不思議でした。どう考えても動詞はconsisted以外あり得ないと思ったので、そうなると主語はhis face timeということになる。それで、face timeで辞書を引くと、ありました。

face time: 1.テレビへの顔だし(時間)2.(重要な人などとの)面会(時間)3.上司にアピールするための時間

ここでの意味は当然2番でしょうね。すると、全体の訳は

「鳩山首相が核安全保障サミットのため先週ワシントンを訪問した際、首相がオバマ氏と談話する機会を与えられたのは、大統領が来賓に話し合いの前に食事を楽しんでくださいと言ったディナーの席で大統領に歩み寄ったときだけである」

ということになるでしょうか。

隣の記事には、大統領が鳩山首相にCan you follow through?と尋ねたとの話も。follow throughはジーニアスによると「(約束)を完全に果たす」だそうで、鳩山さんに対するオバマさんの信用度はfreefall状態のようです。

このままいけば、またまた短命政権になりそう。日本の首相って、どうしてこうなんでしょう?それとも、支持率が低いのに、ずっと居座ってるという状況よりも、まし、なのかなあ?いや〜、政策を満足に実行に移すこともできなくなるし、オバマさんじゃないけど、周囲から相手にされなくなっちゃうよねえ。



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2010年04月16日

なかなか


木曜のジャパンタイムズ恒例「日本語講座」。今回は「なかなか」がテーマ。うまい英語訳だな、と感心したもの。

1.なかなかいない

「山田さんって、頭の回転がすごく速くて、ユーモアのセンスもいいね」に対して「うん、ああいう人は、なかなかいないよ」

ジャパンタイムズの英訳は

Yeah.There aren't many people like that.

シンプルだけど、うまいなと思いました。私の瞬間英作文ではIt's pretty hard to find a person like him.こちらより、ジャパンタイムズのほうが、よほど、簡潔で的を得ている。

ついでながら、「頭の回転がすごく速い」のところをMr. Yamada is a quick thinkerとしていたのだけれど、これでは、「あまり物事を考えずにすぐ行動をおこしてしまう人」という意味にはならないのかな?同意語辞典で調べてみたら、quick-wittedというのがよさそうだったけど…

quick-witted: able to understand things quickly and to say things that are funny and smart

次は、へぇ〜、こんなのもありなの?ってやつ。

2.なかなか来ない

「バス、なかなか来ないね」

私の瞬間訳は、わからなくて苦し紛れに、How much longer should we wait for the bus!?

ジャパンタイムズ

The bus is taking its sweet time.

in one's sweet time: 好きなように、勝手に(ジーニアス)

sweet timeというのは、私にはお初だったのですが、バスのような「意思」を持たないものにも、使える表現なのかなあ。ちなみに、英英(ロングマン)の定義は

to do something when you want to and in exactly the way that you want to, without caring whether other poeple approve

これに続く「タクシーが来たら、乗っていこうか」の訳がうまかった。

If a taxi come by, want to take it?

come byby 自分では、出てこないなあ。

以上、日本語講座より。


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2010年04月09日

あってこそ


本日のジャパンタイムズの日本語講座に掲載されていたフレーズのひとつ「〜あってこそ」。

たとえば、「つらいことがあってこそ笑顔になれるんだ」

これって、なかなか英語にするのが難しい。ジャパンタイムズでは、この日本語を二通りの英訳で説明していました。


AあってこそB

1. B precisely because there is A

2. There is no B without A

「つらいことがあってこそ笑顔になれるんだ」は

We are able to smile precisely because of the difficult times.

と訳していました。

もうひとつ「取材先との信頼関係あってこそのエピソードだ」

That was an episode that would never have happened without a strong bond of trust between the aide and the journalist




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2010年04月01日

死活問題


4月1日付けジャパンタイムズから気になる表現をピックアップしました。

1.旅館業界関係者は「禁煙になったら死活問題だ」と言っていた

「死活問題」 私だったら、どう訳すだろう?... is life-threateningかなあ。

ジャパンタイムズでは

people in the hotel industry, ..., said that prohibiting smoking would be a matter of life or death for their business

なるほど。


次の二つは、日本語に関するコラム(by Daniel Morales)から。今週は和製英語についてでした。

2.カメラマン

「カメラマン」という和製英語を、著者は、次のように説明していました。

the Japanese word kameraman can mean "cameraman" but more frequently refers to "photographer."

ってことは、英語のcameramanは「写真撮影する人」を意味しないということね?

というわけで、ロングマン英英辞典で確認しました。

cameraman: a man who operates a camera to film movies or television programs

ジーニアスには「報道カメラマン」の意味も載っているので、イギリスではその意味もあるのかもしれません。少なくても、北米では映画やテレビの撮影カメラマンのみを意味する模様。

3.タイミングよくボタンを押す

テレビゲームの説明に使われる日本語らしい。私の瞬間英作文は

Press the button adequately.

これでは、なにが適切なのか判然としませんね。ジャパンタイムズの訳


Press the button at the right time

簡単明瞭。こんな単純なフレーズも出てこないなんて、と、ちょっと落ち込むけど、気をとりなおして…

最後は社説で使用されていた英語のフレーズ。

4.Young people with disposable income

「使い捨ての収入」なんだから「貯めておく必要のない」「自由に使える」の意味なのだろうなあと、意味の察しはつきましたが、初めてお目にかかったフレーズだったので、新鮮でした。

実際ジーニアスに、「自由に使える」と載っていました。ロングマンではdisposable incomeで掲載。

disposable income: the amount of money you have left to spend after you hae paid your taxes, bills etc.

このbillsは公共料金等の支払いだけではなく、広く生活費と考えていいのかな。




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2010年03月25日

ズバリ


ジャパンタイムズより、使えそうな英語表現をピックアップしました。

1.ズバリ
週刊誌の吊り広告(hanging advertisement)に載っていたという「ズバリ!」を英語で表現すると...

No punches pulled

元々、pull one's punchesで「わざと効き目のないパンチを加える、手心を加える」辞書(ジーニアス)によると、通例否定文で用いられるそうです。

2.気がある
「気があると思われるといやだから、ホワイトデーにお返しはしなかった」
I didn't send him anything on White Day because I didn't want to send the message that I like him.

下線部の訳がうまいなあと思いました。(もうひとつのsend--「お返し」の意味に使っているけど、発送する場合のみ使う動詞かと思っていた…「贈る」の意味でも使えるのかなあ...)

3.国産物では満足できない
「国産物(のザッハトルテ)も買ってみたんだけど、ぜんぜん満足できないのよ」

I tried some Sachertorte made in Japan, but it wasn't as good.

as good as the one made in Viennaの省略なのでしょうが、こんな風にasをさりげなく、使えないなあ。

4.えらい
「高橋(大介)の偉大なところは、(大けがから)復帰しようと、必死につらい痛みに耐えて、努力したことだ」

To his credit, Takahashi worked through excruciating pain to get himself back in shape and ready to skate.

ジーニアスの例文
To her credit, Torrence didn't complain, didn't utter a syllable of discountent.

(トレンスの偉かったことは、不平を訴えなかったこと、一言も不満をもらさなかったことだ)

4.本音
「高橋は後に、本音を漏らした」

Takahashi showed his true colors afterward,

show one's true colorsには、「本性を表す」という悪い意味もあるようですね。ここでは、単に「本音」の意味だと思います。

5.貫禄勝ち
「白鵬は前頭四枚目の土佐豊を順当に倒した」

...it was business as usual for Hakuho as the yokozuna smothered fourth-ranked Tosayutaka

business as usual: 通常営業

面白い言い方だなと思いました。「通常通りの仕事をした」→「横綱として順当に勝った」→「労せず勝った」という論理は成り立つかなあ。成り立てば、「貫禄勝ち」の意味で使えそうだけど、無理があるかも。


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2010年03月21日

The Game of Death


タイトルが「死のゲーム」とはショッキングなのですが、これはフランスで実際放送されたテレビ番組。内容も、ショッキングでした。しかし、これは心理学的実験なのだそうです。

3月19日付けジャパンタイムズ

"The Game of Death" has all the trappings of a traditional television quiz show,

(「死のゲーム」は一見昔からあるテレビのクイズ番組の様相を呈している)

trappings: うわべの装飾

But the contestants did not know they were taking part in an experiement to find out whether TV could push them to outrageous lengths, and which has prompted comaprisons with the atrocities of Nazi Germany.

(しかし、参加者はテレビが常識的範囲を超えたところまで人を駆り立てることができるという実験に参加していることを知らされていなかった。この実験はさらにナチスドイツの惨劇との比較も試みている)

ということで、番組の参加者はごく普通のクイズ番組だと思って番組に参加。参加者はもう一人の「プレーヤー」(実際は番組の回し者の俳優)に出題し、プレーヤーが間違った場合「罰」として最大460ボルトまでの電気ショックを与えるというもの。プレーヤーは「もう勘弁して〜」"Let me go!"と叫ぶのだけれど、参加者は、司会者の要求に逆らえず、電圧を増していく。そして、プレーヤーは押し黙り、参加者の目の前で死ぬ。−−いくら実験でも、PTSDを患わないのだろうかあ…

80人の被験者のうち、途中でやめたwalk outしたのは16人だけで、後の人たちはプレーヤーが死を迎えるまでやり続けたそうです。

参加者の中にはユダヤ人で、自分の祖父母がナチスにより処刑されている人もいたそうです。彼女の談話。

Since I was a little girl, I have always asked myself why they (the Nazis) did it. How could they obey such orders? And there I was, obeying them myself.

(子供のころから私はいつも、なぜナチスはこんなことをしたのだろうと理解できませんでした。なぜみな命令に従ったのだろうかと。でも、今わかりました。自分自身が命令に従ったのですから)

先日、出てきたmodel onが記事に使われていました。

The experiment was modeled on a study at Yale University ...

(この実験はエール大学の…の研究方式に従っている)

この番組作成者たちは次のように警告しているという言葉で記事は終わっていました。

What it decides to abuse its power, (TV) can do anything to anybody, ... It has an absolutely terrifying power.

(テレビはその力を濫用しようと思えば、誰に対してどんなことでもできてしまう。…テレビは恐ろしいほど絶対的な力を持っている)




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2010年03月11日

What now for Mao?


オリンピックフィギュアスケートがらみで、過去二つブログを書いているのに、まだ、足りぬかあ!と怒られそうですが、今日のジャパンタイムズにとても良いコラム(記事内容と、英語表現の両方で)が掲載されていたので、紹介せずにはいられませんでした。

まず、出だしが、生き生きした英語表現でした。

It has been several days now, and the dust has settled,

(もう数日たっており、興奮も落ち着いてきたが)

the dust has settledというのは、舞い上がっていた砂埃りが、地面に落ちて静まった、というニュアンスですよね。実に光景が目に浮かぶ表現だと思いました。

It's not much of a stretch to say that two nations came to a standstill for ...

(二つの国民全体が...のためにテレビにくぎ付けとなったと言っても過言ではない)

テレビにくぎ付けはbe glued to the TVという表現をどこかの番組で習った気がします。ここでは、「静止状態となった」で表現していました。

「言いすぎではない」をnot much of a stretch to say thatですか。You can't say too much to say thatとかも、OKかなあ?

この後、キム選手と浅田選手がいかに歴史に残る素晴らしい演技を披露したか、どれほど皆を感動させてくれたか、とても真摯な表現で綴られていて、その文面にも感動しました。

Kim was elegance defined as she skated to near perfection,

definedがわからなかったのですが、「辞書の定義どおりの」つまり「文字どおり、絵に描いたような」という意味かと想像しました。だとすると

「キムはほぼ完ぺきなスケートを披露し、洗練そのものだった」

もうひとつ、疑問だったのが

演技直後のインタビュでマオちゃんが泣いたところに、言及して著者(Jack Gallagher)

I was thankful I was surrounded by a large group of people as I watched it, otherwise I might have lost it myself.

(テレビを見ていた時、そばに大勢の人がいてくれて良かったと感謝した。そうでなければ、私自身が泣いてしまっただろうと思う)

lose it oneselfという表現を辞書で見つけることができなかったのですが、文脈から、そんなかんじかなあと…

When you want something as bad as Mao did, and you come up short, it can be a bitter pill.

最初、badは、出来の悪さを言っているのかと思いましたが、wantと呼応しているのですから、「強く、死ぬほど」の意味ですよね。

(真央のようになにかを死ぬほど追い求め、そしてそれに手が届かなかったとしたら、それは(インタビュは)受けたくはないイヤなものになってしまう)

bitter pill: 耐えねばならないイヤな事(前も、ブログで出てきたなあ)

今後、ソチを狙うなら、マオちゃんには新しいコーチが必要だ、とGallagher氏は言う。実は彼はオリンピックが始まる、ずっと前から、そのことを指摘していた。タラソワコーチが家族の看病で、マオちゃんに付き添ってあげられないことや、選曲「鐘」も彼女にあっていないということなどを理由としてあげていました。

エキシビションの曲Capriccio No.24のほうがずっと、彼女に合っていると。あの衣装も、マオちゃんにあっているなあと私も思いました。そういえば、だれかも、エキシビションのマオちゃんは色っぽかった、と言っていたなあ。

トリプル・トゥロープの失敗の話で、マオちゃん本人が予想外だったと言って、次のように説明していました。

My mind wavered at the end, and it translated into mistakes.

(ためらう気持ちがあって、それがミスにつながりました)

translatetransで始まっているのだから「移動する」の意味があって、まったく不思議はないけれど、自分では、こんな風に使えない。辞書で確認してみると、「結果として、なにかが生じる」という意味なんですね。




posted by Monterey at 16:15| Comment(4) | Japan Times | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする